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2019/05/20 17:31
ミュージカル『赤毛のアン』主演・田中れいな、5代目アンのモー娘。先輩・高橋愛の「れいならしくやれば大丈夫」に勇気づけられる
元モーニング娘。で女優の田中れいな(29歳)が29日、渋谷・マウントレーニアホールで“エステー2万人の鼓動 TOURSミュージカル「赤毛のアン」2019”の制作記者発表会に出席した。同舞台で主人公のアンを演じる田中は「私にしかできないアンを演じたい」を意気込みを語った。
TOURSミュージカルは98年の初上演から今年で22年目。全席無料招待で公演を行い、2001年からは全国で出演者オーディションを実施、ミュージカルの良さを広め続けている。『赤毛のアン』は2003年から17度目の上演となり、過去には山川恵里佳、華原朋美、島谷ひとみ、神田沙也加、高橋愛、上白石萌音、上白石萌歌、美山加恋がアンを演じてきた。
アン役を演じることが決まったときの感想は「私でいいんですか!?」だったという田中。「世間のイメージ的に“(田中れいなが)アンって!?”みたいに言われるんじゃないかと思って。実際、友達から“面白いじゃん!”って言われたけど…面白いって何?(笑)。田中れいなに可愛らしい純粋な女の子のイメージって全然無いんだろうな…」と自虐交じりに語りつつ、「でも選んでいただいたからには、それを覆せるようなアンができたらいいなと思います」と意気込んだ。
2013年、2014年にはモー娘。の先輩である高橋愛が5代目のアンを演じている。「愛ちゃんからは、会う度に“れいななら大丈夫だよ! れいならしくやりな! れいならしくやったら絶対大丈夫だから! イエイ!”って。“イエイ”は言わないですけど(笑)とそういうテンションで言ってくれて。愛ちゃんがそう言ってくれるなら大丈夫かなって。すごく信頼を置いてるので、頑張りたいです」と、高橋の言葉に勇気づけられたようだ。
アンと自身が似ているところについては「全部を真に受けて、感情を隠さずに、顔、身体の全部で表すところ」という田中。アンを演じるにあたっても「台詞の裏を考えるより、思ったことを手先、足先から身体全部で表現したい」と語った。
なおこの日は、今回の「赤毛のアン」の新CMも初公開。“田中れいなのファン”を公言してはばからない、エグゼクティブクリエイティブディレクターの鹿毛康司氏(エステー株式会社・執行役)が「れいなファンびっくりするような、喜ぶものを作った」と自信を見せる作品で、実際、TikTok風に田中の様々な表情やダンスが観られるキュートなCMだ。完成版を見た田中は「手足が短すぎて、ちっちゃい人形が踊っているみたいで面白い」と笑顔を見せていた。
“エステー2万人の鼓動 TOURSミュージカル「赤毛のアン」2019”は、8月17日〜8月29日まで、8都市10公演を実施。計15000人を招待するチケットプレゼントキャンペーンが公式ホームページにてスタートしている。