野性爆弾くっきーのミュージカル『ベンジャミンボーナスのルーツ〜はじまりはいつも雨〜』が11日、東京・ルミネtheよしもとで開催。同舞台に『野性爆弾のザ・ワールド チャネリング』（Amazon Prime Video）でくっきーを翻弄した“ピンク”こと彩川ひなのが、ゲストとして出演し、そのインパクトとハートの強さで笑いを巻き起こした。

　今回のイベントは、くっきー扮する世界的音楽プロデューサーを自称する大富豪ベンジャミンボーナスの過去に迫まる内容。ベンジャミンボーナスの側近、通訳のアダチ（安達健太郎）と謎の少年カルキン（ハブサービス）との出会いも明らかになる、異色のミュージカルだ。その舞台に彩川はピンクのポリス衣装で登場。物語の転換部分となる随所で重要な役割を果たした。

　ルミネtheよしもと初登場となる彩川は、野性爆弾くっきーさえも「お前とは絡まんようにしとこ」と音を上げるほど自由に絡んでくる“ヤバイタレント”。『野性爆弾のザ・ワールド チャネリング』でその異才が開花したが、前評判通りの強烈なインパクトと、そのハートの強さを見せつけ観客を笑いへと引き込んでいく。最後のくっきーとのフリートークでは、彩川がサプライズでくっきーにバースデープレゼントを渡すも、舞台袖に投げすてられる一幕も。そんなやりとりからは二人の仲の良さもうかがえた。

　今回の出演について彩川は「ちょぴーーーっと不安なことがあってネ……。ちょぴっとネ　お笑いが大好きな観に来てくださったひなファン以外のみなさまにひなを受け入れてもらえるか。なんだけど………。んもーーーーーっっっっぜんっっぜんそんな不安なくてだいじょーぶだったっ」舞台の感想をブログで報告。今後、本格的にルミネtheよしもとデビューの可能性も感じさせた。