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2019/04/02 20:01

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『第十三回声優アワード 新人発掘オーディション』合格 秋田県出身の20歳・大野海夏太さん「ハリウッド俳優の持ち役が夢」

『第十三回声優アワード 新人発掘オーディション』の合格者・大野海夏太さん(C)Deview
『第十三回声優アワード 新人発掘オーディション』の合格者・大野海夏太さん(C)Deview

 才能ある声優の卵を発掘・育成する『第十三回声優アワード 新人発掘オーディション』が、今年も文化放送メディアプラスホールにて3月9日に開催された。1000通を超える応募者のなかから最終選考に出場した38名のうち、25名の声優の卵たちに声優事務所のスカウトの札が上がった。今回5社からのスカウトを受けたのは、秋田県出身の20歳・大野海夏太(おおの・かなた)さん。洋画吹き替えもできる声優を志望し、「ハリウッド俳優の持ち役が欲しい」と意気込みを語った。

 『声優アワード 新人発掘オーディション』は、年度毎に印象に残る活躍をした声優を称える『声優アワード』の誕生とともに産声をあげ、今年12回目の開催。当日は事前に行われた声優事務所による一次選考を通過した38名が集結。同日に名だたる声優が登壇する『第十二回声優アワード』授賞式と同じステージを使い、自己PR・テキストリーディング・2人1組での掛け合い台詞・質疑応答の審査を実施。そして、最終的に27社の参加声優事務所によるスカウトが行われた。

 緊張のあまり「前日に一睡もできないまま本番に臨みました」という大野さん。「失敗を怖がらずに、今出来る全力を出し切ろう」と審査に臨み、ステージでは、持参した鳥のぬいぐるみのキンタくんを相手に一人で掛け合いを演じ切った。「キンタくんは私物です。オーディション対策の先生と相談しているときに、キンタ君で腹話術をしたのが最初で、徐々に改良しました。最初はキンタくんの声は高かったんですけど、“ハードボイルドなほうが面白い”ということで、今日の完成形になりました」と、教えてくれた。

 声優を目指したのは、小さい時に父と観た吹き替えの映画。「『マスク』のジム・キャリーの吹き替えを山寺宏一さんが演じていらして、“とんでもないことをしてる!”って声優の仕事に惹かれていきました」。そして、進路として演技を教えてくれる専門学校を選び、「最初は遊びの延長線上で入学した感じだったんですけど、周りにはいろんなキャラ、いろんな声を出せるヤツがいて。すごく楽しいところに来たな、ガチで声優になろうと」本気で声優を目指し、今回のチャンスをゲットした。

 将来の目標は洋画の吹き替えも出来る声優。「ハリウッドのこの俳優には僕、という持ち役がほしいです。洋画や洋ドラが好きなのでアメコミのヒーロー役をやりたいです。そして、ずっと芝居好きで生きていきたいですし、できるだけ長く声優の仕事を続けたいと思っています」と語った。

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  • 『第十三回声優アワード 新人発掘オーディション』の合格者・大野海夏太さん(C)Deview

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  • 『第十三回声優アワード 新人発掘オーディション』の合格者・大野海夏太さん(C)Deview

  • 『第十三回声優アワード 新人発掘オーディション』の合格者。左から大野海夏太さん、高橋尚子さん、成橋円さん(C)Deview

  

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