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2019/01/15 11:51
18歳の女優・山田杏奈、初写真集「自分のことがちょっと好きになれた」
映画『ミスミソウ』やドラマ『幸色のワンルーム』で主演を務め、「ロッテ・ガーナミルクチョコレート」のCMキャラクターとしても話題の若手注目女優・山田杏奈が、18歳の誕生日である1月8日にファースト写真集『PLANET NINE』(東京ニュース通信社刊)を発売。これを記念したイベントが14日に福家書店新宿サブナード店にて行われた。
写真集を手にした山田は「写真のセレクトなどにも立ち会わせてもらって、スタッフさんと一緒に作り上げていく感じがしました。実際に出来上がった本を見て、お仕事をしてきた集大成というか、今まで積み重ねてきたものを切り取ってもらえた写真集になったなと思います」と満足げに語った。
タイのバンコク、パタヤ、ラン島でロケ撮影を行い、現地の空気感もたっぷり盛り込まれている。「タイ料理が本当に大好きで、それもあってタイに決めたというのもあるんですけど(笑)。向こうで食べた料理がどれもおいしくて、全部タイ料理だったら飽きるかなと思っていたのですが、毎食おいしく食べていました。特にカオマンガイが一番好きでしたね」とタイの旅もしっかり満喫したようだ。
なお今回は水着撮影初挑戦。「衣装合わせのときが一番恥ずかしかったんですが、タイの海で撮っているときは、恥ずかしさよりも楽しさのほうが勝っていました。プライベートでは海やプールに行ったりする機会がないんですけど、お仕事として行けたのはすごく楽しかったです」と、撮影を楽しむ余裕を見せつつも「水着の撮影はやったことがなかったので、自分では分かっていても、写真として撮られたものが本に載っている、世に出ているというのはまだ不思議な感じです」と素直な感想を語った。
現在18歳の高校3年生だけに「制服を着た写真」には特別な思いも。「高校生のタイミングで制服を着た写真を撮ってもらえたことと、光が当たって上を見上げている感じが、この先につながる、これからの覚悟みたいなものを切り取ってもらえた気がしています」と、お気に入りの一枚として紹介した。
「写真集に点数を付けるなら?」という質問には、「100点満点で、200点!!」と山田。「全部が私の力ではない」と前置きしつつ「私は自分のことがそんなに好きだと思えないんですけど、この写真集を見て、今までで一番自分のことを肯定的に見られました。いろんな姿を引き出してもらって、自分のことがちょっと好きになれたので、完成させてくれたスタッフさんへの感謝も含めて200点です」と笑顔を見せた。
自分を見つめ直すきっかけになった写真集。新たな発見もあったようだ。「ふとした表情を撮られていることが多くて、私の母は『よく見ている普段の顔』だと言っていました。自分なりに意識している顔を使われることが多かったので、そうじゃない部分をこの写真集で初めて見られた感じがします。自分でもいろんな面があるんだなと思って自分が好きになりました」と改めて、写真集撮影がプラスの経験になったことを明かした。
今春には高校を卒業するが、今後は「大学に進学せず、女優のお仕事一本でやっていく決意をしました」と進路を定めている。「簡単なことではないし、やりたいだけではやっていけない仕事だなと常々思っているので、いろんな先輩のお仕事を見習って、勉強する姿勢を持ち続ける女優さんでありたいなと思っています」と意気込みを語った。
出演映画の公開も控え、2019年も女優としての飛躍が期待される山田。「これまで年上の方とお芝居をさせてもらうことが多かったので、そういうところで勉強させてもらったことも活かしつつ、同年代の子と学園ドラマにも挑戦していきたいです」と、目標を語った。
■山田杏奈(やまだ・あんな)
2001年1月8日生まれ、埼玉県出身。山羊座。A型。「ちゃおガール2011☆オーディション」にてグランプリを受賞し、デビュー。2015年に放映されたスマホゲーム「城とドラゴン」のCMでは透明感のあるのびやかな歌声を披露し、一躍話題の美少女として注目を浴びる。2016年に宮藤官九郎監督の「TOOYOUNGTODIE!若くして死ぬ」で実写映画初出演。連続ドラマW「北斗-ある殺人者の回心-」(WOWOW)、連続ドラマW「アキラとあきら」(WOWOW)、ドラマ「先に生まれただけの僕」(日本テレビ系)、映画「あゝ荒野」(公開)など多数の映像作品に出演。2018年は、初主演映画「ミスミソウ」が公開され、ドラマ「幸色のワンルーム」(ABCほか)にてドラマ初主演を飾る。そのほかにも映画「私に××しなさい!」、連続ドラマW「イアリー見えない顔」、連続ドラマW「コールドケース2〜真実の扉〜」(以上、WOWOW)、「グッド・ドクター」(フジテレビ系)などにも出演。CM「ロッテ・ガーナ」のイメージキャラクターも務める。2019年には、映画「21世紀の女の子」など公開待機作も多数控えている。アミューズ所属。