18歳の女優・祷キララ（いのり・きらら)が、15日に放送されたドラマ『さくらの親子丼2』（東海テレビ／フジテレビ土曜23時40分〜)第3話で存在感を発揮し、注目を集めている。

　ドラマ『さくらの親子丼2』は、複雑な家庭環境を抱える子供たちが入居するシェルター『ハチドリの家』を舞台に繰り広げられるヒューマンドラマ。15日放送の第3話は、祷が演じる頭脳明晰な少女「小宮山詩」を中心としたストーリー。肉親に対しての憎悪を抱え、無愛想で不器用な性格の詩が、真矢みき演じる「九十九さくら」ら周囲の人間に少しずつ心を開いていく様を熱演した。

　祷キララは、2000年生まれ大阪府出身。2010年にロックバンド・神聖かまってちゃんの楽曲「夕方のピアノ」のミュージックビデオに出演すると、同年10歳にして映画「堀川中立売」で女優デビュー。様々な映画作品に出演するなか、2016年に「ミスiD2016」選考委員個人賞を受賞。翌年にはBIGBANG、WINNER、iKON、BLACKPINK、チェ・ジウ、カン・ドンウォンなど、全世界で活躍するスターを擁する「YG ENTERTAINMENT」の日本法人「YG ENTERTAINMENT JAPAN」に所属した。

　その後、大塚食品「MATCH」のTVCM、「痛快TV スカッとジャパン」（フジテレビ）「トーキョーエイリアンブラザーズ」（NTV系列、7月期ドラマ）出演など活躍の場を広げ、2019年2月には松居大悟が手がける舞台「みみばしる」、春には伊坂幸太郎原作の映画「アイネクライネナハトムジーク」への出演が決定している。

　際立つクールビューティな風貌と、高い演技力を備えた若手個性派女優・祷キララの活躍に期待したい。