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2018/12/13 22:24
仮面女子・川村虹花、RIZIN参戦決定 アイドルと格闘技選手の両方でさいたまスーパーアリーナに立つ唯一の存在に
最強の地下アイドル「仮面女子」のメンバー・川村虹花(22歳)が、大みそかの総合格闘技イベント『Cygames presents RIZIN 平成最後のやれんのか!』(さいたまスーパーアリーナ)に出場することが13日、発表された。川村は、2015年11月23日に仮面女子としてさいたまスーパーアリーナでワンマンライブのステージに立っており、アイドル、格闘技選手の両方でさいたまスーパーアリーナに立つ唯一無二の存在となる。
川村は、昨年12月にデビュー戦を勝利で飾り、現在プロ戦は4戦2勝2敗。RIZINの榊原信行委員長は「実力としては出られるレベルじゃない」としつつ、川村の「気持ちの部分」を評価。「僕らにもリスクがある。ファンから『ふざけてるのか』と言われるだろう」と正直に話す一方で、「対戦相手は、KRAZY BEEのai選手。普通だったら負ける。でも何があるかわからないのが格闘技。数%の可能性を引き当ててほしい。彼女にしか伝えられない格闘技がある」と激励の言葉を送った。
大みそか夜の『RIZIN.14』では、ボクシングの元世界5階級制覇王者で50戦無敗のフロイド・メイウェザーと、同じく無敗の天才キックボクサー・那須川天心のスペシャルチャレンジバウト。『RIZIN.11』でRENAを倒し“ジョシカク(女子格闘技)”の新女王となった浅倉カンナが、浜崎朱加とRIZIN女子スーパーアトム級初代王者のベルトを賭けて一騎打ちするなど、豪華カードが並ぶ。
大みそかの午前中に追加された大会『Cygames presents RIZIN 平成最後のやれんのか!』の第1試合に出場予定の川村は「今は夢のような気持ちでフワフワしてる」と感無量の表情。ファンからの大歓声の後押しを受けると「格闘技を生で観て感動して、目標に向かって練習を重ねてきました。『アイドル、頑張ってるじゃん』と言われるような選手になりたい」と言葉に力を込めた。
なお対戦相手に決まったあいは「大晦日のRIZINという舞台に出場させていただけること大変嬉しく思っております。本当にありがとうございます。AbemaTVの『格闘代理戦争』というリアリティ番組で、ノリさんからKRAZY BEEとして推薦していただき始まった、私のMMA人生です。大勢の皆様への感謝の気持ちを胸に、もう一度戦うことを決意致しました。応援のほど宜しくお願い申し上げます」とコメントしている。