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2018/10/24 00:08
吉沢亮、新木優子、Nissyがハロウィーン風衣装で”トリコダンス”を生披露『あのコの、トリコ。』大ヒット御礼舞台挨拶
俳優の吉沢亮と女優の新木優子が23日、都内で行われた映画『あのコの、トリコ。』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇。同映画の主題歌『トリコ』を担当したNissy(西島隆弘/AAA)がサプライズゲストとして登場し、3人で"トリコダンス"を披露した。
白石ユキの同名マンガを実写映画化した本作は、主人公の地味で冴えないメガネ男子・頼(吉沢亮)が、大好きな"あのコ"雫(新木優子)のためにカッコ良く変わっていく様と、頼、雫、昴(杉野遥亮)の幼なじみ3人が、恋と夢を追いかける姿を描くシンデレラ・ラブストーリー。
ハロウィーンも近いということで、この日の舞台挨拶には、それぞれハロウィーンをイメージした衣装と仮装アイテムを身に着けて登場。吉沢が「角、生やしちゃいました」と無邪気な笑顔を見せると、客席からは「可愛い〜〜!!」と黄色い歓声が響き渡る。
映画公開にあたり、北九州、神戸、大阪、北海道など、全国を飛び回って舞台挨拶を実施した吉沢は、「こんだけ舞台挨拶をさせてもらった作品は、もしかしたら初めてかもしれない」としみじみ。続けて「この映画を楽しみにしてくれている方の表情を直接見られるというのはありがたいことですし、地方によってお客さんの温度差とかも違ったりして、やっていて楽しかった」と振り返る。新木も「熱量も違いましたし、関西弁をしゃべらせていただいたりして、盛り上がってくださいました」とニッコリ。
すると、MCから方言での挨拶をリクエストされ、「今日の日をめっちゃ楽しみにしててん。吉沢亮やで〜」(吉沢)、「めっちゃ楽しみにしてたで!」(新木)と方言を披露し、場を盛り上げる。
そして、同映画の主題歌『トリコ』を担当したNissyがサプライズで登場。会場が大歓声に包まれる中、主演の吉沢へ花束のプレゼントを渡し、熱い抱擁と握手を交わす。主題歌『トリコ』に関して、吉沢は「『あのコの、トリコ。』という映画のポジティブさや可愛らしさと完璧に表現してくださっていて。この曲を聴きに、このエンドロールを観るだけでも、この映画を観る価値があるんじゃないかと思うくらい素晴らしい曲でした」と絶賛。
同曲のミュージックビデオにも出演している新木は、「いろんな反響をいただけて嬉しかった」と話し、「(MVでは)映画の世界観とはまた違った世界観を表現できたのかなと思います」とコメント。そんな新木に対してNissyは、「撮影中、終始可愛らしくて。どうすることもできないんですけど、"もう、どうしようかな〜”って思っちゃいました」と興奮気味に語り、笑いを誘う。
同映画を観た感想について、Nissyは「芸能の世界の細かな部分がすごくリアルだなって思いました。でも、3人の関係性、友情と恋愛の部分とかはファンタジックに描かれていて。その感じが僕からすると新鮮でもありました」と感想を述べる。さらに「(頼と昴が)雫を渡す、渡さないみたいな、バスケットをやりながらの1カットのあそこはクゥ〜って痺れるなって思いましたし、お二方の告白のシーンもグっときたし、最初の雫ちゃんのパッと来てサッっていうスローモーションのシーンもすごく素敵だった!!」と独特の言い回しで映画の見どころを表現。
吉沢は思わず「擬音がすごい(笑)」と顔をほころばせつつ、「芸能界の裏側というか、その部分に関しては、僕たちもすごくこだわって撮っていたシーンでもあったので、すごく嬉しい」と喜びを噛み締めると、新木も「熱量がすごく伝わってきました(笑)。初めて(Nissyから)映画の感想をお聞きすることができたので嬉しかったです」と吐露。そして、「久しぶりの公の場」ということで、緊張のためか、その後も早口になっていたNissyは、「すごい早口ですみません(苦笑)。緊張している鼓動のテンポでしゃべってます」と告白し、再び会場を笑わせた。
また、Nissyは同曲について、「1番と2番の歌詞では、3人の関係性とかストーリー展開とかをちょっと変えた形で書かせていただいていたので、そこらへんが、その後の3人の関係性とかのエピソードが描かれているエンドロールとリンクしている部分があって、僕としては嬉しかった」とコメント。そんな主題歌に対し、宮脇監督は「想像以上のものが出来上がってきた」と明かし、『あのコの、トリコ。』の世界観を踏まえ上で、その世界観をさらに一つ大きくしてくれたような曲だな思う。本当に感謝しています」と想いの丈を伝えた。
そして、吉沢と新木、Nissyの3人で『トリコ』に合わせて踊る"トリコダンス"に挑戦。吉沢とNissyが新木の両端に立ち、3人でのスペシャルバージョンで披露された"トリコダンス"に、会場のボルテージも一気に上昇。吉沢は「3人で踊らせていただくのは初めてですし、コレはなかなかレアですよね」と語り、新木は「間違えないようにしなきゃ!って、舞台挨拶の中で一番緊張しました。でも、楽しかったです」と胸をなでおろす。Nissyも「まさか3人でやるとは思わなかったので嬉しい!」と満面の笑みを浮かべる。
最後に吉沢は「『トリコ』のMVを観てテンションが上がって、また観に行っちゃおうかな?っていうような、そんな幸せなループをみなさんがしてくれたら嬉しい。見どころがたくさんある映画だと思うので、いろんなところに注目しながら、また劇場に足を運んでいただけると嬉しいです」とアピールし、舞台挨拶を締めた。
なお、オーディションサイト『Deview/デビュー』では、本作で主演を務めた吉沢亮のインタビューを掲載中。本作のみどころや役作りで心がけたこと、撮影エピソードなどを語っている。