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2018/09/16 19:34

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『この世界の片隅に』ヒロインで大注目の新進女優・松本穂香、「より貪欲にもっと強くなりたい」と決意を明かす

1st PHOTO BOOK『negative pop』発売記念お渡し会を実施した松本穂香(C)Deview
1st PHOTO BOOK『negative pop』発売記念お渡し会を実施した松本穂香(C)Deview

 TBS系日曜劇場『この世界の片隅に』のヒロイン・すず役で注目を集める女優・松本穂香が、16日に都内にて、1st PHOTO BOOK『negative pop』発売記念お渡し会を実施した。

 2017年にNHK 連続テレビ小説『ひよっこ』の青天目澄子役をはじめ、auのCM「意識高すぎ!高杉くん』シリーズ、映画『恋は雨上がりのように』などに出演。さらに今夏には、約3,000人のオーディションを勝ち抜き、TBS系日曜ドラマ『この世界の片隅に』でヒロイン役に大抜擢されるなど、今最もブレイクが期待されている女優の一人。

 本作は、写真家・丸谷嘉長が1年にわり松本の素顔を撮りためてきたWebフォト連載『NegativePop』をまとめたもので、日常の風景の中に佇みながらも、圧倒的な存在感を放つ松本の強い個性が鮮やかにあふれ出している。

 完成した1st PHOTO BOOKを手にした松本は、「こんなに撮ったんだなって思いました」と感想を述べ、「毎月、丸谷さんにテーマを頂いて。それを事前に自分で考えつつも、カメラの前に立ったら何も考えないで動くっていうことをいつも意識してやっていました」と振り返る。

 そして、「テーマごとに見ると出てくる表情がぜんぜん違うし、1冊にまとまっているとより分かりやすくなっているなと。1年を通して、顔つきが変わったり、髪型や髪色など、そのときにやっている作品によって変わってくるので、自分の1年が見れる1冊にもなっています」と述べ、「最後はちょっと何かがとれた表情になっている。もやもやしている時期とかもいっぱいあって、そういう、いい部分も悪い部分もちゃんと写っているのかなと思います」とコメント。
 
 本作の出来栄えを聞かれると、悩みながらも「これからの期待を込めて71点。残りの29点は、100点というゴールを決めないでもっと上を目指したいので」と自己採点。これからの自身のテーマについては「ネバーギブアップ。一生懸命頑張りたい」と決意を新たにした。

 "HELP"というテーマの写真からスタートしている本作。同テーマを撮影した際のことを振り返りつつ、「『ひよっこ』をやっているときだったと思うんですが、もともと私は写真が得意な人間ではなくて。『ひよっこ』で一緒だった佐久間由衣ちゃんがモデル出身で、一緒にお芝居をしていると、私には足りないものをもっているなと感じていて。感覚でちゃんとお芝居をしているというか、それってモデルさんのお仕事から得たものなのかなって勝手に思ったりしていて。そういうのを持っているって強いなと思ったので、"写真ちょっと興味あります"というところから始まりました」と吐露。

 本作には、松本自身によるコラムのほか、『ひよっこ』で共演した有村架純や佐久間由衣など、松本を知る12名のクリエイターからのコメントも収録されており、「(コメントを読んで)号泣した」と話した松本。「『この世界の片隅に』の撮影が大変な時期で、不安な部分もたくさんある状態のときに、土井さん(『この世界の片隅に』監督)や有村さんの言葉を読んで、私が思っていた以上に、みんな私のことを見てくれていて、支えてくれているんだというのを感じて、すごく勇気づけられました」と胸の内を明かした。

 この日、『この世界の片隅に』が最終回を迎えることに対しては、「オーディションに受かって、選んでいただいたことが本当につい最近のように感じています」と語り、「最終回はいつか来るものだと思っていたけど、本当に来るんだなと。早いし、あっという間でした。たくさんの方に観ていただけたらなと思います」とコメント。また、撮影を終えた今の心境について「もっと頑張らないといけないなと思っている時期です。撮影を通して自分の足りない部分とかがたくさん見えてきたので、もっともっと強くなれたらという想いがあります」と身を引き締める。

 ドラマのタイトルにちなみ、"心の片隅にいつもあることは?"と聞かれた松本は「好きの気持ちを大事にすること」とコメント。その理由について「今の役だったら、戦争が終わって納得できないというのにも、周りの人が本当に大好きだったからこそ、悔しい気持ちや怒りが湧いてくるものだと思うので、そのシーンをもっと大事に好きになればなるほど、いい表情が出てくるのかなと思います」と語った。

 この1年で女優として成長したことに関しては「1年前よりいろいろと楽しめているんじゃないかなと思います。若干の余裕が出てきたのかなと」と述べ、「より貪欲になりたいし、もっと強くなりたい」と力強い眼差して語った。さらに、今後演じてみたい役柄については「変わった役を演じることが多いんですが、等身大の女性も演じたいし、コレって限らず、振り返ったときに、本当にいろんな役をやったなって思えるようになりたい。あと福田監督ともご一緒したいです」と目を輝かせた。

 さらに、"福田監督の作品で印象に残ってる作品は?"と追及されると、「吉野家さんのCM動画で、佐藤二朗さんとアムロやシャアが、だたダラダラ会話している動画を観て。役者さんも途中で笑っちゃったりしているんですが、楽しそうだなと。私もやってみたいなと思いました」と声を弾ませていた。

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  • 1st PHOTO BOOK『negative pop』発売記念お渡し会を実施した松本穂香(C)Deview

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  • お気に入りカットをアピールする松本穂香(C)Deview

  • 1st PHOTO BOOK『negative pop』について語る松本穂香(C)Deview

  • 1st PHOTO BOOK『negative pop』について語る松本穂香(C)Deview

  • 1st PHOTO BOOK『negative pop』表紙(C)丸谷嘉長/集英社

  • 1st PHOTO BOOK『negative pop』より(C)丸谷嘉長/集英社

  • 1st PHOTO BOOK『negative pop』より(C)丸谷嘉長/集英社

  • 1st PHOTO BOOK『negative pop』より(C)丸谷嘉長/集英社

  • 1st PHOTO BOOK『negative pop』より(C)丸谷嘉長/集英社

  

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