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2018/07/24 21:32
葵わかな・佐野勇斗が高校の終業式にサプライズ登場、恋の講師役となってデートの誘い方を伝授
映画『青夏 きみに恋した30日』(8月1日公開)でW主演をつとめる、葵わかなと佐野勇斗が、24日、東京・淑徳巣鴨中学高等学校の終業式にサプライズで登場。高等部の生徒を対象にした“終業式特別授業”を行った。
終業式の終盤、葵と佐野によるビデオメッセージがステージ上のスクリーンに投影される中、スクリーンの中の葵が「今からそちらに行きますね!」と宣言すると、会場となった体育館の後方扉から葵と佐野がサプライズで登場。約1,200人の生徒は「信じられない!」という表情で大歓声を上げた。
夏休みの思い出について葵は「高校1年生の時に佐野君と共演した作品で合唱部を演じたことがあって、役で部活をしているような夏の体験をしたことがある」と振り返り、「夏休みがとれたら、海外旅行に行きたい」とニッコリ。一方の佐野は「高校1年生の時にニュージーランドにホームステイしたのが一番楽しかった」と思い出を打ち明けた。
胸キュンシーン満載の本作について葵は「演技とはいえども図書室で突然に告白をするシーンは、すごく恥ずかしかった。撮影中はまさに青春でしたね」と明かすと、佐野も「いくらお芝居とはいえども、告白するのは照れます」と照れ笑い。カットがかかった後の雰囲気は「無言だよね」と葵と佐野は見つめ合いながらはにかんでいた。
そんな中、ステージ上では劇中のキュンキュン場面の一つである、吟蔵が立ち去ろうとする理緒を引き留めるシーンを生再現することに。佐野は「ここで?おかしいでしょ!?」と拒むも、学生たちの「見たい!」などの“おねだり歓声”に背中を押される形で、葵とともに実演。立ち去る演技をする葵の腕をつかみ、「お前、俺のこと好きなんじゃねーのかよ」を映画さながらかっこ良くキメ、会場を盛り上げる。カットがかかった瞬間、佐野は「恥ずかしい! 葵さんの腕を掴む手が手汗で滑るかと思った。完成した映画を観ても恥ずかしく観られないくらいですから」と冷や汗をかいていた。
さらにイベントでは、男女6名の学生有志が葵と佐野を花火デートに誘うというシチュエーションにも挑戦。葵の「この人と一緒に行ったら楽しいだろうなという雰囲気を出してほしい」というヒントをもとに、恋の講師役となった佐野から、葵の誘い方のアドバイスをもらった男子学生3人は、「弾ける花火を観るよりも君と弾けたい」、「あなたと同じような綺麗な花火を一緒に見たい」、「花火大会に一緒に行ってください」と熱烈アプローチ。葵のハートを射たのは、くるっと回転して跪くというノリの良さを見せた高校1年生の男子。葵は「それぞれに学年っぽさを感じた。その中でも1年生ぽかった」と評していた。
一方、「ちょっとたどたどしい感じ。慣れていない感じがいい。花火大会では浴衣を着てくれたら嬉しい」との好みのシチュエーションを明かした佐野に対して、女子学生3人は恋の講師役の葵からのアドバイスを胸に「一緒に花火大会に行ってくれませんか?」、「私と一緒に浴衣デートしませんか?」、「私と浴衣を着て花火デートに行ってくれませんか?」などとストレートに告白。それに対して佐野は「おおお、純粋にびっくりした。皆さんストレートで良かった」と初々しさに胸を撃ち抜かれた様子。葵は「佐野君はボーイッシュな女の子が好きという情報があったけれど、たどたどしさが大事という事で、皆さんが元々持っていた素直さを活かしました」と作戦成功を喜んだ。
最後に、これから夏休みを迎える学生に向けて葵は「私は学生時代は家にずっといたので、思い出に残る夏休みを過ごしませんでした。なので、皆さんには外に出て夏を感じて遊んでほしいです」と先輩として助言し、「受験勉強をしていた時は、同世代もみんな受験なんだと思って頑張れたので、受験勉強の方も私と同じように思って頑張ってほしい」とエール。佐野は「皆さん、夏休みの予定は決まっています? 夏休み遊ぶ人は?」とコール&レスポンスを盛り上げ、「正直いうと、僕は高校1年、2年とめっちゃ遊んでいました。でも3年は死に物狂いで勉強しました。なので、3年生は今が勝負時と頑張ってもらって、1年、2年生は宿題をやってから遊んでください。そして『青夏 きみに恋した30日』も友達を誘って観てください」とPRした。
漫画家・南波あつこによる人気コミック「青夏 Ao-Natsu」を実写映画化した『青夏 きみに恋した30日』は、夏休みを田舎で過ごすことになった都会の女子高生・理緒(葵)と、そこで出会った地元の男子高生・吟蔵(佐野)との夏休みだけの〈期間限定の恋〉を描くピュアラブストーリー。8月1日より全国ロードショー。
なお、オーディションサイト『Deview/デビュー』では、本作で吟蔵を演じた佐野勇斗のインタビューを近日公開予定。