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2018/05/28 19:52
つりビット、5周年ライブに万感の思い「ずっと5人で活動できていることが嬉しい」
「いつか世界を釣り上げます!」のキャッチフレーズを掲げ、聞間彩、安藤咲桜、長谷川瑞、竹内夏紀、小西杏優の5人で構成されるアイドルグループ・つりビットが27日、川崎CLUB CITTA'で、5周年記念ワンマンライブ『つりビット5th Anniversary Live〜Go on 5〜』を開催した。
爽やかなライトブルーを基調にした爽やかで夏っぽい新衣装で登場した5人。5年の歴史のはじまりの曲「スタートダッシュ!」(2013年5月22日:配信限定シングル)をオープニングナンバーに、フロアの中央に設けられた花道とサブステージを使って、後方のファンの近くまで笑顔を届けに行く。「真夏の天体観測」「バニラな空」「踊ろよ、フィッシュ」「釣銭はいらねぇぜ」とシングル曲を連発し、「5年間でシングル10枚とアルバム2枚、全48曲あるんですけど、この5年間でつりビットが作り上げてきたものをお見せしたいと思います」(小西)と挨拶した。
続いて「Piece of Cake」を皮切りに“おしゃれな”アレンジの楽曲を5曲連続で披露。「Piece of Cake」は、このライブのためだけに間奏部分を延長し、ソロダンスパートを組み入れたスペシャルバージョン。小西が以前から熱望していたことが今回実現したそうで「また違う曲でもできればいいなと思います」と、成長していくパフォーマンス力を見せつけた。
つりビットらしい“お魚”の曲を集めたコーナーでは、おなじみとなったサインボールやお寿司のぬいぐるみを客席に投げ入れるパフォーマンスで大盤振る舞い。“夏曲”コーナーでは、タオル振り回し曲から、しっとりしたバラード、疾走感のあるアイドル曲まで、多彩な楽曲で夏を表現して見せた。
ライブも終盤、5周年の想いをメンバーが語り始める。安藤は「5周年って聞くと、長く感じられると思うんですけど、私たちからすると、あっという間だったなあって。初めて5人が会ったとき、あゆちゃんが小学5年生で、私たちが小学6年生だったころなので、恐ろしいですよ。時の流れは(笑)」と感慨深げ。そして「『スタートダッシュ!』を一番最初に歌ったころと、どれだけ違うのか私たちにはわからないけど、皆さんには伝わってると思うんです。苦しいこと悲しいこと、たくさん乗り越えてきた今を、私たちが集大成として見せられるこのライブ。皆さんが盛り上がってくださってとても嬉しいです」と充実した表情を見せた。
聞間は「つりビットはこの5人でずっと活動してきて、最初の頃はホントに若くて小さくて、アイドルさんの中でも結構若めのほうだったんですけど、5年経った今ではすっかり大人になりまして。どんどん若い新しいアイドルさんが出てきている中でもつりビットのことを応援してくださっている皆さん、今日ここに来てくださっている皆さん、ありがとうございます」と感謝。「この5年間でいろんなつりビットを見せてきたと思うんですけど、これからもどんどん新しいつりビットをお見せするので、これからもつりビットについて来てください」とアピールした。
小西は「なによりも、このメンバーでずっと活動できていることが嬉しくて。6年目っていうと、小学校ならずっと同じクラスってことよ(笑)。信頼しあえていると、いつまでもずーっと一緒にいられるんだなって思って、メンバーには感謝しています」と振り返る。そして「これからもきっと大変なことがあると思うんですけど、この5人で、ファンの皆さんと、スタッフの皆さんと、家族と友達と一緒に乗り超えていけたらいいなって思います。みなさんこれからも応援お願いします」と前を見据えた。
竹内は「5年間、本当に楽しかったこともたくさんあるんですけど、ここ最近は考えることだったり悩むことだったりが、自分のなかでもメンバーのなかでもあって。みんなで話したりもしたし、どうしていくことがつりビットにとって最適なのかっていうことを、この1年で考えるようになりました」と率直な心情を吐露。「中途半端な気持ちでやっていたくないし、私たちが考えるベースには、本当に今、来てくださっている皆さんがいて、その皆さんを悲しませたり、裏切ったりすることって絶対にしてはいけないことだって思って。それで今この5人で変わらず、ここに立っています。本当に応援してくださっているファンの方々のおかげです。これからも裏切ることはないです。信じてついてきてください」と切実な思いを打ち明けた。
最後にリーダーの長谷川は「みんなの話をこうやって聞いていると、昔は本当に自分の気持ちとかをステージの上でみんなが喋ることってなかなかなくて、本当にみんな成長してるんだなって、震えました」と語る。「リーダーがこんな感じでちんちくりんなヤロウなので(笑)、正直、リーダー代わっちゃうんだろうって思ってたんです。向いてないって思ってたんですけど、ファンの皆さんの『そういうリーダーの在り方もあるよ』っていう声に助けられて、5年間リーダーでいます。今、こうしてメンバーみんなが元気よくステージに立てているのは、家族とかスタッフさんとか、友達とか先生とか周りのみんなとか、応援してくださるファンの皆さんのおかげです。この場を借りてお礼を言わせてください。つりビットはこれからも6年目を迎えてどんどんパワーアップしていけるように頑張っていきたいと思います」と深く頭を下げた。
そして「6年目もこの5人で一緒に頑張っていこうという気持ちを込めて、この歌を歌いたいと思います」(長谷川)と「1010」を披露。さらに、夢に向かって突き進む想いを歌う「My Victory」、最後に「皆さんに出会えたことの奇跡と感謝を」と「'Cause you make me happy」を歌って本編の幕を閉じた。
おなじみの「釣った魚にエサをやれ!」のアンコールに応えて登場した5人は、ファンがサプライズで用意したオレンジのサイリウムの海に「ビックリしすぎて、花道に行けないで後ずさったもん(笑)」と大感激。その勢いで『つりビットワンマンライブ〜チッタ後夜祭〜』(6月12日:TSUTAYA O-WEST)、『つりビットライブ』(7月12日:TSUTAYA O-WEST)、『つりビット5周年記念ツアー〜Go on 5〜』(7月26日:名古屋SPADE BOX/7月27日:大阪RUIDO/8月10日:仙台CLUB JUNK BOX/8月11日:新潟RIVERST/8月22日:TSUTAYA O-WEST)を発表。「つりビットの旅はまだまだこれからも続いて行くので、目を離さないでください!」(長谷川)と6周年に向けての新たなスタートを切った。