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2017/09/22 19:08
つりビット、『夏のおわりの爆釣感謝祭』今夏の集大成ぶつける
「いつか世界を釣り上げます!」のキャッチフレーズを掲げて釣りに打ち込む少女、聞間彩、安藤咲桜、長谷川瑞、竹内夏紀、小西杏優の5人で構成されるアイドルグループ・つりビットが17日、ワンマンライブ『夏のおわりの爆釣感謝祭』の最終公演を渋谷STAR LOUNGEで開催した。
ファンが文字通りギュウギュウに詰まったSTAR LOUNGE。いよいよ熱く盛り上がった夏の終わりを告げる2日間のワンマン、その最終公演がスタートする。「裸足のマーメイド」「真夏の天体観測」というキラーチューンを初っ端から解放。「今日は夏の集大成をぶつけたいと思います!」というリーダー・長谷川の言葉通り、アルバムを引っ提げての全国ツアーから、TIF2017、@JAM EXPO 2017など、夏の巨大アイドルフェスでの様々な経験を経て、さらに成長した5人のパフォーマンスを、至近距離のライブハウスで見せ付ける。
そして自己紹介に続いては「ちょっと大人っぽいつりビットを楽しんでください」と、「Blue Ocean Fishing Cruise」「渚でラテアート」「カモメペリカンストーリー」「Get ready Get a chance」とおしゃれなアレンジの楽曲を連続披露。さらにメンバーが「恥ずかしくて」出来れば回避したいという、「恋のマジカルスイーツ」の中のセリフ“好きだ”は、ガチ抽選で小西杏優に決定。ファンからのお決まりの“フゥ〜!”という冷やかしの声も入ったあと、「寿司パラダイス」「旅立ちキラリ。」「負けないガッツ」と元気な楽曲が続いていく。
MCタイムでは、「夏のおわり」にまつわるトークを展開。今年の夏を「これまでの活動のなかで一番、メンバーとずっと一緒にいた」と振り返る竹内。小西は「来年は、5周年という記念すべき年なんですよ。この5人で素敵な景色が見られるように頑張っていきたい」と、ここまでの道程を噛み締めるように語り、「その先も皆さんと一緒に、もっといい景色を見に行きたいので、このカバー曲を…」という曲フリで、夏の終わりにふさわしい「seacret base〜君がくれたもの」を5人で披露。ファンも美しいハモリに陶酔し、聴き入っていた。
ライブのラストには11月1日に発売する9枚目のシングル「1010〜とと〜」のパフォーマンスへ。「1010は『魚』のことで、私たちを表しているんです。暗い海のなかでも突き進んでいくぞ、という気持ちが込められています」という楽曲は、これまでのつりビットの曲とはひと味違う印象。手で水をかいてもがくように前に進もうとする振り付けや、「泳げ」と繰り返す歌詞も含めて、泥くさい熱ささえ感じるメッセージソングとなっていた。
お馴染み「釣った魚に餌をやれ」のアンコールで再登場し、12月9日に白金高輪「SELENE b2」でワンマンライブを行なうことも発表。「ワンマンライブを満員にしたい」と改めて口にするリーダー。11月1日発売のニューシングル「1010〜とと〜」のリリース、11月15日リリースの「およげ!たいやきくん」40周年を記念したベストアルバム『およげ!たいやきくん アニバーサリーベスト』への参加(「およげ!たいやきあんこちゃん」を歌唱)と、夏がおわっても、まだまだつりビットの加速は止まらないようだ。