元ミス・ワールド日本代表で女優の田中道子が13日、神奈川県伊勢佐木警察署の「母の日」を活用し「振り込め詐欺防止等」のキャンペーンの一環として一日警察署長に就任し、伊勢佐木町カトレアプラザで開催された式典に出席した。

　伊勢佐木警察署一日署長に就任した感想について「小さい頃から憧れがあったのですが、実際に一日署長をさせていただき、気が引き締まる思いでした。女性警察官の方の所作や立ち回りも格好良く、今後演技で警察の役をやらせていただく際に、役立てられたらと思いました」と、女優らしい視点で語った。

　式典の中で「母の日キャンペーン」としてカーネーションが配られたのを受けて、「上京して4年になるのですが、普段は会えないので毎年欠かさず母の日には花を送っています。普段だと中々、感謝の気持ちを伝えられないので、母の日という形でいつもよりは恥ずかしがらずに気持ちを伝えています！」と、自身の「母の日」についての考えを紹介。。

　また、『振り込め詐欺撲滅宣言』について「実際に、私の祖母が1人で暮らしをしており、振り込め詐欺に遭いかけたのですが、留守番電話設定にして知り合いの方のみの電話に出る形にしてから、詐欺の電話も全く無くなりました。実際に効果があると思いますので皆さんも是非、お電話を留守電設定にしてみて下さいね！」と、体験談を踏まえて詐欺への注意を喚起していた。

◆田中道子（たなか・みちこ）
1989年8月24日、浜松市生まれ。静岡文化芸術大卒業。
2013年ミス・ワールド日本代表。
2016年にテレビ朝日系『ドクターX 〜外科医・大門未知子〜』で女優デビュー。
2018年はNHK大河ドラマ「西郷どん」などに出演。
身長172センチ。血液型O。