沖田総司役の大平峻也「歴史に名を残す作品にできたら」 舞台『龍よ、狼と踊れ〜Dragon,Dance with Wolves〜』〜草莽の死士〜幕開け | ニュース | Deview-デビュー

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2018/03/22 17:51

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沖田総司役の大平峻也「歴史に名を残す作品にできたら」 舞台『龍よ、狼と踊れ〜Dragon,Dance with Wolves〜』〜草莽の死士〜幕開け

(前列左より)前島亜美、大平峻也、赤澤遼太郎、谷口賢志、松崎史也、(後列左より)鐘ヶ江洸、山口大地、萩野崇、鎌苅健太、横田龍儀、安達勇人(C)Deview
(前列左より)前島亜美、大平峻也、赤澤遼太郎、谷口賢志、松崎史也、(後列左より)鐘ヶ江洸、山口大地、萩野崇、鎌苅健太、横田龍儀、安達勇人(C)Deview

 舞台「龍よ、狼と踊れ〜Dragon,Dance with Wolves〜」〜草莽の死士〜が、21日より東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて開幕。初日公演に先駆けて、公開ゲネプロが実施され、主人公・ハジメを演じる赤澤遼太郎らが囲み取材に応じた。

 本作は、各界からトップクリエイターが集結し、舞台発で様々なメディアミックスを仕掛けるというコンセプトで立ち上げられた新たなプロジェクトで、2017年3月に上演された「龍よ、狼と踊れ〜 Dragon,Dance with Wolves〜」に続く、シリーズ第2弾。

 初日挨拶に登壇したのは、ハジメ役の赤澤をはじめ、土方歳三役の谷口賢志、高杉晋作役の鎌苅健太、宮本武蔵役の山口大地、沖田総司役の大平峻也、吉田稔磨役の横田龍儀、赤袮武人役安達勇人、フラン役の前島亜美、佐々木小次郎役の鐘ヶ江洸、坂本龍馬役の萩野崇、そして本作の脚本・演出と山南敬介役としても出演する松崎史也。

 座長を務める赤澤は「今、たくさんの舞台作品がある中で、この『龍よ、狼と踊れ〜』は、僕たちだけにしか出せない空気感とお芝居が、絶対にここにあると思う」と胸を張り、「ぜひ劇場で直接体験していただけたら嬉しいです」と挨拶。また、自身が演じるハジメについて「ビジュアルもそうですが、今回のハジメは演技もわりと変わっているところがあります。でも、芯の部分は変わってない」と話し、「お客さまにも『ちゃんと“芯”にハジメはいるんだな』と感じてもらえると思います」とコメント。

 谷口は「物語を見せる、殺陣、ダンスを見せるなど、様々な舞台がありますが、結局のところはそこに立っている役者の生き様を見せるしかないと思っております。今回は、初舞台からベテランまで多くの役者が、本気でこの舞台上でぶつかっているので、ぜひ体感してほしい」と吐露。本作からの出演となる鎌苅は「キャストのみなさんやスタッフさん、お客さまが紡いでくれたこの作品を、僕らも繋いでいけたら」と決意を語り、「長州藩、新撰組、それぞれが掲げる正義があって、そのどちらも正義だと思います。その正義を板の上で思う存分ぶつけ合って、戦って生き抜きたいと思います」と意気込む。

 ゲネプロで鍛え上げられた見事な肉体美を駆使し、迫力ある立ち回りを披露していた山口は、「蘇った剣豪として、この幕末に生きる志士たちに、何を見て何を伝えるかという想いが、僕や佐々木小次郎にはあったりする」と述べ、「佐々木小次郎と宮本武蔵の間にもいろいろな志と想いが渦巻いているので、ぜひそこを見てもらえたら」とアピール。対する佐々木小次郎役の鐘ヶ江は「このカンパニーはとても仲が良くて、稽古終わりにみんなでご飯に行くことも多い」と明かし、「コミュニケーションを密に取れるメンバーで作り上げるこの作品が、今後もずっと続いて欲しいと思っています。そのために今回も必死に“生きたい”と思います」と身を引き締めた。

 同じく初参加組の大平と横田は前作を観劇した際の感想について語る。大平はは演出を手がける松崎の言葉を引用し、「みなさんんがすごく苦しいときに、フィクションの中とはいえ、立ち上がっていた人がいたということを思い出して観てほしい』と言っていて、それを大切に初日が開ける今日まで来ました」と明かす。続けて「沖田総司や新撰組などの偉人が僕たちに残してくれた歴史があるように、『龍よ、狼と踊れ〜』をみなさんの歴史に名を残す作品にできたらいいなと思います」とコメント。

 横田は「前作を観たとき、みなさんが本当にカッコ良くて。足を引っ張らないようにしなきゃ!という気持ちが大きかった」と打ち明けつつ、「でも、演じていくうちに、負けたくないという気持ちになりました。僕たち長州勢は新撰組を絶対に倒す!という気持ちで、一公演一公演全力で取り組んでいきます」と決意を新たにする。

 「昔から歴史がちんぷんかんぷんで……」と告白した安達。「今回の作品を通して、本当に熱い舞台だなと思った」と語り、「歴史が動いていく場面や、すごい方々が作ってきた歴史をこうやって僕たちが演じられるということがすごく光栄で、今回の舞台は1日1日が本当に楽しい」と笑顔を見せた。

 新撰組の一員であるフランスの騎士・フランを演じる前島は「世の中には、幕末や新撰組を描く作品がたくさんあると思いますが、金髪少女が新撰組にいて、羽織を羽織っているというのは、この作品だけじゃないかと思っています。なので、そこに誇りを持って、異質な存在としてこの作品を支えていけるように頑張りたい」と力強く語る。

 本編のほか、新撰組と長州藩のそれぞれの過去を描いた番外編の公演も上演される本作。番外編について、横田は「1度本編を観て、その後に番外編を観て、もう1回本編を観てください。見え方がガラっと変わります!」とアピールし、「心の変わり方や人としてどう成長したのか、番外編を見ることによってより深くわかると思います。ぜひ観ていただいて、幕末という歴史を好きになってもらえたら本当に嬉しい」と笑顔を見せ、「番外編も本編も面白いです!!」と声を張り上げた。

 「龍よ、狼と踊れ〜Dragon,Dance with Wolves〜」〜草莽の死士〜は、3月21日(水・祝)〜4月1日(日)まで紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて上演。

関連写真

  • (前列左より)前島亜美、大平峻也、赤澤遼太郎、谷口賢志、松崎史也、(後列左より)鐘ヶ江洸、山口大地、萩野崇、鎌苅健太、横田龍儀、安達勇人(C)Deview

  • 赤澤遼太郎演じるハジメ(C)Deview

  • 舞台『龍よ、狼と踊れ〜Dragon,Dance with Wolves〜」〜草莽の死士〜ゲネプロより(C)Deview

  • 舞台『龍よ、狼と踊れ〜Dragon,Dance with Wolves〜」〜草莽の死士〜ゲネプロより(C)Deview

  • 舞台『龍よ、狼と踊れ〜Dragon,Dance with Wolves〜」〜草莽の死士〜ゲネプロより(C)Deview

  • 舞台『龍よ、狼と踊れ〜Dragon,Dance with Wolves〜」〜草莽の死士〜ゲネプロより(C)Deview

  • 舞台『龍よ、狼と踊れ〜Dragon,Dance with Wolves〜」〜草莽の死士〜ゲネプロより(C)Deview

  • 舞台『龍よ、狼と踊れ〜Dragon,Dance with Wolves〜」〜草莽の死士〜ゲネプロより(C)Deview

  • 舞台『龍よ、狼と踊れ〜Dragon,Dance with Wolves〜」〜草莽の死士〜ゲネプロより(C)Deview

  • 舞台『龍よ、狼と踊れ〜Dragon,Dance with Wolves〜」〜草莽の死士〜ゲネプロより(C)Deview

  

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