ニュース
2018/03/21 22:59
7人組アイドル・愛乙女☆DOLL、24ヵ月連続ワンマン折り返し1周年記念でリクエストライブ開催 カウントダウンで20曲を披露
7人組アイドルグループ「愛乙女☆DOLL」が、24ヵ月連続ワンマンライブ「Lovely Fighter!!〜Road to "Brand-New-Stage"〜7つの星が描く軌跡〜」の12ヵ月目の公演として、「vol.12 折り返し1周年SP!リクエストライブ♪」を21日、渋谷duo MUSIC EXCHANGEで行った。
愛乙女☆DOLL(らぶりーどーる/通称らぶどる)は2011年から活動を続けるアイドルグループ。メンバーチェンジと紆余曲折を経ながら、現在はディアステージに所属し、愛迫みゆ、ハルナ、佐野友里子、太田里織菜、佐倉みき、安藤笑、朝比奈花恋の7人体制で活動している。
現在開催している「24ヵ月連続ワンマン」は、2011年〜2012年、愛乙女☆DOLLの躍進の原点となった「12ヵ月連続新曲披露公演」をモチーフに、新体制のらぶどるがグループの歴史とワンマンライブの軌跡を辿りながら、「もう一度、更なる高みへ…」というテーマのもとにスタート。
そのライブも12ヵ月の折り返し地点を迎え、「vol.12」は1周年スペシャルとしてファン投票によるリクエストライブとして行われた。ワンマン用の新SEで登場して7人は「せっかく投票してもらったので、一曲でも多く披露したい」という想いから、20位から11位までの楽曲を、ショートバージョンのメドレーで一気にパフォーマンスした。
なかには18位の「アイドルは続く! 〜Wow war, Revolution〜」のようなレア曲もランクイン。「10回もやってないかも」(佐野)という曲は、メンバーの安藤と朝比奈にとっては初披露。ファン歴が長くても観る機会に恵まれなかったファンも多く、「見たい」という声が反映された形となった。ここまでの10曲を見渡しても、多彩な作家陣のバラエティに富んだ楽曲の数々に、らぶどるが辿った歴史の蓄積、財産を感じる。
トップテンに突入してからのカウントダウンでは、会場はさらにヒートアップ。外は雪もチラつく花冷えの気候だったが、場内では佐野がすでに汗びっしょりで「暑すぎてヤバいんですけどーっ!」と絶叫。初期の代表曲「流れ星」(8位)、ハードなSF的世界観の「蒼い空を望むなら」(7位)、新曲披露公演の1曲目「GO!! MY WISH!!」(5位)、アイドルにもファンの多い人気曲「ビターチョコ・バレンタイン」(4位)、メンバーも意外な高順位だったという「LOVE BEAM」(3位)と次々に発表・パフォーマンスしていく。
これらの楽曲を抑えて1位になったのは「カレンダーガール」。らぶどる楽曲のなかでも屈指のエモさを持つメジャーデビュー曲「High Jump!!」と最後まで競ったというが、「メンバーそれぞれのコールが楽しい」(佐倉)「ソロパートのコールに期待しちゃう」(太田)というライブの一体感の楽しさに、多くのファンが票を投じたのだろう。
アンコールの際、スクリーンで大きなサプライズ発表が行われた。一つは残り12ヵ月のライブ「Lovely Fighter!!」が「全国展開」すること。これまで都内中心に行われてきたが、3ヵ月の遠征と翌月の東京ライブを3回繰り返すことになる。vol.13の横浜、vol.14の静岡が発表されたが、「さらにたくさんの人に知ってもらうために」と、メンバーのモチベーションも高まっている。
そして、もう一つは、vol.13から「12ヵ月連続新曲披露」を行うこと。「どうなるんだろう」とざわつくメンバーに、唯一、最初の「12ヵ月連続新曲披露」を経験している愛迫は「本当にたいへんだったから、覚悟したほうがいいよ!」と冗談めかしておどかす。しかし、「リクエストのトップ10が変わっちゃうかも」(佐倉)「12曲あったらアルバムもできますよね!」(安藤)「それぞれのメンバーが中心になる曲がほしい!」(朝比奈)と、試練と言うより期待しかない様子で、連続新曲披露に挑む構えだ。
リーダーの佐野は「最初は2年間ってどんなに長いんだろうと思ったけど、12ヵ月ってめちゃくちゃ早い! これからも勢いをつけて頑張っていくので、ついてきてください!」と、2019年3月のファイナルに向けて力強く宣言した。