「第50回ミス日本コンテスト2018」が15日、東京・京王プラザホテルにて開催され、ミス日本各賞のひとつ「海の日」には、東京音楽大学声楽科2年の山田麗美さん（やまだ・れみ　20歳）が選ばれた。

　50回記念となる今年のテーマは「羽ばたく行動美人」。日本女性の真の美しさの発信を目指し、単なる美人コンテストではなく、善い心の持ちようや社交性など幅広い人間性が審査された。応募総数2803通のなかから、最終審査に進んだ18歳から25歳までの候補者14人を、昨年10月から1月まで実施した勉強会で育成。成長を遂げた14人がファイナリストとしてステージに登場。着物、ドレス、水着審査のなかで、ウォーキング、自己PRを行った。

　幼少時代をパリ、ニューヨークで過ごし、ニューヨークシティバレエ団で初舞台を踏んだという山田さん。東京音楽大学声楽科で本格的に声楽を学び、声楽家を目指している。そんななかで音楽以外のことにも挑戦したいとエントリー。水着のポージングも楽しみ、ステージを満喫していた。

　ミス日本「海の日」は、島国日本になくてはならない海の恵みに感謝し、海洋業界への理解と関心を高める役割を担う。副賞として「客船クルーズ旅行」が贈られると、会場からは歓声が起こった。

　なおこの日はグランプリとともに各賞が発表され、2018ミス日本グランプリには市橋礼衣さん（いちはし・のりえ　23歳）「水の天使」には浦底里沙さん（うらそこ・りさ　21歳）、「みどりの女神」には竹川智世さん（たけかわ・ちせ　20歳）、ミス着物には岡部七子さん（おかべ・ななこ　18歳）さん、準ミス日本には霜野莉沙さん（しもの・りさ　19歳）さんがそれぞれ選ばれた。