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2017/12/17 22:59
和歌山県出身の小6・岸畑来瞳さん「12歳とは思えない度胸、存在感」で4代目ジュノンガールに!
雑誌『JUNON』がプロデュースする新たな女性スターを発掘するオーディション『GRIFFIN presents 第4回JUNON produce Girls CONTEST』の最終選考会が16日、都内で行われ、過去最大の応募総数1万2100名の中から、今大会最年少の和歌山県出身・小学6年生岸畑来瞳さん(12歳)が見事グランプリに輝いた。
武田真治、小池徹平、溝端淳平、三浦翔平、菅田将暉ら数々の男性スターを送り出してきた歴史あるコンテスト「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』の女性版として、2012年にスタートした『JUNON』による新たな女性スター発掘コンテスト。3年ぶりの開催となる今大会では、12歳〜22歳までの女の子を対象に今年5月から全国で募集を開始。書類選考、全国7都市・8会場での地方予選、カメラテストを実施。厳正なる審査の結果、合格者の中からベスト30を選出し、その30名の中から15名がファイナリストとして最終選考会に進出した。
最終選考会では、グランプリを受賞した小学6年生・12歳の岸畑さんから、最年長の20歳までの個性豊かな美少女15名が、白Tシャツに出デニムのショートパンツ、白ハイヒールというお揃いの衣装に身を包み、一人ずつウォーキングで登場。元気いっぱいのキュートなポージングや色気たっぷりの大人な表情など、それぞれ自身の魅力をアピール。
その後、一次審査「自己PR パフォーマンス審査」で、歌やダンス、フラフープを使ってのエクササイズなど、キュートな笑顔がはじけ飛ぶパフォーマンスや、年長組による色気たっぷりのヒップポップダンスや、着物の帯の着付けパフォーマンス、迫力満点のた空手の型など、バラエティに富んだ特技披露で審査員・観客を魅了していく。
グランプリの岸畑さんは、松田聖子の名曲『瑠璃色の地球』の歌唱とTWICEの『LIKEY』のダンスを披露。透明感溢れる透き通った歌声で『瑠璃色の地球』をしっとりと歌い上げたあと、TWICEのキュートなダンスで会場を惹きつける。古き良き名曲と最新のヒット曲を織り交ぜて、大人っぽさと可愛らしさの両面で存在感を発揮。
パフォーマンスを見守っていたゲスト審査員の高橋みなみも思わず「あまりに可愛すぎて息ができない……可愛かった〜」と本音をポロリ。さらに「松田聖子さんの『瑠璃色の地球』では、汚れを知らないボイスで透明感がすごかった」と絶賛。この曲を選んだ理由について、アニメーション映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』で、声優を務めた広瀬すずが劇中で歌っているのを聴き、「自分も歌ってみたいと思いました」と明かしていた。
また、12歳ながらスタイル抜群の岸畑さんに対して、高橋は「スタイルがいい!小学生だよね? 恐ろしいニューウェーブがやってきている(笑)」と笑いを交えつつ、「あどけなさも残りながらも、脚の長さがすごい。うらやましい限りですね」と感心しきり。
二次審査の「セルフプロデュースファッションショー審査」では、ファイナリスト自身が自分で考えてコーディネートしたスタイルで登場。岸畑さんは人気色の赤をアウターに使い、短めのボトムと合わせて、元気な女の子をイメージしたカジュアルなファッションで登場。カメラ型のバックもポイントの一つだということで、「キラキラ光っているから目立って可愛いかなと思います」とコメント。また、審査を振り返り「自分なりに最後まで楽しくできたので良かったと思います」と笑顔を見せていた。
そして、いよいよ結果発表の瞬間。グランプリとして名前を呼ばれた瞬間、岸畑さんはびっくりした表情を見せ、両手で顔を覆い思わず涙。受賞直後にグランプリ受賞の想いを聞かれると「本当に嬉しい」と喜びを噛み締め、「今まで協力してくれた家族や支えてくださったみなさんのおかげかなと思います。夢のような時間を過ごさせていただいて、ありがとうございました」と涙ながらに感謝の想いを伝える。そして将来の目標について「キラキラ輝いているモデルさんや女優さんになりたいです」と目を輝かせた。
『JUNON』編集長でもあり、審査員長を務めた栃丸秀俊氏は「12歳とは思えない度胸、肝の座り方、そして何より集団でいても目を惹きつけられるような存在感が彼女にはある」とグランプリ選出理由を明かし、「近い将来、今日よりも大きなステージで、より大きなスクリーンで彼女の姿を見ることができることを楽しみにしています」と期待を寄せた。
また、ゲストMCとして審査をずっと見守っていた高橋は「今回初めて参加させていただきましたが、夢を本気で叶えたいと思う子たちが、ステージ上でこんなにも輝くんだということを目の当たりにしました」と語り、「自分が思う結果ではなかった人たちも一点見つめて涙を流さない姿を見るとすごく強いなと思うし、この経験が絶対次のステージで活かされると思います。みなさんのことを心から応援しています」とエールを送った。
最終選考会終了後、ゲスト審査員の舟山久美子とオフィシャル応援団の武田玲奈、黒羽麻璃央とともに囲み取材に参加した岸畑さん。改めてグランプリ受賞について「小さい頃から芸能界に入るのが夢で、つらいこととかもあったけど、今こうやってグランプリを獲れてとても嬉しいです」とニッコリ。「グランプリで名前が発表されたときに、びっくりしちゃって涙が出ちゃいました」と振り返り、「なぜか家族の顔が思い浮かんできて。いままでいっぱい協力してくれていたので、感謝の気持ちでいっぱいです」と思いを打ち明ける。
ゲスト審査員として審査を見守っていた舟山は「グランプリを獲られたときの涙が本当にキレイな涙で、いろいろとつらいことを乗り越えてきたんだろうなって思って、もらい泣きしちゃいました」と告白。武田も「こんな感動的な瞬間に立ち会うことができて本当に幸せです」と明かし、「まだ12歳ということで、今後どうなっていくのかが本当に楽しみ。期待が持てる女の子です」とコメント。
また、岸畑さんについて舟山は「出てきた瞬間、頭の先から足の先までとにかく可愛い!というのが第一印象で、ずっと見ていられる。そして見ているうちに、どこか可愛らしさの中に芯の強さもあって、今度どんな風になっていくのか気になった」と語っていた。
芸能界を目指したきっかけについては「テレビに出ている人やいろんな雑誌に載っている人やファッションショーとかに出ている人を見て、私もこういう風になってみたいと思ったのが小4のときで、そこから芸能界に入るために努力を始めました」と語り、「ポーズの仕方や表情の作り方とかがわからなかったので、鏡の前でポーズや笑顔の練習をしたり、太ったらダメかなと思って、食べ物を控えたりしました」と努力してオーディションに臨んだこと打ち明けた。
そして、これまでのことを振り返り「オーディションとか受けてたくさん落ちたり、オーディション前になると好きな食べ物をたくさん食べられなくなったことがつらかった」と回顧。舟山から「何が好きなの?」と聞かれると、「揚げ物です」とはにかんでいた。
先輩からのアドバイスを求められると、舟山は「考えこんだりすることもあると思うけど、自分が決めた道、そして自分を信じて突き進んでいくことが大事なのかなと思います。このまままっすぐ育ってほしい」と語り、黒羽は「早く一緒の作品をやりたい」と話し、「青春時代を芸能生活とともに歩めるのはごくわずかな人しかいない。今日で人生が変わったと思うので、キラキラした人生を送ってください!」とエールを送った。
憧れの芸能人については、永野芽郁の名前を挙げ、「お芝居をやっているときとモデルをやっているときの表情とかが違っていて。私もモデルもやって女優もやることが夢なので、憧れています」と語り、「お芝居も上手いし、モデルのときのポージングとか表情の作り方とかも上手いので、私もそういう風になりたいなと思います」と決意を新たにした。
【『第4回JUNON produce Girls CONTEST』最終選考会 結果】
◆グランプリ:岸畑来瞳(きしはた・くるみ)さん/和歌山県出身、小学6年生・12歳
・準グランプリ&board賞&GRIFFIN賞(トリプル受賞):山口美月(やまぐち・みづき)さん/兵庫県出身、高校2年生・17歳
・審査員特別賞:守谷菜々江(もりたに・ななえ)さん/埼玉県出身、高校2年生・17歳
・モデル賞:久保田詠(くぼた・うた)さん/石川県出身、高校1年生・15歳
・フォトジェニック賞:倉野尾愛美(くらのお・まなみ)さん/熊本県出身、中学3年生・15歳
・gram賞:西村愛花(にしむら・まなか)さん/愛知県出身、中学1年生・13歳
・TSUBASA賞:加藤小夏(かとう・こなつ)さん/愛知県出身、中学3年生・15歳