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2017/12/01 22:35
ももクロ直系の妹分・はちみつロケット、黄色の先輩・玉井詩織がメジャーデビューをサプライズで発表
スターダストプロモーション所属、ももいろクローバーZ直系の妹分である7人組「はちみつロケット」が1日、池袋サンシャイン噴水広場で“偽”の番組収録に出演。2018年にポニーキャニオンからメジャーデビューすることをサプライズで聞かされた7人は、歓喜の涙を流した。
スターダストプロモーションの特殊部隊・3B junior(スリービージュニア)の中で活動し、トータルカラーを“黄色”で統一するなど、独自の路線を突き進むグループ、はちみつロケット。彼女たちに嬉しいサプライズを仕掛けるために仕込まれた偽の番組『idoroom(アイドルーム)』は、ロゴマークも作り、MCにスターダストアイドル好きの南明奈をキャスティングするなど、念の入れようがハンパない。
偽番組とも知らず、全力で番組に臨む7人。それは南が「始まる前に挨拶に来てくれたんだけど、みんなが私との共通点を調べてきてくれてて。“足のサイズが同じです!”とか」と喜んでいたことからも察せられる。フリップの空欄に入る言葉でメンバーの個性を暴くトークコーナーでも、とにかく前に出るキャラクター・播磨怜奈が本領発揮、南に「始まって数分だけど、もうどうしていいかわからない」と言わしめるほどの爪あとを残した。
ミニライブではオリジナル曲『フレンドリーム』に続き、ももいろクローバーZのカバーで『MOON PRIDE』を披露。ファンと共に大盛り上がりで番組は終わったかに見えたが、そこに謎のクマの着ぐるみが登場。『MOON PRIDE』が流れ続けるなか、キレッキレのダンスを踊るクマ。わけもわからず付き合って踊るはちみつロケットだったが、クマが着ぐるみの頭を取ると、なんとその正体は、ももいろクローバーZの黄色担当・玉井詩織だった。
そして玉井の口から次々にサプライズ発表が行なわれる。「2018年3月7日、ポニーキャニオンからメジャーデビュー」「1stシングル&2ndシングル同時発売」「メジャーデビューと同時に劇団『はちロケ』旗揚げ」「2ndシングル『おかしなわたしとはちみつのきみ』がTVアニメ『だがしかし2』のエンディングテーマに決定」。大量の情報を処理しきれず、パニックに陥るメンバーたち。
公野舞華は「メジャーデビューって言うこの嬉しい感情を皆さんと分け合えることができて本当に嬉しいし、メジャーデビューできたからって大きくなれるって決定したわけじゃないから、もっともっと頑張ってロッカジャポニカよりも…(おおーっとファンの歓声)早く追いつきたいので、皆さんついてきて下さい」と涙ながらに語る。澪風は「全てが嬉しいんですけど、アニメのエンディングを歌わせていただくことが凄くうれしくて、帰るときに、某青い看板のところで『だがしかし』のグッズを買ってから帰ろうと思います!」と喜びを語った。
華山志歩は「2日前の話なんですけど、学校で『5年後の自分』に手紙を書いたんです。そこに『17歳の私の夢は、はちみつロケットでメジャーデビューすることだけど、叶ってますか?』ってちょうど書いてたんです。諦めずに頑張ってきて本当に良かったです。2日で叶うなんて…2日じゃないけど、5年後自分の手紙を見るのが楽しみです」というエピソードを語って感極まっていた。
リーダーの雨宮かのんは「サプライズを夢みていたので、しおりん出てくるとは思わなかったけど、すごいビックリしました。この夢はみんなで叶えた夢だと思うし、こうやって大きな夢が叶ったけど、ここからが本当のスタートだと思うので、頑張りたいと思います。この7人でこの日を迎えられて嬉しいです。ここまでは皆さんが背中を押してくれて進めたけど、ここからは私たちが、私、リーダーが引っ張っていけるようになりたいです。ついてきて下さい!」と力強く宣言。するとメンバーも「ついていきます!」と元気良く応えた。
イベント終了後、玉井は「いつもサプライズされる側だったので、ヒミツを知っている側というのは“してやったぜ”感があります」と得意顔。はちみつロケットについて「私たちもウルサイって言われてるんですけど、若さってすごい」と、その勢いに押されつつ、「後輩のみんなに抜かされないように。若さでは負けてますけど、いつまでも“追いつけない”って思ってほしいです」と後輩、仲間であり、対等なライバルとして認める言葉を贈った。
そして「大人の言うことは半分だけ信じたらいい。大人はいい人ばかりじゃないから気をつけて。私たちもマネージャーと戦ってきたので、それは教えときたい」と、同じ川上アキラマネージャーが手がける直系の妹分に忠告。一方で彼女たちに期待することを聞かれ「来年のバレンタインは期待してます。先輩へのわいろを期待してます」といたずらっぽく笑った。