ももクロ・百田夏菜子、声優本格初挑戦への想いを語る「自分の声がコンプレックスだったけど、声の仕事の楽しさを知った」 | ニュース | Deview-デビュー

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2017/11/28 20:54

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ももクロ・百田夏菜子、声優本格初挑戦への想いを語る「自分の声がコンプレックスだったけど、声の仕事の楽しさを知った」

公開中の『映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ』で、声優に本格初挑戦している百田夏菜子(ももいろクローバーZ)撮影/加藤千絵(CAPS)(C)Deview
公開中の『映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ』で、声優に本格初挑戦している百田夏菜子(ももいろクローバーZ)撮影/加藤千絵(CAPS)(C)Deview

 ももいろクローバーZのリーダー・百田夏菜子が、現在公開中の『映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ』で、劇場版アニメのヒロイン役として、声優に本格初挑戦。グループでの活動のほか、連続テレビ小説『べっぴんさん』の演技が高い評価を受けるなど、個人での活動も幅を広げている彼女が、オーディションサイト『Deview/デビュー』のインタビューに応え、若き日のゾロリ母“ゾロリーヌ”の役作りやアフレコでの苦労、声の仕事への想いを告白。さらに、“デビュー出身者”として、芸能界デビューを目指す読者に向けてエールを送った。

【百田夏菜子インタビュー】

◆「自分の声がコンプレックスだったけど、声の仕事の楽しさを知りました」

――今回、『映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ』で初めてアニメの声優に本格的に挑戦することになりましたが、いかがでしたか?

【百田夏菜子】「最初に予告篇の声を録ったときに、すごく不思議な感じだったんですよ、自分の声がキャラクターに乗っているっていうことが。ちょっとだけ違和感があって何かしっくりこなくて、“どうしようかな”と思ったんですね。自分の中で確信が持てなくって。それから本編を録るまで2、3ヵ月あったんですけど、ちょうど、その合間に(トークイベントで)ベテラン声優の野沢雅子さんにお会いすることができて、そのとき、野沢さんに言われたんです。『あなたは思うままに突き進んだほうがいい』って。それで一度、考えすぎてきたものをすべて捨てて、本編のアフレコに臨んだんですけど、そのとき、初めて自分の中で違和感が消えました。私、仕事で関わってしまうと、なかなか作品を客観視できないんですが、今回は素直に楽しんで観ることができました」

――もともと声優に興味があったそうですが?

【百田夏菜子】「昔からすごく『アニメ声だ、アニメ声だ』って周りに言われてきて、自分の声があんまり好きじゃなかったんです。ももクロで歌っているときも、すごくカッコイイ楽曲には“私の声だと、うまくハマらないなぁ〜”とか思ったりすることもあって。ちょっとしたコンプレックスでした。でも、ナレーションのお仕事をやらせていただくようになってから、『すごく声、いいよね』とか『声から感情が読み取れるよね』と言っていただけるようになって。あとラジオ番組もやっているので、街で会った人から『ラジオ、聴いてるよ! いい声だねぇ〜』って声をかけていただくようになって、自信が持てるようになりました。“声だけで伝える”ということ自体、私の中では新しい世界だったし、やっているうちにやりがい、そして達成感みたいなものを感じることができて、そこから“声の仕事って楽しいなぁ〜”って思うようになりました。だから、本当にいいタイミングでこのお話をいただけたと思います」

――しかも、今回は、若き日のゾロリのママ“ゾロリーヌ”という大きな役です。

【百田夏菜子】「私もこんなに重要な役だとは思っていなくて」

――観たら、みなさんびっくりすると思います。

【百田夏菜子】「でしょ? 私もだもん(笑)。出番、がっつりやん!! みたいな(笑)。嬉しさよりも先に“大丈夫かな?”って不安がきちゃいましたね」

――子供のころからゾロリを見てきた百田さんが、ゾロリのお母さんを演じる、というのも面白い話ですよね。

【百田夏菜子】「ただ、それまでドラマ(連続テレビ小説『べっぴんさん』)で、ずっとお母さん役をやっていたので、そこだけはホッとしたんです。子供を想う母親の気持ちなどは、それまでずーっと考えていたので、その役作りで悩むことはないなって。ただ、ゾロリのお母さんの若いころって、いままで描かれたことがないので、そこは想像するしかないじゃないですか? 台本を読む前から“若い頃のゾロリのお母さんって、どんな人なんだろう?”って、想像しすぎちゃって(笑)。その後に、台本を読んだら、結構アクティブな感じだったので驚きました。私、もっと優しくて『(穏やかな口調で)ゾロリ〜』みたいなイメージを描いていたんですよ。おとなしくて、ほんわかしていて、どうして、こんな優しいお母さんからゾロリが産まれたんだろうって」

――自分が思い描いていたゾロリーヌ像とは違ったと。

【百田夏菜子】「実際にはゾロリーヌはイタズラ好きで、ゾロリを助けるために危ない行動もバンバンしちゃう性格。私の想像していたキャラクター像とは全然、違ったけれど、逆に私自身にすごく近いなって思ったんです。だから、役作りでは自分の素の部分に、ドラマで学んだ母性を混ぜながらやってみました。完成した映画を観たら“そりゃ、ゾロリみたいな子供が産まれるよなぁ〜”って納得しましたね(笑)」

――そして、今回は声優だけでなく、主題歌『夢は心のつばさ』も担当しています。ゾロリ役の山寺宏一さんとのデュエットです。

【百田夏菜子】「最初に聴いたときは“ウソでしょ?”って信じられなかった。完全に大人がノリで話しているだけで、結局、実現しないで終わるパターンでしょ?って。もちろん、“やってみたい! 夢みたい!!”って思っていたけれど、心のどこかで冷静に“いや、そんな夢のような話はないな”って思っていて。でも、音源と歌詞カードが送られてきて“マジじゃん!”ってなりました(笑)。しかも山寺さんとのデュエット。私、ソロで歌うことすら、ほとんどないのに“いったいなにが起きているんだろう”って(笑)。とにかく舞い上がっちゃいましたね」

――百田さんは今回、こうやって声優デビューという夢を叶えましたが、芸能界を夢見ている『Deview』読者へ、夢を叶えるためのアドバイスをいただけますか?

【百田夏菜子】「そりゃ、もう『Deview』に乗っかったほうがいいですよ! それが夢への第一歩になりましたから。私はそうしました! 私も小学生のときに『Deview』の雑誌を見て、今の事務所に履歴書を出さなかったら、今の私は存在しないし、子供のころから見ていた『かいけつゾロリ』にだって出られなかったと思うので、みんなも『Deview』を見て応募して、一歩踏み出しましょう!!」

『映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルセット)のひみつ』は全国ロードショー中。なお、百田夏菜子のインタビュー全文は、『Deview/デビュー』にて掲載中(下記URL参照)。

【百田夏菜子 インタビュー全文】
https://deview.co.jp/X_topinterview_171122

【プロフィール】
百田夏菜子(ももた・かなこ)●1994年7月12日生まれ、静岡県出身。スターダストプロモーション所属。2008年に結成され、現在、絶大なる人気を誇るアイドルグループ「ももいろクローバーZ」のリーダー。16年の5大ドームツアーでは25万人を動員するなど、アイドルグループとして精力的な活躍を果たす一方、女優としても、16年にNHK 連続テレビ小説『べっぴんさん』での演技で注目を集めた。現在、ももいろクローバーZ ジャパンツアー「青春」ツアーSeasonIIを開催中。

関連写真

  • 公開中の『映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ』で、声優に本格初挑戦している百田夏菜子(ももいろクローバーZ)撮影/加藤千絵(CAPS)(C)Deview

  • 『Deview/デビュー』のインタビューに応え、声のお仕事への想いを語った百田夏菜子 撮影/加藤千絵(CAPS)(C)Deview

  • 『Deview/デビュー』のインタビューに応え、声のお仕事への想いを語った百田夏菜子 撮影/加藤千絵(CAPS)(C)Deview

  • 『Deview/デビュー』のインタビューに応え、声のお仕事への想いを語った百田夏菜子 撮影/加藤千絵(CAPS)(C)Deview

  • 『映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルセット)のひみつ』は全国ロードショー中(C) 2017 原ゆたか/ポプラ社,映画かいけつゾロリ製作委員会

  • 『映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルセット)のひみつ』は全国ロードショー中(C) 2017 原ゆたか/ポプラ社,映画かいけつゾロリ製作委員会

  

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