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2017/11/04 23:25

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ミュージカル『刀剣乱舞』最新作は衝撃作? 三日月宗近役の黒羽麻璃央「攻めの姿勢で」

ミュージカル『刀剣乱舞』〜つはものどもがゆめのあと〜囲み取材に登壇した(左から)膝丸役の高野洸、今剣役の大平峻也、小狐丸役の北園涼、三日月宗近役の黒羽麻璃央、岩融役の佐伯大地、髭切役の三浦宏規(C)Deview
ミュージカル『刀剣乱舞』〜つはものどもがゆめのあと〜囲み取材に登壇した(左から)膝丸役の高野洸、今剣役の大平峻也、小狐丸役の北園涼、三日月宗近役の黒羽麻璃央、岩融役の佐伯大地、髭切役の三浦宏規(C)Deview

 人気ゲームを原案とした、ミュージカル『刀剣乱舞』〜つはものどもがゆめのあと〜が4日、TOKYO DOME CITY HALLにて開幕。初日公演に先駆けて、公開ゲネプロが行われ、三日月宗近役の黒羽麻璃央をはじめ、キャスト陣が登壇し、本番への意気込みを語った。

 名だたる刀剣が戦士の姿となった“刀剣男士”を収集・育成するシミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」(DMM GAMES/Nitroplus)を原案としたミュージカル『刀剣乱舞』。2015年秋に初演となるトライアル公演を実施。1部のミュージカルでは歴史上の戦場を舞台に刀剣男士が激しく闘い、歌い、優雅に舞い、2部ではオリジナルの衣裳を纏った刀剣男士が華麗なライブパフォーマンスを繰り広げるという、斬新な二部構成でおおいに話題となった。

 2016年春には1作目の完全版として「阿津賀志山異聞」を上演。同年9月に上演された2作目の「幕末天狼傳」では国内3都市に加え、上海で初の海外公演を実施。その後も広島宮島の嚴島神社での世界遺産登録20周年特別奉納行事としての特別公演や、大型ライブ「真剣乱舞祭2016」も大成功を収め、2017年春には3作目の「三百年の子守唄」を上演。さらに、インド、フランスでのイベントにも刀剣男士が出演するなど、国内のみならず海外からも注目を浴びている。

 シリーズ4作目の今作では、「阿津賀志山異聞」で出陣した刀剣男士のうち、三日月宗近、小狐丸、岩融、今剣の4振りが再登場し、源氏の重宝といわれる髭切、膝丸の2振りが加わり新たな物語を描く。小狐丸は、先の阿津賀志山への出陣に思いを馳せ、源氏と浅からぬ縁を持つ髭切と膝丸の兄弟の存在が、今剣に義経との哀しい別れの記憶を呼び起こさせ、再び心を乱すのではないかと案じていた。そんな中、三日月宗近、小狐丸、岩融、今剣、そして本丸にやってきたばかりの髭切、膝丸に出陣の命が下る。彼らが向かう先は、かつても訪れた平安末期から鎌倉初期。源頼朝が弟・義経の軍勢を追い詰め滅ぼし、鎌倉幕府を打ち立てた時代だ。再び義経・弁慶と相見えることに動揺を隠せない岩融をよそに、今剣は自ら隊長を申し出、戦いへと身を投じていく。

 本作について、三日月宗近役の黒羽は「刀剣男士というのは歴史を守るものだと思っていたのですが、今回の内容に関しては、1部、2部ともに“攻めの姿勢”で、これまでの3タイトルとは違った、いい味を出せているんじゃないかと思う」と語り、「審神者(さにわ)のみなさんは、きっといいものを作ってくるだろうと思ってらっしゃると思いますが、その遥か上をいく作品を届けたいなと思います」と決意を新たにする。「シンプルに緊張しています」と語った小狐丸役の北園涼は「「阿津賀志山異聞」を経て、僕たち刀剣男士がどれだけ成長してきたのかっていうのが、この作品に込められていますし、「幕末天狼傳」「三百年の子守唄」に負けない作品になっていると思います」と胸を張り、「初日のお客さんの反応が楽しみです」と笑顔を見せた。

 岩融役の佐伯大地は「僕ら三条派は“刀剣男士”歴が長いので、刀剣男士としても、人としても、役者としても、苦楽を共にしてきた仲間がいるということが心強いなと思っております」と挨拶し、「舞台上では冷静に精一杯演じて、新たな自分、新たな刀剣男士に出会えるような、そんな舞台にしたいですし、『最高傑作』と言われるようなミュージカル『刀剣乱舞』にしたいと思っております」と力強く語る。義経の守り刀である今剣役の大平峻也は「義経の歴史とかをすごく調べたりしたのですが、今回の台本や稽古を通して、“もしかしたら、歴史ってこういうこともあったんじゃないかな?”ということを感じています。実際に歴史上の出来事を見た人がいるわけではないので、いろんな伝説がある。そのなかで、この公演が100年後、200年後、義経の新たな歴史として、一つの伝説として残ったらいいなと思います」とコメント。

 今作で初登場となる髭切役の三浦宏規と膝丸役の高野洸。三浦は「『刀剣乱舞』という作品に憧れていたので、今こうやって刀剣男士として立てていることが夢のような感じがしています」と喜びを噛み締め、「客席から観ていた憧れの先輩たちと共に、僕と弟(の膝丸)と、胸を借りながらも一生懸命くらいついていって、最高の初日にしたいと思います」と宣言。続いて高野は「見どころが多い作品で、その分課題も多く苦戦したりもしましたが、刀剣男士としての歴史が長い先輩みなさんにすごく優しくしてもらって、今日までこれました。緊張していますが、精一杯、千秋楽までしっかりと頑張りたいです」と身を引き締めた。

 演出の茅野イサム氏は「トライアル公演から丸二年が経ちました。一番驚いたのは三条派メンバーのこの2年間での成長です」と話し、「彼らの役者としての個人の成長が、この本丸の刀剣男士としての成長と重なっているなと思いながら稽古してきました」と明かす。新キャストとなる三浦と高野についても「彼らは本当にゴールデンルーキーで、ものすごく図太くて、いい意味で物怖じせずに稽古場で躍動しておりました。新人の彼らを先輩たちが見守ったり、リードしてあげたりしていて、いい稽古場だなと思っていました」とコメント。

 さらに「ただ、彼らは芝居に関してはまだまだキャリアは短いけど、歌やダンスにしては、先輩たちを凌駕するくらいのスキルを持っていた」と語り、「佐伯は教わったりしてたよね?」と暴露すると、佐伯は「そうですね。僕は振りを教わってました(笑)」と笑顔を見せ、笑いを誘っていた。

 また、本作の見どころに関しては、「詳しいことはまったく言えませんが、ひと言で言うと衝撃作だと思います」と語り、「今まで踏み込んでいなかった『刀剣乱舞』の深い世界に踏み込んでいます。観に来てくださる方々も驚かれるんじゃないかなと。でもこれも『刀剣乱舞』だと胸を張ってお見せできる作品になっていると思います。幕が開くのをワクワクしていますし、早く観ていただきたい」と期待に胸を膨らませた。

 ミュージカル『刀剣乱舞』〜つはものどもがゆめのあと〜は、11月4日(土)〜12日(日)までTOKYO DOME CITY HALLにて上演される。その後、京都公演が11月17日(金)〜19日(日)まで京都劇場にて、東京凱旋公演が2018年1月6日(土)〜14日(日)まで日本青年館ホールにて、大阪公演が1月26日(金)〜30日(火)まで梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演される。

(C)ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会

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  • ミュージカル『刀剣乱舞』〜つはものどもがゆめのあと〜囲み取材に登壇した(左から)膝丸役の高野洸、今剣役の大平峻也、小狐丸役の北園涼、三日月宗近役の黒羽麻璃央、岩融役の佐伯大地、髭切役の三浦宏規(C)Deview

  • ミュージカル『刀剣乱舞』〜つはものどもがゆめのあと〜ゲネプロより(C)Deview

  • ミュージカル『刀剣乱舞』〜つはものどもがゆめのあと〜ゲネプロより。三日月宗近役の黒羽麻璃央(C)Deview

  • ミュージカル『刀剣乱舞』〜つはものどもがゆめのあと〜ゲネプロより。小狐丸役の北園涼(C)Deview

  • ミュージカル『刀剣乱舞』〜つはものどもがゆめのあと〜ゲネプロより。岩融役の佐伯大地(C)Deview

  • ミュージカル『刀剣乱舞』〜つはものどもがゆめのあと〜ゲネプロより。今剣役の大平峻也(C)Deview

  • ミュージカル『刀剣乱舞』〜つはものどもがゆめのあと〜ゲネプロより。髭切役の三浦宏規(C)Deview

  • ミュージカル『刀剣乱舞』〜つはものどもがゆめのあと〜ゲネプロより。膝丸役の高野洸(C)Deview

  • ミュージカル『刀剣乱舞』〜つはものどもがゆめのあと〜ゲネプロより(C)Deview

  • ミュージカル『刀剣乱舞』〜つはものどもがゆめのあと〜ゲネプロより(C)Deview

  • ミュージカル『刀剣乱舞』〜つはものどもがゆめのあと〜ゲネプロより(C)Deview

  • ミュージカル『刀剣乱舞』〜つはものどもがゆめのあと〜ゲネプロより(C)Deview

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