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2017/10/20 22:53

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『時をかける少女』に続編があった! 舞台版の“芳山和子”役を現役女子高生・上白石萌歌が演じる

舞台「続・時をかける少女」ティザービジュアル(C)2018「続・時をかける少女」製作委員会
舞台「続・時をかける少女」ティザービジュアル(C)2018「続・時をかける少女」製作委員会

 女優・上白石萌歌が、『時をかける少女』の続編『続・時をかける少女』の舞台化作品で主演を務めることが発表された。

 1972年に筒井康隆によるSF青春小説『時をかける少女』をドラマ化した『タイム・トラベラー』(NHK)が好評を博し、その続編として筒井の原作から離れ、脚本家・石山透が『続・タイム・トラベラー』を創作しドラマ化。その後ドラマの脚本を『続・時をかける少女』として書籍化。今回、45年の時をかけて初の舞台化が実現した。

 主人公・芳山和子を演じるのは、第7回「東宝シンデレラ」オーディショングランプリを獲得しデビュー、2017年ミュージカル『魔女の宅急便』で主演、その後舞台『星の王子様』に出演、現在放送中のCM「キリン 午後の紅茶」では澄んだ歌声を披露している女優、上白石萌歌。

 『時をかける少女』から月日が経ち、再び時空を超え、未来からきた青年に恋をする女子高生の芳山和子役を演じます。今回主演を務めるにあたり上白石は「現役で制服が着られる最後の年に、この作品に出会えたことをとても嬉しく思います。高校生である今だけの自分の感性を頼りに、和子と共に思い切り駆け抜けたいと思います!」と意気込みを語った。

 脚本と演出を務めるのは、『来てけつかるべき新世界』にて第61回岸田國士戯曲賞を受賞し、映画・ドラマの脚本、テレビやラジオの企画構成も手掛ける劇団ヨーロッパ企画の上田 誠が担当。上田は本作の舞台化について「数年前、『時かけ』に「続」があると知ったときはひっくり返りそうになりました。読むと、ラベンダーの香りを残して未来へと去っていったケン・ソゴルが、堂々とまた帰ってきて和子に迷惑をかけまくっていました。そしてまた記憶を消す消さない言っているという。それが夫婦漫才のようで、これをコメディにできないかと思い立ちました」とコメントしている。

 今回『続・時をかける少女』のティザーチラシビジュアルと共に、女子高生タイム・トラベラー芳山和子役を演じる上白石萌歌のセーラー服姿も解禁。現役高校生の上白石が等身大で演じる「時をかける少女」に期待が高まる。

 公演は、東京:2018年2月7日〜2月14日(水)東京グローブ座を皮切りに、地方公演も予定されている。

■上白石萌歌コメント

「多くの方に愛され、わたしも大好きな作品である『時をかける少女』に続編があるということをお話をいただいてから初めて知りました。すぐに原作を読みましたが、非現実的な世界と日常との間で揺れる和子の姿に思わず背中を押してあげたくなりました。この世界観が舞台上でどのように広がっていくのか、今から胸が高鳴ります。上田さんのことは、事務所の先輩である長澤まさみさん主演の映画『曲がれ!スプーン』で存じ上げていました。独創性溢れる演出とユニークな仕掛けにいつも驚かされます!エチュードを交えながら稽古を進めていくスタイルは後にも先にもないと思うので、存分に鍛えていただきたいです!(笑)。現役で制服が着られる最後の年に、この作品に出会えたことをとても嬉しく思います。高校生である今だけの自分の感性を頼りに、和子と共に思い切り駆け抜けたいと思います!」

■上田 誠 コメント
「数年前、「時かけ」に「続」があると知ったときはひっくり返りそうになりました。読むと、ラベンダーの香りを残して未来へと去っていったケン・ソゴルが、堂々とまた帰ってきて和子に迷惑をかけまくっていました。そしてまた記憶を消す消さない言っているという。それが夫婦漫才のようで、これをコメディにできないかと思い立ちました。萌歌さん、ケン・ソゴルをよろしくお願いします。何も覚えていないと思いますが、あの時たしかに恋に落ちていたのですよ」

(C)2018「続・時をかける少女」製作委員会

関連写真

  • 舞台「続・時をかける少女」ティザービジュアル(C)2018「続・時をかける少女」製作委員会

  • 舞台「続・時をかける少女」写真(C)2018「続・時をかける少女」製作委員会

  

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