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2016/08/17 18:27
上白石萌歌&さくらまやの10代コンビが『赤毛のアン』で全国巡演 ご当地名物を楽しみに「くいだおれ紀行だ!」
上白石萌歌とさくらまやが17日、新宿・東京文化センターで行なわれた「2万人の鼓動 TOURSミュージカル『赤毛のアン』」の東京公演前に囲み取材を行なった。
主人公のアン・シャーリーを演じるのは、2011年に『第7回東宝シンデレラオーディション』でグランプリに輝いてデビューした16歳の女優・上白石萌歌。「アンがグリーンゲイブルズに来てから大人になるまでが、すごく分かりやすく描かれているので、瞬きせずに楽しんでください。ダイアナと友情を誓うシーンが大好きです」と公演の見どころを語る。
昨年に続いてアンの友人ダイアナ・バリーを演じるのは、演歌歌手としても活動する18歳、さくらまや。さくらは「家族の絆、友情の絆がテーマ。私も人間関係を見直してみようと思って、LINEのアドレスをたどって、疎遠になっていた人と仲良くなりました」と、今回の役がプライベートにも影響を与えていることを明かした。
昨年の公演では実姉・上白石萌音がアンを演じている。上白石萌歌は「姉から毎日のようにアドバイスをもらっています」と言い「姉のいい部分を少しずつもらいながら、自分が演じたいように工夫しているので、まったく違うものになっています。姉よりも真っすぐなアンを演じたいと思っています」と意気込む。姉妹の両方と共演しているさくらは「基本的には全然違うんですけど、ふとした瞬間に、言い方が似ていてハッとします。懐かしくもありつつ新鮮」とその印象を語った。
『赤毛のアン』は全国各地の一般公募オーディションで選ばれたキャストと、全国を巡るプロのキャストがともに作り上げるツアー公演。すでに14日に札幌公演、15日に仙台公演が実施された。上白石は「全国の美味しいものが食べられるのが嬉しい」と今後の公演にも期待。さくらは「札幌の打ち上げではカニを食べました! 仙台では牛タンを食べて、ずんだもちの差し入れもいただきました。福岡ではモツ鍋かな。くいだおれ紀行だ! これで踊ってなければチョー太ってます」と笑わせた。
東京公演は18日まで行なわれ、その後、19日・大宮、22日・名古屋、23日・広島、24日・福岡、25日・大阪で順次上演される。