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2017/08/30 07:31
NGT48荻野由佳、卒業を発表したキャプテン・北原里英への想い「夢を叶えてくれた恩人」
新潟を拠点に活動するNGT48のメンバーで、『AKB48 49thシングル選抜総選挙』第5位の荻野由佳が、30日発売のシングル『#好きなんだ』に選抜メンバーとして参加。荻野がオーディション情報サイト「デビュー」のインタビューに答え、ドラフトで荻野をNGT48に指名し、AKB48グループへの道を拓いた恩人・北原里英の卒業発表に対する想いを語った。
――一昨日(インタビューは卒業発表の2日後)北原さんが卒業発表をしましたが、同じステージでそれを聞いた気持ちはどうでしたか?
「本当にメンバー誰も何も知りませんでした。最後の曲に行く前に“私から…”って、北原さんが言ったときは、なんか良いことかな? 2期生の募集かな? とか考えたんですけど、隣の隣にいた北原さんの口元が震えているのを見て、これは違う、何かがある、NGT48に何が起こるんだ?って思って。考えたくないけど、卒業なのかな…っていうのは読みとって、覚悟はしておいたんです。でも実際に『卒業』って言葉を聞いたときは、覚悟はしていたものの、訳わかんなくなって、その場で倒れちゃって、過呼吸にもなっちゃって。北原さんがいなかったら、私はNGT48には絶対いないわけですし。北原さんが私を推してドラフトで指名して下さったと聞いていて、私の夢を叶えてくれた恩人でもあるので、その人がいなくなるって考えるのが本当にイヤで。いやだ!いやだ!いやだ!って気持ちしかなくて。でも、北原さんが今後の夢のために卒業するっていうのは素晴らしいことですし。夢を叶えてくれた北原さんだから、逆に私が、北原さんが夢を叶える後押しをしていかなきゃいけないなっていう考えに至って、前向きにとらえるようにしています。でも考えると辛いです。里英さんのいないNGT48はまだ考えられないです…」
――NGT48の副キャプテンとしては、今後をどう考えますか?
「ステージ上で北原さんは“みんなの永遠のキャプテンでいられるように”って話していたので、キャプテンは作らなくていいんじゃないかなって…。あの役割が出来る人、NGT48らしさを作れる人って、北原さんしかいないと思います。新しくキャプテンを作ることによって、北原さんの居場所をなくすとか思っちゃて…今はまだ考えられません。また考えは変わると思うんですけど、みんなの中に残し続けていたい存在なので」
――卒業は来春と言われていますが、それまでどんなことをしたいですか?
「北原さんがいなくなったNGT48は、皆で支えあって活動は出来るんですけど、北原さんが卒業されたら、一人での活動になるのでもっと大変だと思うんです。だから卒業されるまでに北原さんが、NGT48のことを心配せずに、笑顔で卒業できる環境作りをすることが、今の私たちの役目かなって思います。私たちが悲しがってたら、気持ちよく卒業できないじゃないですか?笑顔で卒業できる環境を私立ちが作っていきたいと思います」
なお、NGT48初のアナログ盤『青春時計(豆腐メンタルRemixby tofubeats)』が9月27日にリリースされる。
■荻野由佳プロフィール
おぎの・ゆか●1999年2月16日生まれ、埼玉県出身。NGT48チームNIIIの副キャプテン。AKS所属。2011年からAKB48 第13期生、第14期生、第15期生、AKB48 Team 8 全国一斉オーディション(埼玉県)に応募するも採用にならず。2014年バイトAKBとしての活動をへて、2015年「第2回AKB48グループ ドラフト会議」において、NGT48に第2巡目で指名される。2017年4月、NGT48としてシングル『青春時計』でメジャーデビュー。2017年6月17日に開票された『AKB48 49thシングル選抜総選挙』で73368票を獲得し5位に。2017年8月30日、AKB48の49枚目のシングル『#好きなんだ』の表題曲歌唱メンバーに選抜される。なお、NGT48初のアナログ盤『青春時計(豆腐メンタルRemixby tofubeats)』が9月27日にリリースされる。