ニュース
2017/08/26 21:12
小池徹平も注目のジュノンボーイBEST30お披露目「失敗を恐れずのびのびとやってほしい」とエール
俳優の小池徹平が24日、都内にて行われた『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト 30周年記念!BEST30お披露目イベント』に出席し、未来のスター候補たちへエールを送った。
1988年にスタートした同コンテストは、武田真治、伊藤英明、小池徹平、溝端淳平、三浦翔平、菅田将暉など、数多くの俳優を輩出している男性スターの登竜門的オーディション。30周年のメモリアルイヤーとなった今回は、過去最多の応募総数17,293人を記録し、書類・写メ選考によりBEST1000を決定。その後、東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌の6ヵ所で地方予選が行われ、地方予選を突破したBEST104が、雑誌『JUNON』や公式携帯サイト等で行われる人気投票の結果により、BEST104→BEST50→BEST30と、サバイバル形式で勝ち残っていく。
さらに今回は、地方予選を突破できなかったBEST1000を対象に、“蘇生”と称した新しい敗者復活制度を導入。公式アプリ『CHEERZ for JUNON』での獲得CHEER数上位3名と、本コンテスト協賛のRPGゲームアプリ『黒騎士と白の魔王』でのアンバザダーレベル上位3位の、計6名がBEST30に合流。
2001年に開催された14回目の同コンテストでグランプリを受賞した小池は、「当時15歳で、芸能界に興味を持ちだして、親から勧められて自分から応募しました」と明かし、「今だとスマホで撮ったりするんでしょうけど、当時はインスタントカメラで写真を撮って、締切ギリギリに急いで送ったのを覚えていますね」と振り返る。
すごく緊張したという最終選考会に関しては「とにかく一緒にオーディションを受けていた同期の子たちがカッコ良くみえて、自分がここにいるというのが信じられないという気持ちだった」と語り、「僕はパフォーマンスでギター演奏をやったんですが、パフォーマンスする前に弦が切れてしまって。予備も持ってきてなくてそれで出ようと思ったら、半田健人くんが『弦切れたままでいくんだったら、もう1回チューニングしたほうがいいよ』ってアドバイスをくれて。それで冷静さを取り戻してなんとかパフォーマンスができた」と当時のハプニングについて告白。「(ファイナリスト)みんなで支えあって、第14回目の大会を作ったというような感覚で、めちゃくちゃ温かくて楽しかった」と笑顔を見せた。
この日のお披露目イベントでは、BEST30の候補者たちが一人一言ずつ意気込みをコメント。愛知県出身の最年少・鈴木栄響くん(12歳)は「最年少ですが、上の方に負けないよう精一杯頑張るので応援よろしくお願いします」としっかりとした口調で意気込みを語る。東京都出身・14歳の田中北斗くんは自身の眉毛を指さし「僕は眉毛がちょっと濃くて、“北斗ライン”ってみんなから呼ばれています」と笑顔をみせ、香港出身・21歳の留学生、梁源(りょうゆん)くんは英語と母国語、日本語を駆使して挨拶し「ファイナリストまで入って見せます」と力強く語る。
三重県出身・17歳の早坂柊人くんは「カメレオン俳優、個性派ジュノンボーイを目指して頑張ります」と明確な目標を打ち明ける。蘇生組からBEST30に合流した三重県出身・23歳、大藪潤くんは「今回がジュノン・スーパーボーイ・コンテスト、ラストチャンスなので、グランプリ獲りたいと思います」と宣言。福岡県出身・17歳の入江海斗くんはガッツポーズをしながら「絶対ファイナルに残って、東京に帰ってきます!」と気合十分。
大阪府出身・16歳の吉田聖くんに対して、小池は「吉田くんはすごく色白だね……あれ?ウエンツ(瑛士)じゃないよね?吉田くんだよね? 色が白かったからちょっと間違っちゃった(笑)」と反応し、笑いを誘う。また、東大医学部に通う東京都出身・21歳、河野玄斗くんに対しては「なんで(応募したの)?」と質問。「マルチタレントになりたくて」という答えが返ってくると「すごいな〜、面白い!」と感心しきり。
個性豊かな候補者たちを見て「みんな目が輝いているし、夢をみている感じがまぶしすぎる! 審査途中のジュノンボーイたちに会える機会はなかなかないし、キラキラした瞳が本当に美しい逆にこっちがいいものをもらったなっていう気分です」と感想を述べていた。さらに36名の候補者に対して、小池は「グランプリに選ばれたりすることもすごく素晴らしいことだけど、まずこの場にいるだけで本当にすごいことなので、何かしら掴んで人生の一部にしてほしい。悔いが残らないよう頑張ってください」とエールを送った。
イベント終了後、囲み取材に応じた小池は「みんな若くてびっくりしました」と話し、「僕はあんなにハキハキしゃべれなかったし、緊張して吐息がもれちゃっているようなしゃべり方だったので、すごい子たちだなって思いました」とコメント。
ジュノンボーイ同士の交流について問われると、「交流自体はあまりないけど、ふとしたときに会ったりする。三浦翔平(第20回「フォトジェニック賞」「理想の恋人賞」)とかが『飯食わしてくださいよ』みたいな、ぜんぜん先輩を敬ってないような感じで連絡してくるのて、たまに行きます」と明かしつつ、「でも、僕は敬ってくれっていうタイプでもないので大丈夫なんですけど(笑)。そうやって甘えてくれるのは嬉しいなと思います」とニッコリ。
そして改めて候補者たちに「グランプリとか賞とかも大事だけど、歴代のジュノンボーイを見ていても、賞を獲っていない人でも活躍している人はたくさんいるので、それに縛られずに自分の個性を前面に出してほしいと思います。失敗してもいい。失敗したときの顔や素の部分、人間性が見えればいいんじゃないかと思うので、失敗を恐れずに自由にのびのびとやってほしいです」と激励した。
36名の候補者たちは今後、BEST15、さらにはBEST10をかけ、引き続き雑誌『JUNON』等で人気投票を実施。その激戦を勝ち抜いたBEST10に加え、敗者復活者3名を合わせた13名が11月26日(日)に開催される最終審査に挑む。