ニュース
2017/05/18 23:42
野村周平が菅田将暉に感謝の公開キス 映画『帝一の國』大ヒットに、菅田「ちょっと泣きそう」
古屋兎丸の人気コミックを実写映画化した『帝一の國』の応援上映&大ヒット御礼舞台挨拶が17日、都内で行われ、主演の菅田将暉をはじめ、野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗、志尊淳が出席。
本作は、日本一の超名門・海帝高校を舞台に「将来は総理大臣になって、自分の国を作る」という野心を持った主人公・赤場帝一(菅田)が、個性豊かなライバルたちと命がけの生徒会選挙を繰り広げる異色の学園コメディ。
この日は、発声、拍手、サイリウム、合唱、コスプレなどが可能な応援上映を実施。映画本編のスタート前には、菅田が扮する赤場帝一による場内アナウンスが流れ、応援上映のマナーについてや、海帝流の拍手の仕方、校歌斉唱の練習のレクチャーなどが行われ、上映前から大盛り上がり。本編がスタートし、各キャラクターが登場すると会場の温度も一気に上昇、「カッコイイ〜〜!」「可愛い〜!」などの黄色い声援があがる。海帝祭で行われた、菅田らによるふんどし姿での太鼓演奏シーンでは、サイリウムを振って、祭りさながらのも盛り上がりをみせていた。
興奮冷めやらぬ中、キャスト陣が登場すると、大歓声に包まれる会場内。野村が思わず「うるさい!」とツッコミを入れるほどの盛り上りっぷり。菅田や野村らが「盛り上がってるか〜い? イエ〜〜イ!!」と観客を煽る。
15日に都内で行われた応援上映に、原作者の古屋先生とともに、こっそりお忍びで観に行っていたという菅田。「人生で初めて自分の映画を映画館で観た」と明かしつつ、「みんなが何を言うんかな?ってと思っていたんですが、笑いましたね。“東宝”って出てきただけで、「ありがとう東宝!」って言ってたり、盛り上がっていて楽しかった。先生も喜んでいました」と振り返る。
また「もし応援上映に参加したら、どのシーンでどんな声援を送りたいか?」という質問に対して、菅田は「太鼓のときに、祥太朗たちが1回ケツを前にやるときがあって、あそこでめっちゃはしゃぎたい!」と語ると、竹内は「帝一が最後に『マリオネット』をピアノで弾くシーンで、テッテレッテ〜って踊りたい」とコミカルな踊りを披露。
志尊は、自身が演じる榊原光明が語尾につける「にゃん」について言及し、「いきなりこいつ『にゃん』とか何言ってるんだよ?ってなると思うので、『榊原光明だにゃん』って、みんな一緒に言ってくれたら緩和されると思うし、嬉しい」と回答すると、野村から「観客にどうやってもらいたかじゃなくて、お前自身がどうやりたいか?だよ!」と激しいツッコミ。志尊は「厳しいな〜」と苦笑いしつつ、「じゃあ『よろちくびー』って言って乳首出します!」と野村が演じる菊馬の持ちネタ持ち出し、笑いを誘っていた。
氷室ローランドを演じた間宮は「ローランドはマイムマイム踊ってないから、友達5人くらいて観に行って、おもむろに席から立って、マイムマイム踊ります」と宣言し、「そのノリが伝わって、最終的に(観客)全員でマイムマイム踊るのが夢です!」と目を輝かせる。続けて間宮が「(マイムマイム)やったのにカットされた人もいるしね」と、野村が踊ったマイムマイムシーンがカットされたことについて触れると、菅田も「『どうだ帝一、俺のマイムマイムのキレは?ハハハハ〜」って言ってるのに、キレがなかったからカットされた」とカットされた理由を暴露。野村は「それに関してはコメントを控えさせていただきます」と苦笑いをみせていた。
また、この日のイベントに出席できなかった千葉雄大に対して、『帝一の國』で定着した“じじぃ(千葉の愛称)”イジりが炸裂。菅田が「今日、じじぃおらんねんな〜」と寂しそうに話すと、野村は「彼は作品が終わったら他人ですからね。基本的には番宣とかしない俳優なんで」とジョークを交えてバッサリ。続けて間宮が「今日の出演者はアンダー25って言われたんじゃない?(千葉は現在28歳)」と語ると、菅田は「(年齢制限に)引っかかったんや!(笑)」と大爆笑。
さらに、志尊に対して間宮の溺愛っぷりも『帝一の國』では恒例の絡みとなっており、この日も志尊が「今日久しぶりに会ったんですが、もう祥太朗くんがすごかったんです。ずっと僕のお尻から手を離さない」と明かすと、間宮は「やめてよ〜、そういうのバラすの!」と頬を赤らめる。そして竹内が「でも、ジュンジュンも嫌じゃないでしょ?」と問いかけると、志尊は「嫌じゃない」と即答し、まんざらでもない様子。そんな二人の怪しい関係に、会場は黄色い声援に包まれていた。
イベントの終盤には、帝一メンバーが集結するのもこの日が最後ということで、「卒業」と題したセレモニーが行われ、竹内、志尊、間宮、野村それぞれが、菅田へメッセージを贈り、それぞれ堅い握手とハグで絆を確かめ合う。間宮が菅田の首筋にキスすると、野村は菅田の唇を奪い、会場を大いに盛り上げていた。4人のメッセージを受け取った菅田も共演者に向けて「俺らなりの果たし状になればっていうのを、みんな何も言わずとも汲み取ってくれつつ、でもそれを表に出さんと、こうやってふざけて毎日やれたことが幸せでした。本当に心の底から感謝しています」と想いをぶつける。
最後に、菅田は「応援上映、本当に楽しそうで、祭りにできて良かったです。こうやって楽しもうとしてくれている人たちがたくさんいてくださって、嬉しいし、幸せです! 多少なりとも感動しております。今ちょっと泣きそうです」と想いを打ち明け、「これからも僕らを含め、みなさんも楽しく生きていこう!ありがとうございました!」とメッセージを贈り、舞台挨拶を締めた。