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2017/04/15 17:01
岡田結実、17歳一発目の「ウワオッ!」も「羞恥心が出てきちゃいました」
タレントでモデルの岡田結実が15日、初の写真集「岡田結実1st写真集『きゅーじゅーはちぱーせんとのゆい』」(東京ニュース通信社刊)と初のフォトブック「岡田結実1stフォトブック『hungry!!!』」(ぴあ刊)の発売を記念した合同イベントを都内で開催した。この日誕生日を迎えた岡田のために、バースデーケーキが登場するサプライズもあった。
写真集とフォトブックを両手に持ってフォトセッションに臨んだ岡田は「2冊持つのって大変なんだなって」と充実した笑顔。「最初にお話をいただいたとき、責任重大だなって思ったんですけど、そんな機会をいただいたということで、それに恥じないように、自分の思う自分を出せるように臨みました」と真摯に挨拶。
写真集の帯には出川哲朗が『この写真集、誰が買うんだ? 俺は買う』と推薦メッセージを寄せている。岡田は「カバーのメッセージを書いてくださるというのでメールを送らせていただいたんですが“俺のほうが嬉しく思っているから。ありがとう”って返事を下さって。なんていい人なんだろう!って思いました。短いけどメッセージが詰まっているのが出川さんらしくて嬉しい。買ってくださるとおっしゃってるので、10冊は買って配って欲しいです!(笑)」と喜びを表した。
出川とは『大!天才てれびくん』(Eテレ)で共演して以来の付き合い。「小学5年生からお世話になっているので、第2のお父さんのような、第3のお父さんのような(笑)。『てれび戦士』の一人だった私を、今でも優しく支えてくださって」と改めて感謝の気持ちを表した。一方で“第1のお父さん”岡田圭右は、写真集もフォトブックもまだ見ていないようだが、「恥ずかしいので葛藤中です」と年頃の女の子らしい表情。「“ええんちゃうかな”とか“大人になったな”とか言ってくれると思います」。
それぞれの本に掲載されているお気に入りの写真について聞くと、まずフォトブックのほうは夕陽をバックに撮影した写真を挙げた。「あとちょっとで夕陽が沈む!っていうタイミングで、車の中で急いで着替えながらリップを塗ったりして、ハラハラしながら撮ったのが私たちらしくて。でも出来上がったものはすごくカッコよく撮れていて、私の予想をはるかに超えた素敵な写真になっていて、いい思い出でした」。
一方の写真集のほうはベトナムのミーソン遺跡で撮った写真。「遺跡のなかで撮ったので、別の時空で、時が止まったような、何かに圧倒されるような感覚があって。人としても新しい経験ができたなと思いました」と語った。
現在レギュラー番組4本を抱える現役女子高生で、多忙を極めるなかで制作された写真集とフォトブック。本人は「マネージャーさんがスケジュールを考えてくださったので、息抜きをしながら、笑いながら、仕事という感覚もありつつ、素敵な思い出を作るぞっていう気持ちで臨めました」と充実の時間をすごしたようだ。
取材記者からは「印税はどうするの?」というちょっといやらしい質問もあったが「支えてくださった方に(還元)できるように」と言う岡田。今欲しいものといえば「テレビ」だそうだが「自分の部屋にテレビが欲しいって言ったら、お母さんから“自分の部屋にこもってゴルフ番組ばかり観てるパパみたいになるからダメ”って」。岡田家では、リビングで家族揃ってテレビを観るのが決まりだそうで、家族仲の良さや、岡田結実がまっすぐ育った理由も垣間見えた。
本日4月15日は岡田の17歳の誕生日。「12時ちょうどに友達や家族やスタッフさんからメールをたくさんもらって、嬉しいなと思いながら眠りにつきました。まだ17歳という感覚はないんですが“花のセブンティーンだね”って周りの方に言われるので、花のように枯れないように、頑張りたいと思います」と決意を新たにする。
そして「17歳まで元気にすくすく育てたのは、家族もそうだし、友達もそうだし、支えてくださる皆さんのお陰。この気持ちを忘れないように、芸能界という素晴らしい場所で、いつまでも輝き続けられるように、これからも頑張っていきたいと思います。このような機会をありがとうございます」と改めて感謝の気持ちを語った。
子役、ジュニアモデルを経て、昨年6月からテレビタレントとして本格的に始動した岡田。16歳の1年を振り返って「悔しくて、なんでこんなことも出来ないんだろうって後悔する日々がほぼ半分でした。今年は土台作りをしっかりして、息の長い人になれるように。一つひとつ自分らしさを出せるように毎日頑張って生きていけたらなと思います」と言う。一方スクリーンデビューも果たし、女優としての夢も大きくなった。「役者さんの経験はすごく大きいものでした。キャストの皆さんとは今でも仲良くさせていただいていて、人と人との出会いは大切だなっていうことを学ばせていただきました。今後も役者も続けられたらなぁって思います」。
イベント前の囲み取材中に、本人には内緒のサプライズでバースデーケーキが登場。「家族以外の人に盛大に祝ってもらうのが初めて」と飛び切りの笑顔を見せた。撮影タイムに取材陣から「お父さんのギャグを」と求められると「花束を持っているので、片手でもいいですか」と確認しつつ『閉店ガラガラ、出たっ! ウワオッ!」と本息で披露。しかしすぐに「羞恥心が出てきちゃいました…」と、17歳の女の子らしい照れた表情を見せた。