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2017/03/17 19:01
ショッカー首領3世役のダイアモンド☆ユカイ「転がり続ける仮面ライダーはRock 'n' Roll」
劇場用映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』の完成披露舞台挨拶が15日、東京・丸の内TOEIにて開催され、『仮面ライダーエグゼイド』から飯島寛騎、瀬戸利樹、松本享恭、松田るか、小野塚勇人、甲斐翔真、岩永徹也、『宇宙戦隊キュウレンジャー』から岐洲匠、岸洋佑、山崎大輝、大久保桜子、榊原徹士、さらにゲスト出演者の『動物戦隊ジュウオウジャー』立石晴香と、敵役・ショッカー首領3世を演じるダイアモンド☆ユカイ、監督の金田治らが登壇した。
100名を超える歴代ヒーローとの共演について仮面ライダーエグゼイド/宝生永夢役の飯島は「ゲームの中で100名を超える先輩方と共演できて、画面を通じても子供から大人まで楽しめる作品になったと思います。僕が子供の頃に観ていた好きな仮面ライダーのキャラクターがいたんですよ。僕個人、すごく感動しました」と笑顔。
『キュウレンジャー』としての本格的な映画出演について、ラッキー/シシレッド役の岐洲は「子どものころから戦隊モノ、仮面ライダーが大好きなので、とにかくすごく嬉しかったです。今、戦隊もののドラマをやっているんですが、仮面ライダーと一緒に作る映画は、お話も演技も少し大人っぽいなと感じていて。金田監督には“レッドっぽ過ぎてダメ”って言われて(笑)。少しナチュラルに立ってみたり。ナチュラルに“よっしゃラッキー!って”言ってみたりしました」と語る。
アム/ジュウオウタイガー役の立石は『ジュウオウジャー』からただ一人の出演。「役柄がネコ科なので、さみしいとかは無いんですけど、初めてジュウオウジャーのみんながいなくてさみしいって感じてます」という。そして「特撮シリーズはたくさんの方に愛されている作品なので、いい作品になるようにという重圧を感じながらも、ジュウオウジャーからは一人なので“ジュウオウジャーなめるなよ!”っていう気持ちで気合を入れて撮影しました」と振り返った。
今作の敵役・ショッカー首領3世を演じるダイアモンド☆ユカイが「(家には)5歳のボーイズIIメンがいるんですけど、仮面ライダーにもう夢中でね。多分みんなの顔を見たら全員に近寄ってくると思うんだけど。今日、来てます!」というと出演者たちも歓声。しかし「ただちょっと、子供たちが来てるのに最後やられちゃうんでね…そこだけどうやって目をふさごうかなって」と笑わせる。
『仮面ライダー1号』放送時は小学生で、“真っ只中の世代”というダイアモンド☆ユカイ。「“ライダーに出るんだよ”って言ったんだけど、オレは悪役なんですよ。だけど、ショッカーと言えば、子供の頃から大好きだった天本さん(天本英世。死神博士/イカデビル)がいるんですけど、天本さんの孫のつもりでね! オレはどっちかっていうとデビューしたときからヒールだったんでね。今はちょっと子供ができてベビーフェイスな感じですけど。ヒール歴が長いんで、天本さんを参考にしつつ。3代目にして潰れる会社とかもあるけど、ショッカーは3代目にしてこれからね、カッコいいところを見せていきたいと思ってます」と“ショッカー愛”を語った。
MCから「仮面ライダーのロックな部分」について聞かれると、ダイアモンド☆ユカイは「ローリングしてるよね! 『Rock 'n' Roll』って言うんだけど、『Rock』は若さと勢いで出来るんだけど、『Roll』がみんなできないんだよ。要するに、仮面ライダーはずっと転がり続けているでしょ。1号からずっと、転がり続けてますますでっかくなっている。これはやっぱりロックの醍醐味だね。ライダーは『Rock』と言うより『Rock 'n' Roll』だと思います」とキッパリ言い切った。
映画は「仮面ライダーエグゼイド」と「宇宙戦隊キュウレンジャー」の共演作。世界消滅の運命を懸けた「死の闘技場」が、エグゼイドたちとキュウレンジャーの前に立ちはだかり、「ゲーム世界」が現実世界への総攻撃を開始。閉ざされた異空間から脱出するため、歴代の仮面ライダー、スーパー戦隊混成チームを結成。レベルアップを果たしながら「最強」超えた「最強」のヒーローが誕生する。25日全国ロードショー公開。