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2016/11/09 19:18
山本彩、ソロライブツアー東京公演盛況「“無限の可能性”を胸に突き進む」
アルバム『Rainbow』でソロデビューを果たした山本彩が8日、東京・Zepp Tokyoにて『山本彩LIVE TOUR 2016〜Rainbow〜』の東京公演を行なった。
10月26日に発売された1stソロアルバム『Rainbow』を引っ提げての全国Zeppツアー。1会場目の名古屋の評判も上々とあり、フロアを埋め尽くしたファンの期待で、会場の熱気は真夏のようだ。
スクリーン越しにギターを弾くシルエットから、「東京ーーー!!」という山本の勢いのある掛け声とともにライブはスタート。最近『関ジャム完全燃SHOW』で「スゴ腕ミュージシャン」として紹介されたドラムのSATOKOをはじめとする5名の腕利きバックバンドを従え、1曲目の『ヒトコト』からロックサウンド全開で盛り上げる。公演2日前には熱を出していたというが「今日の東京はヤバイんじゃないかと思っていたんですが、今日はめちゃくちゃ元気でーっす!」と、元気いっぱいにパフォーマンス。
ステージ上の山本の姿は、これがソロデビューライブとは思えないほどの存在感で、アーティストのたたずまいを見せる。拳突き上げ系から、アコースティックギターを抱えたぬくもりのある楽曲、ハンドクラップで一体感を作り上げる前向きな歌まで、アルバム収録曲を中心とした全17曲を聴かせた。またNMB48の『僕らのユリイカ』のロックアレンジやAKB48『365日の紙飛行機』のソロバージョンも織り交ぜ、ファンを歓喜させる場面もあった。
ツアーのために結成されたバンドメンバーとのチームワークもバッチリ。グループLINE上では「ロン毛担当」「ポスター担当」「画伯担当」といったニックネームで呼び合う仲になったようす。その話に山本は「みんなにはまだ気付かれて無いんですけど…『しゃくれ担当』の山本彩ですッ!」と自己紹介して、オチをつけるなどMCも軽やかだ。
MCでは会場のファンにも語りかける。自身作詞作曲の『雪恋』について「男性のほうが失恋したときに整理がつかないというか、引きずると思う。え、そうじゃない? 人による?」と恋愛観トーク。そして「失恋の傷を癒して、前に進む気持ちになってもらえたら」と曲に込めた想いを明かした。
本編が終わると、会場には自然発生的に「さやか」コールが巻き起こる。再び登場した山本は「10月にソロアルバムを出さしてもらって、11月からはこうやってライブツアーをやらしてもらって、シンガーソングライターとなって自分の歌を作って皆さんに届けることが昔からの想いでした。2016年になって、その夢を叶えることができました。自分にとって大事な年になったと思います。それは聞いて下さる皆さんがいるからこそ成り立つことなので、改めて皆さんにお礼を言いたいです。ありがとうございました」と感謝を述べる。
そして「まだまだ未熟な私ですので、これから学んでいくこと、身に付けていかなければいけないことはたくさんあります。レインボーローズの花言葉は『無限の可能性』。みなさんもやりたいことを持っている方々だと思うので、私もその花言葉を胸に、みなさんの目標への活力になれるように突き進みますので、これからもよろしくお願いします」とメッセージを送った。
『山本彩LIVE TOUR 2016〜Rainbow〜』はこの後、14日のZepp 札幌、21日・22日のZeppなんば大阪へと続く。