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2016/09/23 18:46
「天性の“陽”と爆発力」ホリプロTSC特別賞の12歳・三浦理奈さんに注目
芸能プロダクション・ホリプロが主催する『第41回 ホリプロタレントスカウトキャラバン PURE GIRL 2016』の決選大会で、グランプリに次ぐ審査員特別賞が誕生した。選ばれたのは滋賀県出身の12歳、三浦理奈さん。審査員に「何か底知れないものがある」と賞を設けさせた逸材に注目した。
今回の『ホリプロタレントスカウトキャラバン』では、「ホリプロ」と「PANTENE(P&G)」、そして「Hulu」の3社がタッグを組み、全国各地の美少女を探し回るスカウトバラエティ番組『あなたの街のイチオシ美少女グランプリ』と連動して出場者のスカウトを実施。三浦さんはその企画を通じて合宿参加権を得た一人。東京への旅行中、母親と原宿に買い物に来ていた際にスカウトされたといい「お母さんの友達かと思いました(笑)。こんな機会は一生に一回くらいだと思うので、やってみたいなと思いました」とチャレンジすることに。
三浦さんはエントリーナンバー8番として登場。関西出身らしく「しゃべりだしたら止まらない、楽しいこと面白いことが大好きな元気美少女」とVTRで紹介される。自分のことは「フレンドリーで常にそわそわしています。よく天然って言われます」というが、その天性の明るさと、周りを明るくする雰囲気は、合宿審査でも認められていた。
MCを務めた及川光博の「好きな食べ物は?」という質問には「いちごです。あ、違います! ラーメンです。塩ラーメンが好きです」とやはり天然な受け答え。しかしオーディションにかける意気込みについては「グランプリに絶対獲るという気持ちでがんばってきました。(ファイナリストとは)仲良くはしていたけど、負けたくはないです」と芯の強さを垣間見せた。
特技披露では『ソーラン節』を自分なりにアレンジして披露。「構え!!」と大きな声でかけ声をかけてから最後まで、全力の踊りを見せた。この『ソーラン節』も、実は合宿の間は、声の出し方も、手の伸ばし方も中途半端な出来だった。しかし実行委員長の小菅品世氏も「本番を見させてもらって、リハのときよりもすごくしっかり力を出していた」と認めるように、本番に向けてすごいスピードで殻を破り、急成長していったようだ。
そして見事、審査員特別賞に輝いた三浦さん。小菅氏は「持っている“陽”の雰囲気がとてもいいなと。そして、何をしでかすかわからない爆発力があって、何か底知れないものがあるんじゃないかと思って」と授賞の理由を語った。三浦さんは「グランプリではないので、悔しいけど、とてもうれしいです」としっかりコメントし、さらなる伸びしろを感じさせてくれた。
三浦さんの未知数の将来性に与えられた審査員特別賞。今後、どのような女優に成長していくのか注目していきたい。