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2016/09/11 22:25
加藤和樹、舞台『真田十勇士』で霧隠才蔵演じる「パワーアップした新しい作品を見せたい」
俳優・加藤和樹が11日、中村勘九郎主演・堤幸彦演出の舞台『真田十勇士』の公開舞台稽古に参加。同作で霧隠才蔵を演じる加藤和樹は「初演で松坂桃李くんが演じた才蔵を、いい意味で越えていかないといけない」と意気込みを語った。
2014年の初演、そして2016年9月22日に公開の劇場版で由利鎌之助を演じた加藤は、今作で霧隠才蔵を演じる。「映画を経ての再演であり、自分も役が変わっているので、今回はいろいろとパワーアップした『初演』だと思っています。観ていただいた方に、本当に最高だったと言ってもらえる作品にしたい」と語る。
稽古の当初は「前の役が残っていたので、鎌之助と呼ばれると、ピクってしていた」と言うが、「松坂桃李くんが演じた才蔵を、いい意味で越えていかないといけない」と気を引き締める。そして「アクションを一新し、才蔵としての居方とか、左助とのコンビとか、一人で作り上げる役ではないと思っています。パワーアップした新しい作品として、すべての方々に喜んでいただける作品になったと思います」と自信を見せた。
舞台『真田十勇士』は9月11日〜10月3日、新国立劇場 中劇場で上演。その後、KAAT神奈川芸術劇場(10月8日〜10日)、兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール(10月14日〜23日)と巡演する。なお、オーディション情報サイト「デビュー/Deview」では『真田十勇士』についての加藤和樹と新井敦史のインタビューを掲載中。