釣りに打ち込むことを誓った少女たちで構成された5人組アイドル・つりビットが29日、ワンマンライブ『つりの恩返し Vol.6 〜渋谷でもっとつりまくるんDay！〜』をTSUTAYA O-WESTで開催した。

　つりビットは、聞間彩(15)、安藤咲桜(15)、長谷川瑞(18)、竹内夏紀(15)、小西杏優(15)の5人組アイドルグループ。所属レーベル「Kisspoint Records」の研究生・ファーストきすぽのオープニングアクトに続いて、オーバーチュアに乗り「魚」と「お寿司」だらけの衣裳に身を包んだ5人が登場、のっけからアッパーな『Go! Go!! Fishing』で盛り上げた。

　この日は「釣り」と「お魚」にこだわったセットリストが組まれており、長谷川瑞は「終わる頃には皆さんを釣り上げたいと思います！」と宣言。竹内夏紀も「お楽しみをたくさん用意したのでパーティーみたいなライブにしたい」と挨拶した。

　早速タオルふりまわし曲『爆釣御礼』で「振って振って振りまくれ！」と煽り、『寿司パラダイス』、6月15日リリースのシングル曲『Chuしたい』に続いて、定期公演で定番のカバー曲をチョイス。ファンの手拍子に合わせてフレッシュにキュートに『渚のはいから人魚』（小泉今日子）を、そしてピュアにしっとりと『小麦色のマーメイド』（松田聖子）を聴かせた。

　そして「次の曲が…なんと初披露の曲になります！」との紹介で『Chuしたい』のカップリング『ギョギョギョムーチョ』をファンに初お披露目。「真似しやすいダンスなので絶対楽しくなる」という通り、夏にぴったりのガッツリノリノリのラテンサウンドで、釣りへの情熱を歌い上げた。

　続いては、SHOWROOMの冠レギュラー番組のゲーム企画で、ワンマンの企画コーナーMCに決定した聞間彩の進行でバラエティコーナー『クイズ聞間彩』に突入。聞間の出すヒントからお題の言葉を当てる『聞間辞書』は、乱暴なヒントにも関わらず見事正解。

　続いては聞間が音楽プレーヤーで聴いている曲をジェスチャーでメンバーに伝える「聞間ジュークボックス」。『Dragon Night』『Let It Go〜ありのままで〜』『HOT LIMIT』『ヘビーローテーション』まで難無く正解してみせ、さすがの絆を見せつけたが、最後の『楽園ベイベー』は難しく正解者なしという結果に。「最後にコレですか？」というダメ出しに落ちる聞間をみんなで盛り上げ、ぐだぐだで可愛らしいコーナーが終了した。

　気を取り直して『フィッシング曲メドレー』で後半戦に突入。「おさかなソング〜釣りパーティー〜FISH ISLAND〜ニガシタサカナハオオキイゾ」元気いっぱいにパフォーマンス。そして最後の曲は「新生活にも慣れてきて、明日月曜日だな、学校ドキドキ、お仕事ドキドキっていう人いるじゃないですか。そんな皆さんの気持ちを応援したいと思って選びました。皆さんに明日も負けないで、過ごしてほしいんです！　だから最後の曲盛り上がって明日に備えましょー！」という振りで『負けないガッツ〜いつか世界を釣り上げます〜』を歌って本編を終了した。

　アンコールは、ニューシングルのカップリング『渚でラテアート』と、キラーチューン『真夏の天体観測』で締めたつりビット。4月〜6月の3ヵ月連続ワンマンライブは、6月23日の『つりの恩返し Vol.7 〜渋谷でぜんぶお見せしNIGHT!〜』（マウントレーニアホール渋谷）を残すのみ。久々のホール公演で、釣り曲からアイドル曲まで「これがつりビット」という姿をすべて見せてくれるはずだ。