高杉真宙×横浜流星、”同い年で親友”コンビが念願の本格初共演 舞台『闇狩人』が開幕 | ニュース | Deview-デビュー

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2016/05/13 17:00

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高杉真宙×横浜流星、”同い年で親友”コンビが念願の本格初共演 舞台『闇狩人』が開幕

舞台『闇狩人』囲み取材に出席した(左から)丸山敦史、鈴木勝大、高杉真宙、横浜流星、荒井敦史、演出の深作健太氏。(C)Deview
舞台『闇狩人』囲み取材に出席した(左から)丸山敦史、鈴木勝大、高杉真宙、横浜流星、荒井敦史、演出の深作健太氏。(C)Deview

 坂口いくによるストーリー漫画を原作とした舞台『闇狩人』が13日より天王洲 銀河劇場にて開幕。前日の12日にはゲネプロと囲み取材が行われ、高杉真宙、横浜流星、鈴木勝大、荒井敦史、丸山敦史、演出の深作健太氏が登壇し、本番への意気込みを語った。

 同舞台の原作は、1988年〜1990年にかけて『少年ジャンプ』で連載され、現代版必殺仕事人として当時大きな話題になったヒット作。法では裁けない悪を撃ち、現代社会に潜む悪い奴らを成敗する裏の稼業“闇狩人(やみかりうど)”が、極悪非道な強敵を一網打尽に打ち砕く、迫力満点のアクション現代劇。

 普段は漫画家志望の冴えない予備校生だが、裏の顔に変わった瞬間、凄腕の闇狩人として悪に立ち向かう主人公・間武士(はざま・たけし)を高杉真宙が演じ、同じく闇狩人の一人で、自信家でナルシストで滅法強い美貌の我竜京介(がりゅう・きょうすけ)を横浜流星が演じる。同じ19歳でプライベートでも仲がいいという二人が、今作で本格初共演を果たす。

 高杉は「これからの通し稽古もドキドキなくらいの緊張具合です」とやや緊張気味にコメントし、「アクションも多いので、一つ一つ丁寧にみせられればと思います」と語る。一方の横浜は「1ヵ月間稽古を通して、力を合わせてやってきました。やるべきことはやってきたと思うので、あとは本番怪我のないように全力でやるだけ。僕はすごく楽しみです」と本番が待ちきれない様子。

 闇狩人たちが特殊な武器を用いて戦うシーンは今作の大きな見どころ。ステンレス製の定規で戦う高杉は「刀っぽいけど、逆手でやっているので、普通の殺陣とは違ってけっこう苦戦しながらやっています」と語り、特殊加工されたけん玉で戦う横浜は「(けん玉でどう戦うのか)誰も想像できないと思うんですけど…。ずっと空手をやってきて、素手でやっていたので、何か物が入ると難しいんですよね」とそれぞれ悪戦苦闘した模様。『烈車戦隊トッキュウジャー』トッキュウ4号/ヒカリ役でけん玉が得意な役をやっていた横浜は、記者から「普通にけん玉はできる?」と聞かれると「できます!」と即答。「けん玉は2年前にある作品でけん玉をやっていて、その時にいろいろと練習したので、今回それも活かされていると思う」と自信をのぞかせた。

 ロックスターでギターピックを武器とする三枝将(さえぐさ・しょう)を演じる鈴木は「真宙とかが定規で殺陣をやっているなか、僕は(ピックを)投げるとみんなが勝手に倒れてくれるので(笑)、楽させてもらって申し訳ないなと思う部分もある」と語りつつ、「映像とかも入ってきて、すごくカッコイイ感じになっているので、本番通して頑張っていきたい」と意気込む。唯一武器は持たず、鬼神流空手の達人として素手で戦う陣内力(じんない・ちから)役の荒井は「素手なので近距離の戦いになる。この中で下から二番目に若いんですけど、若いなりに体を駆使して頑張って、舞台上を駆け回れればいいなと思っているので……やってやります!」と宣言。

 闇狩人の最大の敵・皇静馬(すめらぎ・しずま)を演じる丸山は「10歳離れている荒井くんが“体を駆使して…”なんて言っていますけど、僕はもっと駆使しなければならないんですけど(笑)」と笑いを交えて語り、「敵のボスということで、みなさんがしっかりと立ち向かってこれるような敵役に仕上がればいいなと、この1ヵ月間過ごしてきました。武器もみなさんとは違う日本刀という強い武器なので、定規やけん玉には負けてらんないという意気込みでやっています」と力強く語った。

 演出を手掛ける深作氏は「15歳の時に読んでいたコミックを30年近くたった今こうやって演劇という形でできる。真宙と出会ったのも、彼が15歳のとき。そういう作品を演劇として初日を迎えられるのが本当になによりも嬉しいこと」と作品への想いを語り、「流星くんをはじめ、演技力はもちろんのこと、身体能力をすごく評価している俳優さんたちなので、アクションは見どころ。アクションばかりでなく、音や映像、光…と、壮大なドラマになっています」とコメント。

 法では裁けない卑劣な悪を成敗する物語ということで、“成敗したい悪”を聞かれると、横浜は「悪というか、ルールを守らないっていうのは嫌ですね。ポイ捨とか電車の割り込みとか、そういうのは許せないよね?」と高杉に同意を求めると、高杉も「うん。そういう所から悪ってどんどん大きくなっていくから」と真面目に語ると、丸山をはじめとする年上キャストから「可愛い、可愛い」と優しい笑みがこぼれる。また荒井は「劇場入りしたときに、天王洲の交差点で白いベンツに轢かれかけました。あの悪は成敗したいなと思う」と仰天エピソードを告白し、周囲を驚かせた。

 最後に高杉が「今回、キャストもスタッフさんも知っている方がたくさんいて、こんな現場で主演をやらせていただけるというのは本当に嬉しくて幸せなことだと思います。1ヵ月練習してきたことをすべてしっかり本番で出せたらと思います」と意気込みを語ると、横浜も「この作品を通して、同い年の真宙とそして素敵なキャストとスタッフさん、深作さんと『闇狩人』を作ることができて本当に嬉しい」と喜びを噛みしめ、「僕達が作り上げた『闇狩人』を一人でも多くの方に観ていただきたい。何か感じるものがあると思うので、それを感じていただけたら嬉しいです」とアピールした。

 舞台『闇狩人』は、【東京公演】5月13日(金)〜22日(日)天王洲 銀河劇場、【北九州公演】5月28日(土)北九州芸術劇場大ホール、【大阪公演】6月11日(土)、12日(日)森ノ宮ピロティホールにて上演される。

関連写真

  • 舞台『闇狩人』囲み取材に出席した(左から)丸山敦史、鈴木勝大、高杉真宙、横浜流星、荒井敦史、演出の深作健太氏。(C)Deview

  • 舞台『闇狩人』で主人公・間武士を演じる高杉真宙。(C)Deview

  • 舞台『闇狩人』で闇狩人の一人・我竜京介を演じる横浜流星。(C)Deview

  

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