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2015/12/03 22:17
横浜流星、単独初主演舞台『スーパーダンガンロンパ2』開幕 「やるべきことはやってきた」と自信満々
スパイク・チュンソフトによる大ヒット“ハイスピード推理アクションゲーム”を舞台化した『スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE〜さよなら絶望学園〜』が、3日にZeppブルーシアターにて開幕。初日公演前日の2日には公開ゲネプロが行われ、主演を務める横浜流星をはじめ、山田菜々、いしだ壱成、鈴木拡樹、神田沙也加、松崎史也(演出)が囲み取材に応じ、初日への意気込みを語った。
原作は、「超高校級」と称される卓越した才能を持つ現役高校生だけが入学を許可される国家公認の「私立希望ヶ峰高校」に通う生徒たちが、閉ざされた空間の中で次々と起こる殺人事件に対して、生き残りをかけた学級裁判で解決していくハイスピード推理アクションゲーム。今作は、2014年10月に、本郷奏多主演で舞台化された『ダンガンロンパ THE STAGE〜希望の学園と絶望の高校生〜』の続編。超一流の才能を持つ高校生が集う「私立希望ヶ峰学園」の生徒16人が、修学旅行で訪れた南の島「ジャバウォック島」に閉じ込められ、脱出をかけてコロシアイ、犯人を探し出す学級裁判を強いられる。主演に横浜流星、ヒロインに山田菜々を迎え、鈴木拡樹、いしだ壱成、くっきー(野性爆弾)など、俳優、お笑い芸人、声優、アイドル、モデルなど、様々なジャンルのスターが集結し舞台を彩る。
今作で、初めて舞台単独主演を果たす横浜流星は「ダンガンロンパ5周年という記念すべき年に、舞台という形で携わることができて、とても幸せに思っております」と喜びをかみしめ、「一人ひとりが原作を大事にして、キャラクターを愛して、キャスト・スタッフ一同、力を合わせて頑張ってきました。やるべきことはやってきたと思うので、あとは、本番どれだけ楽しんで力を発揮できるかだと思います。この作品に携わっている方々、お越しくださるお客様に感謝し、『スーパーダンガンロンパ2』の世界観、そして感動をお届けできるように頑張ります」と力強く意気込みを語る。
今年4月にNMB48を卒業し、初舞台に挑む山田菜々は「これから始まるということで、すごく緊張しているんですが、お稽古中もすごく楽しかったし、1ヵ月間お稽古をさせていただいて、『ダンガンロンパ』って、改めてすごいものだなって感じました」と緊張の面持ちでコメントしつつ、「私たちが楽しいなって感じる部分をみなさんにも感じてもらえるような舞台にしたい。緊張はしていますが、“やればなんとかなる!”という、千秋ちゃんの名言通り、頑張りたいと思います」と演じるキャラクターの名言を交えてコメントし笑顔を見せる。
今回のキャストの中で最年長となる、いしだ壱成は「若いキャストのみなさんも本当に心の底から楽しんで作品を練り上げている。僕なんかがあえてどうこう言う前に、みんな自発的にやっていて。僕は見守るというか、そこに溶け込ませていただいて、いろいろなパワーを頂いたりしてここまでやってきました。本当にいいチームだと思います」とカンパニーのチームワークの良さをアピール。
物語の鍵を握る重要な役どころを演じる鈴木拡樹は「切磋琢磨してきて、仲のいいメンバーになった。その信頼という形がうまく乗って、舞台でみなさまにお届けできたら。最高のステージをお届けしたい」と意気込む。さらに、「本日、ゲームの新作発表もあって、裏で我々もお客さんの反応を聞いてました。大盛り上がりですごいなと思いましたし、この『THE STAGE』という舞台も、『ダンガンロンパ』の一つのコンテンツ。ゲームではなく、“生の人間が動いて伝える魅力”というものを売りにしているので、しっかりと一つとして成り立つように、みなさまに受け入れて頂けるよう、ステキな作品を届けたいです」と宣言。
また、前作舞台に出演し、今作で特別映像出演する神田沙也加は「前作のときは、初めての試みで、制作のみなさんとも相談しながら作り上げていったことを、昨日のことのように覚えています。こうやって取材をしていただいてるときに“大丈夫かな?”って、すごく緊張していたことを思い出しました」と前作を振り返り、「私は映像出演なので、今回は正面から見届けられることがすごく嬉しいです」と笑顔でコメント。さらに、今作ではTRUSTRICKのボーカルとして、公演テーマ曲を歌っている神田は「公演の最後に流して頂く、締めくくりの大切なもの。舞台本編を終えたみんなのことを、“おつかれさま〜!”って、ロックに迎えられるような曲を書きたいなと。もちろん『ダンガンロンパ』の大ファンでもあるので、作品に寄り添いつつ、みんなの背中にも寄り添いつつという感じで作りました」と楽曲への想いを吐露した。
さらに今作では、原作ゲームに引き続き、人気キャラクター・モノクマ役の声を大山のぶ代が務めており、新録の音声を聞くことができるのも、この舞台のみどころの一つ。アフレコに立ち会ったという、演出の松崎史也は「改めて光栄なことだと思っています」と語り、「本当にお元気でなりよりキュート。あのお声でモノクマの声をあててくださったことが、この舞台の最大の推進力になっていると思います。そこも期待していてください」と自信をのぞかせた。
『スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE〜さよなら絶望学園〜』は、12月13日(日)までZeppブルーシアター六本木にて上演。また同舞台のBlu-ray&DVDが発売されることが決定。
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