AKB48グループのメンバーが、全国で一日観光大使を務める番組『AKB観光大使』（フジテレビONEスポーツ・バラエティ）の『松山市編』収録で、大森美優、小笠原茉由、向井地美音の3人が「松山おもてなし大使」として正式に松山市長から任命された。

　『AKB観光大使』は2013年5月に放送をスタートし、33回目の放送となる。AKB48グループのメンバーが全国各地の一日観光大使として、観光地のアピールを行っている。その第1回目の放送が愛媛県・松山市編で、番組で一日観光大使を務めた菊地あやかと名取稚菜が松山市公認の「松山おもてなし大使」に任命された。

　しかし、これまで「松山おもてなし大使」を務めてきた菊地あやかが卒業。そこでNOTTVの番組『AKB48のあんた誰!?』と『AKB観光大使』のコラボ企画によって大森美優、小笠原茉由の2人を「おもてなし大使」の候補者となるロケメンバーに選出。そんな折、名取稚菜までが卒業を発表。そこで急きょ、AKB48デビュー10周年記念シングル『君はメロディー』の選抜メンバーに抜擢された向井地美音の参戦が決定。3人で“松山おもてなし大使"任命をかけて観光PRバトルを繰り広げることになった。

　台本も行く先も知らないままロケに参加した3人は、謎のキーワードが書かれた古文書を手に、街の人からヒントをもらいつつ、松山城、石手寺、道後商店街などの観光ポイントを巡った。「1日観光大使」を務めきった後、松山市観光課・織田氏による審査の結果、3人全員が松山市公認の「松山おもてなし大使」に任命された。

　ロケの最後に松山市役所を訪れた3人は、野志松山市長より、任命書とタスキ、名刺を授与された。野志市長から「松山の魅力を広くPRし、おもてなし日本一に向けた取り組みを応援してほしい」と激励を受け、「松山おもてなし大使」としての気持ちを新たにしたメンバーだった。

「お城や温泉、宿泊地、観光施設、おいしい食べ物などが街の中心に集まっていて、地元の人も温かく、ずっと松山に居たくなりました。もっと松山に詳しくなって、いろんな所を案内できるようになりたいです。また松山でイベントを開催できれば、ファンの人にも松山の魅力をPRして、その輪を広げていきたいです」（大森美優）

「松山市は、自然や歴史ある建物が大井のが魅力的ですね。地元の人が本当に松山を好きなんだということが伝わりました。そのおかげで私も心から松山を好きになれたので、その気持ちを多くの人広げられるよう頑張っていきたいです」（小笠原茉由）

「1日でたくさんのおもてなしをしていただき、心からこの街に住みたいと思いました。1つの街に楽しめる観光施設が数多くあり、松山鮓やミカンなどおいしい食べ物もあって素晴らしいですね。今回知ることができた松山の魅力をどんどん全国にPRしていきたいです。また地元の人にも、(名前の「みおん」にかけて)「ミカン」といえば私、と言ってもらえるように頑張りたいです」（向井地美音）

　『AKB観光大使〜松山市新おもてなし大使編〜』は17日22:00〜23:00、フジテレビONE スポーツ・バラエティにて放送。