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2015/10/24 20:15
次世代アイドル、つりビットとアイドルネッサンスが『俺得』2マンライブ! TIF2015で話題のルネビット再現
釣りに打ち込む少女達で結成された5人組アイドル・つりビットが24日、3ヵ月連続2マンライブの第1弾『俺得だよ!全員集合!〜原宿編・10月の陣〜』を原宿アストロホールで開催、“名曲ルネッサンス”をテーマに活動する6人組アイドル・アイドルネッサンスと対バンライブを行った。『東京アイドルフェスティバル(TIF)2015』のステージ以来の共演に、メンバーも歓喜。成長著しいアイドルのタッグにファンも大きな声援を贈った。
つりビットは平均年齢14.8歳、アイドルネッサンスは14.7歳とほぼ同世代。清廉なイメージに、女の子らしい賑やかさと個性、そしてエネルギッシュかつ確かなパフォーマンスと楽曲の良さで人気上昇中の両グループの顔合わせに、アイドルファンが多数詰め掛け、アストロホールは関係者エリアも作れないほど超満員。
オープニングでは計11人が一挙に登場。白が基調のアイドルネッサンスにあわせ、つりビットも同じ純白の新衣装で現れると大歓声が沸き起こる。アイドルネッサンスの百岡古宵は「TIF2015でコラボさせていただいてから、“2マンライブをやりたい”とずっと言っていたので、願いがかなって本当に嬉しいです!」と挨拶。つりビットの小西杏優は「大好きなアイドルネッサンスさんとの対バンを全力で楽しみたい!」と意気込んだ。
先攻を務めたアイドルネッサンスは、27日に発売するミュージックフォトカード収録の『タイム・トラベル』からライブをスタート。自身がアイドル好きの宮本茉凜は「みなさん、俺得ですか〜?」と呼びかけ、「2マンライブ(の実現)をちょー祈ってましたよね」とテンションも高め。TIF2015でのコラボについて新井乃亜は「レッスンのときはお互いにしゃべれなくて、レッスン場が2つに割れちゃう感じだったけど、ライブ当日にやっとしゃべれるようになったんです」とエピソードを明かした。
そして「つりビットさんが可愛いので、私たちも可愛い曲をセトリにぎゅっと詰め込んできました。つりビットさんのファンの方にも好きになって帰ってもらえるように頑張ります!」と、『う、ふ、ふ、ふ、』『Lucky』『星のラブレター』『恋する感覚』など全9曲をパフォーマンス。大きな歓声を浴びた。
続いて登場したつりビットは、季節に合わせたハロウィン曲『ズキズキ物語』でつかみはOK。曲中のアドリブ部分で竹内夏紀はアイドルネッサンスの『17才』の一節を入れこんでファンを喜ばせる。続くMCでは最年長の長谷川瑞が「大学受験に合格しました!」と嬉しい報告。メンバーもファンも大騒ぎで祝福した。
そして安藤咲桜が「TIF2015のコラボで、すっごい仲良くなりたくて、頑張って絆を深めることが出来たかな」と振り返ると、先のエピソードとの若干の認識のズレにファンから微妙な空気が。しかし安藤は「こんなにたくさんの愛があるのに! きっと愛は伝わってるよ! 可愛いもん! 大好きだもん!」と語りだし、長谷川は「安藤さんはドルヲタだもんね」と温かい目。
『ニガシタサカナハオオキイゾ』『告白スイッチ』『ムーンライトキッス』など、ホームならではの選曲に続いて『真夏の天体観測』『バニラな空』などの人気曲をたたみかけ本編は終了。アンコールに応えて登場したつりビットは「新衣装だし、新曲を持って来ました!」と12月16日リリースのシングル曲『ウロコ雲とオリオン座』を披露。「冬を象徴するウロコ雲とオリオン座の風景の下で繰り広げられる2人のラブストーリーで、爽やかで楽しい曲になっています」(小西)とアピールした。
つりビットのアンコールが終わると、ファンの間から両者のコラボを観たいという「ルネビット」コールが巻き起こる。再び登場したメンバーは、両グループからの混成ユニットで、お互いの持ち曲『17才』と『踊ろよ、フィッシュ』をパフォーマンス。TIF2015で話題となったコラボレーションの再現に、盛り上がりは最高潮となった。
熱狂のうちにコラボを終えた汗だくのメンバーたち。アイドルネッサンスの比嘉奈菜子は「つりビットさんのライブを楽屋のモニターで観ていたんですけど、アイドルネッサンスのファンのみなさんが釣られちゃって…」と皮肉って笑わせつつ「一緒に出来てサイコーな一日になりました!」と充実の表情を見せた。つりビットの長谷川は「すっごい楽しかった!ファンの方も楽しんでくれたと思います。どこかのイベントでまたコラボができたらいいね。期待してください!」と締めくくった。
これからもずっと仲良く、互いに認め合い、刺激を与えながら成長していくだろうつりビットとアイドルネッサンス。今最も現場で観るべき2つのアイドルのコラボの続きに期待したい。