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2015/09/20 20:17
つりビット、東名阪ツアー完走! 4thワンマンライブで原宿を釣り上げた!
釣りに打ち込む少女たちで構成された5人組アイドル・つりビット初の東名阪ライブツアー最終東京公演『つりビット4th ワンマンライブ つりの恩返し vol.4〜今度は原宿を釣りあげます♪〜』が19日、原宿アストロホールで開催された。
つりビットは長谷川瑞、竹内夏紀、聞間彩、安藤咲桜、小西杏優の5人組アイドル。9月は大阪(12日)、名古屋(13日)とツアーを周り、東京での4thワンマンライブがそのファイナルとなる。
この日初披露された「overture」はディスコ調のアガるダンスナンバー。一人ずつの名前がDJ風に織り込まれ、お馴染みの「釣りたい魚」の自己紹介フレーズが英語でコールされ洒落っ気たっぷり。曲に乗って一人ずつステージに登場すると、『スタートダッシュ!〜はじめのキモチ』のメドレーからライブがスタート。リーダー・長谷川の「これでツアーファイナルなので、最高に全力で盛り上がっていきましょう!」の言葉に超満員のファンが応える。安藤が「スキルアップしたつりビットを見せられるんじゃないかと思うので、声を枯らして盛りあがって行きましょう!」というがごとく、この日はコーナーを挟まずに楽曲で勝負。『レモン海岸』に続いて「つりビットがカッコつける」(竹内)最新シングル『釣り銭はいらねぇぜ』を、キレのあるダンスと強めのポーズでキメて見せた。
続いては、昼の部で初披露した最新シングルのカップリング『釣りパーティー』。ユニゾンが定番のつりビット楽曲のなかで『釣りパーティ』にはソロパートがあるというのも新しいチャレンジだ。小西のパートには“アーユーオッケー?”というコールアンドレスポンスがあるため、ファンとしばし練習タイム。盛り上がりすぎて先走るファンを制して竹内は「納得いかない! あゆのパートを大事にしたい!」と一喝。こうしたファンとのくだけたやりとりもつりビットの現場の楽しさだ。
『釣りパーティー』『おさかなソング』『FISH ISLAND』『Go! Go! Fishing 』の魚&釣りソングメドレー4連発では、メンバーが釣り竿でぬいぐるみをファンに向かってキャスティングしたり、サインボールを投げたりと大盤振る舞い。そして安藤のソロコーナーでは、「私の好きな、マンガ、アニメ、プロレス、スーパー戦隊が一曲に詰まった盛り上がる曲です」というソロ曲『アイツのひざだっこ』を歌唱。間奏部分は、安藤が「ラリアット行くぞー!」とステージを駆け回りながら繰り出す技でファンがやられるというのが“お約束”。「昼の部では緊張して時間が余って3回転だったんだけど、今回は限界突破しようと思ってます! 何回できるか数えてみて!」と宣言。見事に5回転して記録更新を果たした。
MCでは、吉本新喜劇出演の関西ローカルCM『551蓬莱の豚まん』をもじって、「つりビットがいないとき〜」でテンションがだだ下がり、「つりビットがいるときー!」でめっちゃ盛り上がることをファンに要求。そんなお遊びにもファンがMAXのテンションで応えると、「皆さんできあがってたね!」とメンバーもビックリ! その盛り上がりをキープしたまま『恋のマジカルスイーツ』に突入。この曲は途中に聞間による「好きだ」の台詞があるが、楽屋裏ではメンバーで「おじいちゃんバージョン」「赤ちゃんバージョン」などいろんな「好きだ」の言い方を考えているそうなので、もしかしたら今後のライブで披露されるかもしれない。
そしてついに本編最後の曲として、つりビット初のバラード曲『潮風日記』を初披露。ダンサブルな曲が多いつりビットだけに、この曲への想いは特別なようで、長谷川は「ちゃんとしっとりと、ウンウンってうなずきながら聴いてくれて。一致団結して、紳士だし。ありがとう」と感謝。安藤は「(聴く側の)マナーとして当然のことだと思うんですけど。紳士淑女の皆さんありがとうございます」とツンデレた。
終わるやいなや即座に盛大に始まったアンコールに応えて再登場した5人は、『バニラな空』『ラムネ色のスケッチ』『真夏の天体観測』を披露。そしてリーダー長谷川の口から、つりビットpresentsによる3ヵ月連続2マンライブ企画『俺得だよ!全員集合!』の10月24日の対バン相手がアイドルネッサンスに決定したことが発表された。『TOKYO IDOL ESTIVAL 2015』のステージでも両者のコラボが話題となっただけに、ファンも大いに沸く。メンバーも「一緒にステージに立てるのを楽しみにしてます。絶対にスケジュール空けといてね!」と歓喜。
さらに12月16日に7枚目のシングルの発売が決定したことも発表され、「いつのまにか7枚目だよ!」「ラッキーセブン!」とまたまた盛り上がった。長谷川は「みんなのお陰で、一回一回が濃いものになって、成長も出来たと思います。これからもつりビットの成長を、一分一秒たりとも見逃さずに応援し続けてください。お願いします!」とサポートし続けてくれたファンに感謝した。
「本日の公演はすべて終了しました」という公演終了を促すナレーションとBGMが流れ始めるも、それをかき消すように大音量のダブルアンコール。予定外のダブルアンコールに「感動した!」と再々登場したつりビットは「まさかアンコールでこの曲を歌うことになるとは!」と、季節にぴったりなレア曲『ズキズキ物語 〜恋のハロウィン大作戦〜』をパフォーマンス。曲中のアドリブ演技の部分で「ダブルアンコールについてどう思いますか?」という竹内の質問に、小西は「ずっと、つりビットでいたいと思いました!」というメンバーもファンも感動のコメント。これを聴いたファンも、きっとずっと、つりビット5人のファンでい続けたいと思ったに違いない。