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2015/09/23 20:12
40回目のホリプロTSC、京都出身の15歳・木下彩音さんがグランプリに
芸能プロダクションホリプロが主催する歴史あるオーディション『第40回 ホリプロタレントスカウトキャラバン #Kawaii』の決選大会が23日、品川・ステラボールで開催された。応募総数3万9702人の頂点・グランプリには、京都府出身の木下彩音さん(15)が輝いた。
40回目を迎える今年は、『#Kawaii』と題し“かわいいを発信できる女の子”をテーマに募集。史上初の試みとして、ホリプロの新オーディションシステム『NEXT STAR』を使い、WEBのみからの募集を行った。
決勝大会のステージには、応募総数3万9702人のなかから10人のファイナリストが集結。会場に設置されたランウェイでのウォーキング審査、発信力審査(自由な自己PR)、ダンス審査に臨んだ。
グランプリの木下さんは、ウォーキングでは大人びたハットをかぶって堂々とランウェイを歩き、自己PRでは、「カワイイの代名詞」として「きゃりーぱみゅぱみゅ」のダンスを披露。家族の応援を受けながら活き活きと踊りきった。
グランプリ発表の瞬間、木下さんは喜びと驚きで両手で顔を覆って大号泣。「うれしくてけいれんしてます、体がびくびくしてます」と初々しい感想を述べた。大会を主催したホリプロスタッフは「審査員の票は割れたんですが、今の時代にふさわしい発信力をもった子を選びました。木下さんは、可愛い笑顔が一瞬で画面を華やかにしてくれました」と選考の理由を語った。
木下さんはあくまでも女優志望で、そこは「譲れない」と語る。目標としているのは事務所の先輩になる石原さとみで、「演技力の凄さと、バラエティーでの豊かな表情豊かなところ」に憧れている。それを聞いた小島瑠璃子は、自分の主戦場であるバラエティ番組に進出されないと知り「安心しました」とコメントした。
今回の受賞については、家族の協力が欠かせなかったという木下さん。「姿勢がよくないのを指摘されたときも、お母さんが動画を撮ってくれたので直すことが出来ました。自己PRのときも、客席にいる家族の顔をみたらリラックスできました」と感謝をのべた。
グランプリの木下さんには、ホリプロとの専属契約ならびに賞金100万円(推薦者50万円)。『ヤングマガジン』(講談社)グラビアや『Ray』(主婦の友社)でのモデル出演、カラコン『ナチュラリ』年間広告契約、テレビ番組をはじめ、CM、WEBなど多数の出演機会が与えられる。「表情が豊かで、自分らしさも出しつつ役になりきれる女優」を目指す木下さんの活躍に期待したい。