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2015/09/20 18:26
グランプリは福岡県の17歳・東田真琴さん。『2016 ミス・ティーン・ジャパン』決勝大会開催
『ミス・ユニバース・ジャパン』の妹版、『2016 ミス・ティーン・ジャパン』の決勝大会が20日、六本木ニコファーレで開催され、福岡県出身の17歳・東田真琴さんがグランプリに輝いた。
『2016 ミス・ティーン・ジャパン』の応募総数は3968通。全国8地区での地方大会を経て、選ばれた14名が決勝大会のステージに上がった。ファーストステージで事前審査とウォーキングにより絞られた7名がセカンドステージに進出。自己PRとともに特技披露が行われ、ファイナリストたちは、歌やギター弾き語り、ゴルフのスイング、ダンス、バレエ、ミュージカルのワンシーン再現、フルート演奏などを披露した。
グランプリに選ばれた東田さんは、本と芝居が大好きな高校2年生。意志が強そうで、ハキハキとした話し方が印象的だ。5歳からバレエを、小2からダンスを習っており、地元の子どもミュージカル劇団のステージに立った経験もある。「学校の図書館の本を全部読んだ」というほどの読書好きで、「他のコミュニティの方とディスカッションしたり、海外の人と話すのが好きです。将来は俳優かアナウンサーになりたい」という知性派だ。特技披露では、劇団四季のミュージカル『ウィキッド』のナンバー『ポピュラー』の一部を堂々と演じきった。
質疑応答では、審査を務めた『CanCam』副編集長からの「テレビ局の局アナ、劇団四季、『CanCam』のモデルの仕事が同時に来て、どれか一つだけを選ばなくてはいけないとしたら」という質問に、「劇団四季をやってみたいです」と回答。「人に感動を伝えることが好きなので、私にできるのならやってみたい」と、空気を読んだ回答ではなく、自分の小さい頃からの一番の夢を選んだ。
受賞後の囲み取材では、応援アンバサダーの押切もえと新川優愛が東田さんを絶賛。押切は「明るさ、元気さ、朗らかさが魅力。自分の良さをちゃんと分かってる」、新川は「透明感がすごくて、目がまともに見られないぐらい」と評した。東田さんは受賞の瞬間こそ涙を見せたものの、「ちょっと慣れてきました」と受け答えも堂々としたもの。押切は「囲み取材では横から質問されるけど、正面のカメラを向いて答えなきゃ」とアドバイスしたものの「でも今、自分が横向いてしゃべってました。真琴ちゃんは出来てたので、ダメな先輩です」と笑った。
優勝賞金は50万円だが「何に使うか?」という質問には「前からお母さんに“あなたにはお金がかかってるんだから、ちょっとは返しなさい”って言われていまして、お母さんのところに行きます(笑)」と、小さい頃から様々な習い事をさせてくれていた母に感謝を表す。芸能界デビューについては「表向きは華やかな世界。でも自分の努力次第で変わる」としっかりとした考えを持つ東田さん。「自分はガンコなので、自分を曲げない、ブレないという部分では心配ないんですが、目的を成し遂げるために自分を変化させなくちゃいけないときにどうするか」と、早くも先を見据えた不安を口にした。
将来は舞台女優が夢で、憧れの黒木華のようにいろんな役ができて、長く続けられる女優になること。そして「例えばテレビで何気なく観た人が、良かったなっていつまでも覚えているような役を演じたい。セリフの少ない役や、難しい役にも挑戦したい」と目標を語った。ちなみに男性俳優で憧れているのは「西島秀俊さん。カッコよくて素敵。結婚しちゃってショックだったんです。もし共演できたら、握手してもらいたい」とはにかんだ。
なお準グランプリには長崎県出身の15歳。田中夢羽さんと、東京都出身の13歳・櫻井花子さん。サマンサタバサ賞には、北海道出身の13歳・斎野桃さんがそれぞれ選ばれた。