5人組ガールズバンド・たんこぶちんがニューアルバム『TANCOBUCHIN vol.3』を5日にリリース。当日には、それを記念したフリーライブを都内で開催した。アンコールでは、メンバーが尊敬しているという、元プリンセスプリンセスのギタリスト・中山加奈子が登場。ボーカルのMADOKAは感激のあまり、「おんなじステージに立ててすごいうれしいです！」と涙ぐんだ。

　佐賀県唐津の幼なじみで結成され、今年でメジャーデビュー3年目を迎えた、たんこぶちん。全員が19歳、20歳の同学年だ。今回待望のサードアルバムのリリースとなった。

　この日のライブは、定番のオープニングナンバー『We are the Girls Band!!!!!』からスタート。そしてアルバムのリード作となっている『花火』へと続いた。アルバム収録曲で、この日のライブで初披露となった『ze ze ze』、さらにアルバム曲以外に『泣いてもいいんだよ』、『Re:GiRL』、『シアワセタランチュラ』といった、ライブ“鉄板曲”も次々と披露。観客はタオルを回したり、メンバーと同じ振付をしたり、一体感いっぱいの盛り上がりとなった。

　アンコールでは特別ゲストが登場。メンバーたちが尊敬している、ガールズバンドの大先輩・元プリンセスプリンセスの中山加奈子だ。

　ステージに現れた中山が「『vol.3』（発売）おめでとう！」とメンバーを祝福すると、感激の表情のボーカル・MADOKAは、「本当にプリンセスプリンセスは憧れなので、おんなじステージに立ててすごいうれしいです！」と涙ぐみながらに語った。そして1stアルバム収録曲で、中山が作詞を担当した『We Gonna ROCK』をセッション、この日の一番の盛り上がりの中、ステージは幕をおろした。

　最後にMADOKAが、「みんなと楽しい時間が過ごせて、中山さんにも来てもらって、いいリリース記念日になりました！ 本当にありがとう！」と叫ぶと、場内は大きな歓声につつまれた。

　たんこぶちんのニューアルバムのリリース記念ワンマンライブツアーは、今月23日の東京・O-Crest公演からスタート。26日に福岡、28日に大阪、30日に東京、そして来月6日には名古屋で行われる。

　なお、たんこぶちんが輩出した音楽コンテスト『Music Revolution』が今年も参加者を募集している。オーディション情報サイト「デビュー」では参加要項と、たんこぶちんのインタビューを掲載。