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2015/06/25 12:51
山本裕典vs溝端淳平&岡本玲のガチバトル勃発!? 山本「2人には負ける気がしない!」と宣戦布告!!
俳優の山本裕典と溝端淳平が、所属事務所主催の『Ever Green Entertainment Show 2015 Vol.4』(8月2日、豊洲PIT)にて、演出家デビューを果たすことが決定。さらに、溝端が演出を手がける作品では、岡本玲が初めて脚本を手がけることもわかった。
同イベントは、山本や溝端、岡本らが所属するエヴァーグリーン・エンタテイメントに所属する俳優・女優から選抜されたメンバー13名が出演するイベントで、舞台、トークショー、プレゼント抽選会、ハイタッチなどを実施予定。4回目となる今回の『EGE SHOW』では、山本が脚本・演出するショートコメディと、溝端が演出&岡本が脚本を手掛けるショートコメディをそれぞれ上演するという初の試みに挑戦する。上演後には、山本作品と溝端・岡本作品、どちらが面白かったかを観客の拍手で決めるということで、ライバル心むき出しのバチバチモードな3人に直撃インタビュー!
――4回目となる『EGE SHOW』。今回なんと、山本くんと溝端くんが演出家デビュー!
山本裕典「僕は、いつか劇団を立ちあげることが夢で、演出もやってみたかったので、社長に『演出やりたいです』ってメールしたら、『脚本も書いてみない?』って言われて。文章を書くのは自信なかったですけど、必死に考えて、マンガ喫茶で2時間で書き上げました! 自分たちのファンの人たちが見に来てくれる『EGE SHOW』で、夢の一歩を踏み出せるのはいい機会だなと。役者としても経験になるし、お客さんの胸を借りて、夢に向かってステップアップできたらと思っています!」
溝端淳平「最初に『EGE SHOW』の話し合いをしたときに、裕典くんが台本を書きあげてきていて、すごいなとプレッシャーを感じて。『淳平も何かやりたいことないの?』って言われて、男性には理解できない女性同士の会話に焦点をあてた作品に挑戦したいなと」
――その溝端くん演出作品の脚本を担当するのが岡本さん。
岡本玲「女子の物語だから、女子じゃないとわからない、細かいネタを集めるということで、脚本を担当することになりました」
山本「僕からしたら、ふざけんなよって話ですよ(笑)。僕は演出だけがしたかったのに。2人は演出と脚本で……」
溝端「いやいや、悪い意味で言うと、裕典くんのせいでプレッシャーが大きくなったわけで。でも、いい意味で言うと、裕典くんのおかげで僕らも一歩踏み出せたんです。裕典くんはすごいなって思いますよ!」
山本「そうなんですよ。すごいんですよ(笑)」
溝端「謙遜しなよ!もう28歳なんだから(笑)」
――それぞれどんな内容なんですか?
山本「僕等の事務所には、特撮ヒーロー出身者が多いので、それのパロディ作品です。巨大化したヒーローが必殺技を出したときに、それが家に突き刺さってしまって、家が7割壊された男の話。そこに、ヒーロー3人が謝りにくる……というコメディです」
岡本「私たちの作品は、女子ならではの、携帯触りながら話していて、聞いてるようで聞いてない、でも会話が成立していて、しかもその中では気づかれないように毒づいたりしている……そんな女子の日常会話をテーマにしていて。女の子たちに“あ〜あるある!こういうこと”って共感して、クスッて笑ってもらえる作品です」
――そんな楽しみなコメディ作品もありつつ、毎回『EGE SHOW』では、戦争などの重いテーマを芝居できちんと魅せる作品も上演していますが、今回はどんな作品になりそうですか?
山本「まだ台本はあがってないので、どういう作品になるかはわからないんですが……。これまで戦争や核など、今、僕等若者が見過ごしてはいけないものに対して投げかけてやってきたので、観に来てくれる僕等世代や、僕等よりも若い世代の子たちが、この作品を観てなんか感じて何かを持ちかえってくれるような作品にできたらと思っています」
――今回、選ばれた13名が出演するわけですが、みなさんが所属しているエヴァーグリーン・エンタテイメントって、どんな事務所ですか?
山本「まだまだこれからの事務所ではありますが、愛情がすごくある事務所だなって思います。みんな“ここで一旗揚げてやろう!”って、やる気や熱意がある人ばっかりだし、なによりも社長が一番熱い。未だに僕等も怒られますからね。でも、それも愛情持って言ってくれてるんです」
溝端「みんな熱い気持ちを持っていて、本気でぶつかり合える。命がけでやってくれている人たちのそばで仕事をやれているのはすごく嬉しいですし、100%返さなきゃ!って思います。もっともっと頑張って、親孝行じゃないけど、社長孝行したいし、みんなで一緒に上がっていきたいです」
――『EGE SHOW』でも、いろんなタイプのお芝居に挑戦していますが、芝居や役者の面白さはどんなところにあると思いますか?
岡本「この仕事って短所を長所にできる世界だし、自分のモチベーション次第だと思うんです。遊んで過ごしていたらオーディションも受からない……でも、今頑張っていれば、普段報われなくても10年後あの場に立てるかも!?とかって、夢を見られるから、この仕事は辞められないなって思うんです。私も今でもオーディション落ちちゃうし、悔しい。だから今、目指している人たちも1回落ちただけでは辞めれないと思うし、辞めてほしくないなと。お芝居って魔物的な魅力があるし、ステキな世界だと思います」
――今回はどちらの作品が面白かったかを対決するわけですが、お互いどんな関係性ですか?
溝端「裕典くんはJUNONボーイの先輩でもあるし、裕典くんが居てくれたおかげで今の僕があるなと思います。今回も先陣切って新しいことにチャレンジして、僕等をそこに導いてくださっている。性格は真逆だけど、その分、自分にないものをたくさん持っている人です。刺激になるし、勉強になることばっかりなので、頼りにしている先輩です」
岡本「お芝居するってなると、普段、事務所で会う裕典さんじゃない、ちょっとピリっとするような “この人の前で中途半端な芝居できないな”って思う瞬間が度々あります。普段は笑わせてくれるけど、お芝居になると“先輩”っていう感じ。これからもついていきます!!」
――そんな風に慕われている山本くんですが、2人はどんな存在ですか?
山本「そんな風に言ってもらえると嬉しいですね。僕は引っ張っていくタイプでもないし、不器用なほうで。チャラチャラしているのがカッコイイというか、しっかりした姿を見せるのが恥ずかしいから、そんな風にしていて。でも、この2人がしっかりしているから、逆に僕は羽を伸ばして自由にやれている部分がすごくある。僕のダメな部分とか補ってくれて、すごく助けられています」
――では、最後に『EGE SHOW』に向けての意気込みをお願いします!!
山本「僕は、脚本と演出両方やるので、中途半端な2人には負ける気がしない。出演者は4人いますが、全員の色を消して、僕の笑いを叩き込みます。全員僕だと思って、僕の意思を受け継いだアンドロイドだと思って観てほしい。それが面白くなかったら、僕が面白くないってこと。それくらい僕は賭けています!」
溝端「僕等の作品は、日常から切り取ったテーマで、女性キャストに関しては、デフォルメはしているけど、あてがきしている部分もあるので、面白いと思います!」
岡本「裕典さんの色をみんなにつけていくのが、裕典さんの舞台だとしたら、私達の舞台は、みんなの個性を活かして、自由にやってもらって、その中でバチバチの芝居バトルをやってもらおうかと思っています」
――そんな山本くん演出の作品には、溝端さんも出演されますが……。
溝端「裕典くんの舞台、そんなに個性消されるの? え〜ヤダ〜(笑)。でも、なかなか僕の個性消えないよ!?」
岡本「”山本裕典”が4人いるとか……なんかヤダ(笑)」
山本「きっと楽しいよ! 素晴らしい作品になるんじゃないかな? 僕、台本書いてからまだ1回も読み直してないんだよね。まだ、何も考えてない。まあ、ノープランでも、君たちには勝てるよ!!」
岡本「そのくらいの感じで居てください。私達はきちんと準備してから行くんで!!」
『Ever Green Entertainment Show 2015 Vol.4』は、8月2日(日)豊洲PIT(全2公演)にて開催。出演は、山本裕典、溝端淳平、岡本玲、佐野岳、柳ゆり菜、鈴木勝大、上遠野太洸、岡本夏美、栗原類、佐藤祐基、秋元龍太朗、坂田梨香子、池田エライザ(出演者及び出演者数が変更になる場合も有)。なお、チケットは7月4日(土)よりプレイガイドにて発売開始。