5人組ガールズバンド・たんこぶちんが、ライブイベント『We are the Girls Band!!!!!』の東京公演を、13日、東京・渋谷O-Crestで開催した。ライブ“鉄板”曲のほか、8月発売のニューアルバムからいち早く新曲を披露。また先日20歳になったばかりのメンバー、NODOKA（B）とHONOKA（Dr）のお酒初体験のエピソードも飛び出し、場内の笑いを誘った。

　佐賀県唐津の幼なじみで結成され、音楽オーディション『Music Revolution』の“JAPANファイナル”で優秀賞を受賞したことをきっかけに、一昨年メジャーデビューした「たんこぶちん」、彼女たちが主宰し、同世代のガールズバンドとの対バンでフレッシュなステージを繰り広げている恒例イベント『We are the Girls Band!!!!!』。（対バン形式では）昨年10月以来の開催となる。今回は、Chelsy（チェルシー）との対バンの形で行われた。

　まず前半に登場したのはChelsy。冒頭から熱いステージを繰り広げ、場内を湧かせた。途中、たんこぶちんのデビュー曲『ドレミFUN LIFE』のサビをカバーする場面もあり、たんこぶちんファンを喜ばせた。

　その勢いの中、後半に登場した、たんこぶちん。イベントテーマの『We are the Girls Band!!!!!』を皮切りに、『Alright!!』『Re:GiRL』『シアワセタランチュラ』などライブ盛り上がり曲を次々と披露し、会場を盛り上げた。

　6月9日の“ロックの日”には、8月5日に3rdアルバム『TANCOBUCHIN vol.3』をリリースすることと、その発売記念のワンマンライブの開催を発表したばかりだが、この日のステージでそのニューアルバムから『花火』と『Qui La Laの夏物語』の2曲を初披露し、ファンを喜ばせた。

　同じ9日には、メンバーのNODOKAとHONOKAが20歳の誕生日を迎えた。全員が同級生のメンバーの中で、最も早く20歳になった双子の姉妹だ。この日のMCでは、スタッフからサプライズで誕生日を祝ってもらったエピソードも披露した。さまざまな仕事場でなんと3日連続でケーキが出て、メンバーは大喜びだったという。その際、20歳になった記念に、初めてビールを口にしたという二人。NODOKAは「オトナの味！」、HONOKAは「美味しくなーい」というのが率直な感想だったようだ。またプレゼントされたという、二人の誕生年の1995年産のワインも飲んだそうだが、NODOKAは「ビールよりは美味しかったかな」、そしてHONOKAはやはり「美味しくなーい！」と思ったそうだ。

　そんな二人の様子を見て、まだ19歳のリーダー・MADOKAは「みんな20歳になったら、ライブが終わったあととかに、『みんな、飲みに行こうよ』という日がくるのかなと思うと、ちょっと複雑な気持ちです」と笑った。

　そして、アンコールも含め全13曲のラストは、メジャーデビュー曲の『ドレミFUN LIFE』。勢いいっぱいのまま、幕を下ろした。

　たんこぶちんの3rdアルバムリリース記念のワンマンライブは、8月23日（日）東京、26日（水）福岡、28日（金）大阪、30日（日）東京、9月6日（日）で開催される。

　なお、たんこぶちんが輩出した『Music Revolution』が今年も参加者を募集中だ。詳細は公式サイトおよびオーディション情報サイト『デビュー』に掲載されている。