田崎あさひ（19）と長谷川萌美（20）によるガールズボーカルユニット・Bitter & Sweetが、19日にインディーズ1stシングルをリリースして1周年を迎え、その記念のスペシャルミニライブを、同日、ハロー！プロジェクト オフィシャルショップ東京秋葉原店で開催。田崎と長谷川は、この一年応援してくれたファンへ感謝を表すとともに、目標であるメジャーデビュー、ワンマンライブの実現に向け、誓いを新たにした。

　この日のステージが始まる直前まで雨が降っていた東京。そんな中、田崎がソロ時代に歌っていた『雨夜の月』からライブはスタートした。MCでは「みなさんのおかげで1周年を迎えることができました！」とファンに感謝を伝えた長谷川。昨年歌手デビューしてから「生活がガラッと変わって、ドキドキワクワクしたこと、悲しかったこと、いろんなことがあった1年でした」と振り返った。

　また、ソロとして活動後、昨年Bitter & Sweetとして改めてスタートした田崎も「この一年、たくさんのイベントに出させていただいて、いろんな人との出会いがありました。そんな中で、私たちなりに頑張って、つらかったことやいろんなこともあったけど、1周年を迎えられてうれしく思います」と喜びを表した。

　この日は2回公演で、ニューシングルの『恋愛WARS』『恋心』を中心に多彩な曲を歌ったが、目玉は、インディーズ1stシングル『Bitter & Sweet』と『インストール』のピアノ弾き語り特別バージョン。特に2回目公演で歌った『インストール』は、アップテンポなオリジナルから一転、スローナンバーとなり、新たな魅力でしっとりと聞かせた。長谷川は「自分たちで歌ってても『新しい！』と思いました」と満足そうに語った。

　ミニライブのあとには握手会を開催。二人は、改めてファンへ感謝のメッセージを送った。長谷川は「昨年の今日、インディーズデビューしました。初めて自分の声が入ったCDを手にした時の感動が、今も蘇ってきます。みなさんの支えがあったから1年間頑張ってこれました。これからメジャーデビュー、ワンマンライブを目指して頑張ります！」と力強く語った。

　田崎は「今日のライブで演奏するために、改めて1stシングルのCDを聴いてみて、自分の声がその頃と変わってきているなと感じました。これからも、ちょっとずつ進化していければいいなと思いますが、その成長の過程をみなさんに見ていただきたいです」と語った。

　この日のステージでは、彼女たちの初のラジオレギュラーが決まったことも発表された。田崎の地元、FM長崎で4月3日より新番組『Bitter & SweetのPop'n Music』（毎週金曜午後9時55分〜）がスタートする。

　Bitter & Sweetは、2012年の『第2回 FOREST AWARD NEW FACE オーディション』でグランプリを獲得し、その後ソロで活動していた田崎と、2013年の第3回の同オーディションでグランプリに輝いた長谷川により結成された。一昨年の大晦日に行われたハロー！プロジェクトのカウントダウン・コンサートで初披露目。昨年3月にシングルDVD『Bitter ＆ Sweet／インストール』でデビューした。

※「崎」の字は、右側が「立」に「可」