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2015/03/09 17:50
ハロプロらのフットサルチーム“ガッタス”がラストマッチ。℃-ute、アプガメンバーも奮闘
元・モーニング娘。の吉澤ひとみ(29)がキャプテンをつとめる、アップフロントグループ所属タレントによる女子フットサルチーム『ガッタス ブリリャンチス H.P.』が、7日、横浜市内で行われたイベントを最後に、11年半にわたる活動に幕を閉じた。
ガッタスは、女子サッカーやフットサルの普及を目的に、ハロー!プロジェクトのアイドルを中心に03年9月に結成。以来、芸能活動と並行し、フットサルの練習も本格的に行い、数々の大会で結果を残してきた。
約400人のファンに見守られた、そのラストマッチ。第一試合は、漫画家・高橋陽一氏率いる“南葛シューターズ”と戦い、2-2で引き分けた。プレゼント抽選会などアトラクションを挟んで行われた第二試合は、ともにしのぎを削った芸能人チームからの混成メンバーによる“なでしかJAPAN”と対戦。スタメンは、仙石みなみ(23)、古川小夏(22)らアップアップガールズ(仮)のメンバーが中心、途中、℃-uteの矢島舞美(23)、岡井千聖(20)がピッチに。特に矢島は持ち前の運動神経を生かし、盛んに相手ゴールに攻め入った。終盤には、このチームを長年支えてきた石川梨華(30)もピッチへ。盟友・吉澤とともに、ガッタス最後の試合を盛り上げた。結果は、先制点を許しながらも、後半に逆転し勝利を収めた。
試合後のセレモニーでは、初期からのメンバーで、現在渡米中の里田まい(30)からのメッセージも紹介された。「ガッタスは私の青春そのものでした。当時はフットサルしか仕事がなく、私はフットサルが本職の人のようになっていたくらい(笑)。ガッタスは私にとってかけがえのない宝物。またいつかみんなでフットサルをしたいです!」とのコメントが読み上げられ、場内を湧かせた。
その後、全メンバーからファンへ最後の挨拶。℃-uteの岡井は「私はデビュー当時、歌とダンスの練習が大嫌いだったけど(笑)、フットサルは大好きでした。スポーツを通して先輩と接する機会ができてうれしかったです」と笑顔でコメント。
石川梨華は「モーニング娘。の時にはみなさんから『梨華ちゃん、可愛い』と言ってもらえたのに、ガッタスの時は、『石川、もっと走れよ!』とか言われていました(笑)。でも私、カツを入れられることは嫌いじゃない」と笑った。そして「最後にみんなと一緒に試合に出られて嬉しかったです」とやり切った表情を見せた。
終盤に会場に駆けつけた、7月に第2子を出産予定の藤本美貴(30)は、「私は、仕事で悔しくて泣くことはなかったけど、ガッタスでは泣くことはありました。メンバーもファンも温かい。またいつか試合ができる日が来るように」とコメント。
そして、最後にキャプテンをつとめてきた吉澤は、「これまでやって来れたのは、“スポーツには嘘がない”から。スポーツは頑張った分だけ結果が出る。これまで仲間を信じて、スポーツを信じて、やってきました。今回活動休止ということになりますが、みなさんの心にはいろんなシーンが浮かぶと思います」と感慨深い表情で語った。そして「今は当たり前のようにテレビで放送されている女子サッカーですが、こんなにも、なでしこが普及したのが嬉しいです」と、当初の目標が実現したことに満足した表情を見せた。
■本文で紹介した以外で『ガッタス ブリリャンチス H.P.』に在籍した主なメンバー
松浦亜弥
後藤真希(元・モーニング娘。)
辻希美(元・モーニング娘。)
紺野あさ美(元・モーニング娘。、現・テレビ東京アナウンサー)
真野恵里菜