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2015/01/23 17:01
寺島咲、8年ぶりの舞台で初ミュージカル。「リアルな制服姿じゃなくてホッ(笑)」
累計400万部を誇る大人気コミック『神様はじめました』(原作:鈴木ジュリエッタ/白泉社『花とゆめ』連載)が舞台化され、3月21日(土)から東京芸術劇場プレイハウスで上演。その製作発表会見が、21日、都内で行われ、ヒロイン・奈々生役を演じる寺島咲らキャストが役衣装で登壇した。寺島は今回が初ミュージカルで、舞台出演も8年ぶり。「舞台をやってみたいとずっと思っていたので、今回願いが叶ってうれしいです。こうして衣装を着てキャストが集まるといよいよ始まるんだなと思います」と喜びを表した。
人気コミックの初舞台化となる『神様はじめました THE MUSICAL♪』(脚本・演出=秦建日子)。借金取りに家を追い出され、困窮に見舞われた桃園奈々生は、ミカゲとの出会いをきっかけに神社で暮らすとともに、土地神の役目も担わされることに。奈々生が神様として成長していく姿を描く。
今回、奈々生役を演じるのが寺島咲。大林宣彦監督に見出され、これまで多数の映画や、『3年B組金八先生』など多くのドラマに出演してきた。寺島は「原作を読んで、奈々生は、前向きで負けず嫌いでまっすぐな女の子だと思いました。女子高生の役なので元気に演じたいと思います」と抱負を語った。
巴衛役の八神蓮は「アクションシーンも、歌も見どころ」と話す。原作ではキスする場面もあるが、「八神蓮としてはキスシーンの経験がないので、それがどうなるのか楽しみです」と微笑んだ。また瑞希役の高崎翔太は「無邪気だったりエロティックだったり、くるくる表情が変わる役柄を演じきりたいと思います」と話した。
寺島の制服の衣装姿はこの日が初のお披露目。「24歳なんですけど高校生役。制服姿、大丈夫かなと思っていたんですけど、“The制服”という感じじゃなく、色がちょっと変わっているので安心しました」とはにかんだ。
稽古はこれから始まるが、寺島は「舞台は、稽古から本番までひとつの作品に集中できる、贅沢な時間。これからとても楽しみです」、八神は「アニメの第2シリーズが始まったり、原作は勢いのある作品。この勢いにうまく乗っかっていきたいです」、鞍馬役の南圭介は「原作の世界観を壊さず、僕らにしかできない『神様〜』を見せたいと思います」と、これから始まる稽古に向けて期待感を見せた。
また、キャストとともに登壇した脚本・演出の秦氏は「たくさんの方に愛されている原作、たくさんの方に愛されているキャストたちが集まりました。期待に応えられるように全力で頑張ります。原作ものの舞台が数ある中で、頭ひとつ抜けていると言われる作品になれば」と意気込んだ。
『神様はじめました THE MUSICAL♪』は、2015年3月21日(土)〜3月29日(日)<全13回公演>、東京芸術劇場プレイハウスにて上演。