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2014/11/28 16:31
ハロプロ研修生、舞台演技でフレッシュな魅力を発揮
新垣里沙主演の舞台『秦組vol.6〜くるくると死と嫉妬』が、来月3日から東京・池袋あうるすぽっとで上演される。この舞台にハロー!プロジェクトの研修生から3人が出演。意気込みを語った。
ER、不老不死の薬、ストーカー、放火、臓器移植……といったテーマを扱った本作。この舞台に挑戦するのは、ハロプロ研修生の山岸理子、研修生でカントリー・ガールズに選ばれた山木梨沙、研修生出身でスマイレージ3期メンバーとして活動をスタートした相川茉穂の3人。3人が演じるのは“黒い服の女の子”。ストーリーテラー的な役回りながら、その言葉にちょっと毒があったり、なんだか怪しげな雰囲気も醸し出している。
舞台初出演の相川は役柄について「不敵な笑みを浮かべ、ニコニコ楽しそうな顔をしながら、ひどいことを言うという女の子たち。珍しい役だと思うので嬉しい」と話す。初体験の舞台稽古、「自分のセリフの前で考えてしまって、変な間が空いてしまいがちなので、前の人が言ったすぐあとに自分のセリフを言えるように」心掛けているという。
「私はセリフの声が小さくなりがちなのでそこに気をつけたいです」と話すのは山木。「また、稽古が始まる前には、ゆっくりとセリフをしゃべるように心掛けようと思ってたんですけど、始まってみると、みなさんセリフがわりと早口なので、私もはやく、でも観てくださる方にきちんと届くように、滑舌よく話すということに気をつけています」
山岸は舞台経験はあるものの「今回は、稽古の途中でもセリフの変更がすごく多くて、それに対応していくのが大変ですが、頑張っています!」と奮闘中。また「劇中のダンスがすごく難しくて、まだみんなの動きが合ってないのですが、なんとか本番までに頑張りたいと思います!」と意気込んだ。
本番に向け、「私は声がわりと低いほうで、張り上げようとすると声が裏返ってしまうので、本番までに裏返らない通る声で話せるようにしたいです」と山木。「遠くのお客さんからでも私たちの表情や振りがわかるくらいに、すべてを大きく見せていきたいなと思います!」と力強く語った。
「私は山木さんとは反対に、最初の発声がすごく高い声になってしまうので気をつけたいです」と相川。今回は3人で声を合わせる場面が多いが、「お互いに立っている場所が遠いとずれてしまうので、ちゃんと何拍置くというのを頭に入れておきたいと思います」
相川はこの作品の稽古と並行しながら、スマイレージとしての活動もスタートさせている。今年10月に3期メンバーに決まったばかりで、現在はレッスンやリハーサルなどを行っているが「まだ全然慣れません」と苦笑い。だが、先輩メンバーとは徐々に打ち解けつつあるようで、「中西さんはもともと仲良くしてくださってて、和田さんは趣味が同じということがわかって仲良くしていただいたり……」と嬉しそうに微笑んだ。
3人が出演する舞台『秦組vol.6〜くるくると死と嫉妬』は、12月3日(木)〜11日(木)、東京・池袋あうるすぽっとで上演。日替わりで、℃-ute矢島舞美、女優の宮地真緒、寺島咲、漫画家のやくみつるなど、個性豊かなゲストが登場することでも話題だ。