佐賀県出身の5人組ティーンズ・ガールズバンド「たんこぶちん」のミニアルバム収録楽曲を募集するコンペティション『未来のヒットメーカー発掘プロジェクト』が開催。募集は先月締め切られたが、2,051曲もの応募が集まり、そのなかから、アルバム収録曲候補となるノミネート作品19曲を選出。現在特設サイトにて公開されている。

　次世代の作曲家候補の発掘を目的として、たんこぶちんが所属するヤマハグループの主催で行われた同コンテスト。9月から募集をスタートした。

　スマホで鼻歌を録音した作品でも応募OKという気軽さの一方、ヤマハとの専属作家契約の可能性もあるということで、ライト層から本格的にプロを目指す人まで幅広い層から応募が集まった。

　選考にあたってはメロディの力をはじめ、たんこぶちんのアルバム収録楽曲候補として、彼女たちが実際に演奏する姿や音源になるイメージを具体的に想像できることを前提とし、たんこぶちんをより輝かせる楽曲、これからのたんこぶちんの新たな飛躍のきっかけとなりえるような楽曲という視点で選ばれた。

　応募楽曲の多くはDAW（Digital Audio Workstation）で制作されていて、中にはすでにアニメやアイドルへの楽曲提供実績があるフリーの作家からも応募もあったという。応募者の年齢は15歳から67歳までと幅広く、DAWやボーカロイドを駆使して楽曲を制作・応募した60歳以上の人もいた。

　最終審査は「たんこぶちん」メンバー全員を交えてグランプリ曲を選出予定。審査結果（グランプリ1曲、優秀賞2曲を予定）は、2015年1月11日（日）に行われるヤマハ主催のアマチュア音楽コンテストの決勝大会「The 8th Music Revolution JAPAN FINAL」にて、たんこぶちんのボーカルMADOKAが速報発表する。

　グランプリ楽曲は、2015年夏発売予定のたんこぶちんミニアルバムに収録の予定。2015年1月13日に 特設サイトにて受賞曲が発表される。

特設サイト
http://musicrevolution.jp/hitmaker/