モーニング娘。9代目リーダーに就任・譜久村聖ってどんなコ!? | ニュース | Deview-デビュー

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2014/11/28 16:11

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モーニング娘。9代目リーダーに就任・譜久村聖ってどんなコ!?

『モーニング娘。’14コンサートツアー秋 GIVE ME MORE LOVE 〜道重さゆみ卒業記念スペシャル〜』より。写真左から4人目が譜久村聖。
『モーニング娘。’14コンサートツアー秋 GIVE ME MORE LOVE 〜道重さゆみ卒業記念スペシャル〜』より。写真左から4人目が譜久村聖。

 アイドルグループ・モーニング娘。’14の前リーダー・道重さゆみ(25)が、26日、横浜アリーナで行われた『モーニング娘。’14コンサートツアー秋 GIVE ME MORE LOVE 〜道重さゆみ卒業記念スペシャル〜』の最終公演をもって、グループおよびハロー!プロジェクトを卒業。この公演内で、道重の後を受け継ぐリーダーが発表された。指名されたのは9期メンバーの譜久村聖(みずき、18)。。彼女はどんな個性のメンバーなのだろうか?

 コンサートの序盤、道重の口からリーダーに指名された譜久村。リーダー就任の挨拶として、「モーニング娘。史上、最も頼りないリーダーだと思われてしまうかもしれませんが、でも高橋(愛)さん、新垣(里沙)さん、田中(れいな)さん、光井(愛佳)さん、そして道重さんに教わったことには、誰よりも自信があります。道重さんのように背中で語ることはできないと思いますが、みんなで頑張っていくことはできると思うので、精一杯頑張りますので、これからのモーニング娘。をよろしくお願いします」と意気込みを語った。

 控えめな性格で、「自分が自分が」と前に出るタイプでもなければ、ぐいぐいと引っ張るタイプではないが、コンサートの終盤、足を痛め、ステージで立てなくなった道重を元気づけるために観客に“さゆみコール”を率先して促すなど、早くもリーダーとしての責任感を見せた。

 譜久村は2011年に9期メンバーとして加入。昨年5月からはサブリーダーとして道重を支えてきた。道重卒業後は、9期が最上級生で、かつ、9期では譜久村が最年長のため、ファンの反応を見ても、今回の人選は極めて順当だったといえるだろう。

 そんな譜久村、幼少期からハロプロが本当に大好きだったという。そしてハロプロエッグ(現・研修生)のオーディションを受け、合格したが、実はそのオーディションの前に、『きらりん☆ガールコンテスト』というコンテストにも参加している。結果は堂々準グランプリ。だが、その時のグランプリの子が雑誌に出ているのを見て「すごい悔しかったんですよ。絶対、この子に勝ちたい」と思い、ハロプロのオーディションを受けた。この時の悔しさがその後の原動力になったのだ。

 ハロプロエッグ加入後は、歌やダンスのレッスンを受けながら、発表会公演に出たり、ハロプロの先輩・真野恵里菜のバックダンサーをつとめたこともある。そして2010年、モーニング娘。9期メンバーオーディションが開催、メンバーになるチャンスが訪れた。だが3次審査で落選。ここでもまた“負け”を味わった。しかし、合格者発表の際、3人が発表されたあと、明るく元気なイメージの人が目立つ中「何かが足りない」というプロデューサー・つんく♂の直感で、ウエット感のあるキャラクターの譜久村が9期メンバーとして加入することとなった。

 加入後、曲の中で譜久村の歌声により大人っぽさを増している場面も目立つなど、その個性が発揮されている。オリコン1位獲得曲『Help me!!』の冒頭のセリフなど、セクシーさが求められるパートを任せられる機会も多い。またメンバーの中でも特にグラマラスで、写真集や水着グラビアでも人気を得ている。

 前リーダー・道重の“モーニング娘。愛”は有名だったが、譜久村も負けてはいない。自分が前に出るよりも、「メンバーの良いところを探しそれを引き出すことに喜びを感じる」とよく話していたが、そういう面でもリーダー向きなのかもしれない。7月にメンバーだけでプライベートで食事した際には、メンバーの素の様子の写真をひたすら撮っていたという。

 またデビュー前から「私がモーニング娘。をこういうふうにプロデュースしたい」とか
「ハロー!プロジェクトのコンサートのセットリストを自分で勝手に考えたり……」と妄想するのが好きだったという。こういった譜久村の“ファン的な”目線もうまく取り入れていけば、グループとしてまた新たな面も生まれるかもしれない。

 その他、譜久村の特徴、個性としては、「お嬢様」(電車好きのおじいさんが電車の車両一台を買ったという話も)、無類の『アンパンマン』好きなどがある。

 道重の卒業公演では13人の後輩メンバーの最後に、道重へメッセージを送った譜久村。

「聖にとって特別で幸せな瞬間は、道重さんと隣にいるときです。道重さんと二人で歌っている間は、ずっと幸せで、だからこれから隣にいる人がいなくなってしまうことがとっても寂しいです。でも私は道重さんの隣で歌えたから、成長できたんじゃないかなと思います。『道重さんがああするから、聖はこうしてみよう』とか、そうやって考えながらコンサートをしていました」と、その熱い思いを伝えた。

 今後は自身がリーダーとしてやっていくことの不安も少し感じつつも、「でも聖もモーニング娘。を愛する気持ちは負けないと思います。だから道重さんのモーニング娘。が大好きな気持ちをしっかり背負って、これからもモーニング娘。として胸を張って活動していきたいと思います」と力強く語った。そんな譜久村に、道重は「フクちゃんなら大丈夫だよ」とやさしく微笑んだ。

“モーニング娘。愛”“ハロプロ愛”に満ちた二人、道重から譜久村へ渡されたバトン。新生・モーニング娘。'15が今から楽しみだ。なお発売中の月刊デ☆ビュー12月号には譜久村の最新インタビューを掲載中だ。

関連写真

  • 『モーニング娘。’14コンサートツアー秋 GIVE ME MORE LOVE 〜道重さゆみ卒業記念スペシャル〜』より。写真左から4人目が譜久村聖。

  • ふくむら・みずき●1996年10月30日生まれ、東京都出身。※写真は今年7月の単独イベントより。

  • 道重と後輩メンバーの強い絆が表れたステージとなった。

  • ラストは人気曲『Happy大作戦!』で元気にフィナーレを迎えた。

  

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