里田まいがメンバーとして活躍していたカントリー娘。が本格的に再始動する。グループ名を『カントリー・ガールズ』とし、メンバーには“ももち”こと嗣永桃子（Berryz工房）、ハロプロ研修生ら6名が選出。来年1月からのハロー！プロジェクトのコンサートツアーでお披露目される予定だ。

　カントリー娘。は1999年に結成。里田まいが所属するグループとして人気だったが、2007年以降メンバーが里田ひとりになり、近年は実質的に活動休止状態だった。

　そんな中、今年2月に「カントリー娘。新メンバーオーディション」を開催したが、結果は合格者なし。しかし今回、ハロプロ研修生から稲場愛香と山木梨沙、モーニング娘。12期メンバーオーディション参加者から小関舞、島村嬉唄、森戸知沙希、そして、来春に無期限の活動停止を発表しているBerryz工房メンバーの嗣永桃子を加えた全６名で、“新生カントリー娘。”を結成することとなった。

　グループ名は『カントリー・ガールズ』としてリニューアル。日本だけでなく海外でも活動できることの期待を込められている。来年1月からスタート予定のハロー！プロジェクトコンサートツアーでお披露目される予定だ。

　里田まいは、来年もアメリカでの生活が中心になるため、直接的にグループの活動には参加しないが、スーパーバイザーという立場で参加。グループが活動していく中でのアイデアを出したり、ブログなどを通しPR的な発信も行っていく予定だ。里田は「桃子をはじめとするハロプロ研修生や新メンバーが、新しい形で自分の原点であるカントリー娘。を引き継いでくれることを本当に嬉しく思っています」と喜びを表した。

　嗣永はプレイングマネージャーという肩書きで、新メンバーと一緒に活動。ただ、Berryz工房活動停止まではBerryzを優先しつつの活動となる。嗣永は「今後自分がどうなりたいかをたくさん考えた結果、やっぱり私にはアイドルしかいない！大好きなアイドルを続けたい！と思いました。そう考えていたなか、カントリー娘。のお話をいただき、とても光栄に思います」と語った。

　今回、ハロプロ研修生からカントリー・ガールズに加入する稲場愛香と山木梨沙は、研修生の中でも最年長の高校2年生コンビ。研修生からは、先に発表された、モーニング娘。'14 12期メンバー2人と、スマイレージ3期メンバー3人に続いてのデビュー組となった。先に年下メンバーが続々デビューを決めていく中、年長の二人の動向が注目されていた。というのも、研修生では通常17歳くらいが活動の上限となるためだが、今回晴れてデビューのチャンスをつかむことになった。

　なお、『カントリー・ガールズ』はつんく♂プロデュースではないが、ハロー！プロジェクト所属グループになる。

＜カントリー・ガールズメンバー＞
嗣永桃子（22歳） ※プレイングマネージャー
小関舞（おぜき・まい。12歳／中学1年 ／東京都出身）
島村嬉唄（しまむら・うた。14歳／中学２年／神奈川県出身）
森戸知沙希（もりと・ちさき。14歳／中学３年／栃木県出身）
稲場愛香（いなば・まなか。16歳／高校2年／北海道出身）
山木梨沙（やまき・りさ。17歳／高校２年／東京都出身）