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2014/10/31 16:31

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秋月三佳、初のラブシーンで相手役に“ガチ恋!?

東京国際映画祭で、映画『Starting Over』公式上映の舞台挨拶に登場した遠藤新菜、秋月三佳(左から)。(C)De-View
東京国際映画祭で、映画『Starting Over』公式上映の舞台挨拶に登場した遠藤新菜、秋月三佳(左から)。(C)De-View

 第27回東京国際映画祭の“日本映画スプラッシュ”部門に出品された『Starting Over』が、28日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズで公式上映され、主演の秋月三佳、遠藤新菜らが、上映前の舞台挨拶と、上映後の質問会に登壇した。

 東京の片隅で暮らす19歳の奈々(秋月)。この世で信じられるのは、母(渡辺真起子)と、そして同い年の同性の恋人・真凛(遠藤)だけ。奈々は愛を求めてふたりにぶつかるが、うまくはいかず思い悩む日々が続く。奈々は本当の愛に出合うことができるのか----!? 人間的に弱い部分、どうしようもない部分も含め、それぞれの女性の生き方をリアルに描いている作品だ。

 秋月にとっては、映画ではこれが2本目の主演作になる。前主演作の『風切羽ーかざきりばー』が西原孝至監督の目に留まり、オファーされたという。「私にとって初めてのラブストーリー」という本作で、奈々が愛するのは同性の真凛。「撮影期間中は遠藤さんのことを本当に愛していました!」と話すと、遠藤も「(相手役が)三佳だからよかった。現場にいる時からずっとイチャイチャしていました」と笑う。

 監督は演技指導は行わず、キャストには「脚本を読んで感じるままに演じてほしい」と伝えたそう。中には「20分間ずっとアドリブで喧嘩をしていた」(遠藤)シーンもあったという。

 撮影期間は実に半年に及んだ。キャストたちの表情の変化や成長にも注目だ。じっくり時間をかけた作品、そしてハードな内容に、「大変で、ストレス過多(笑)になっていました」と秋月。だが「またこういう時間をかけて作る作品と出合いたいです」と意気込む。やはり、じっくり作品に取り組めたことと、好きなように演じさせてもらったことに感謝しているという遠藤。「初めて身体を張った演技も経験できました。自分の中で納得いかない部分から抜け出せて、もっとできるかなと自信がつきました!」と演技面で大きな成長になった様子だ。

 作品の公開は未定だが、秋月は、これからもっと頑張って「この作品が(早く)公開できるような女優になりたいです!」と力強く語った。

関連写真

  • 東京国際映画祭で、映画『Starting Over』公式上映の舞台挨拶に登場した遠藤新菜、秋月三佳(左から)。(C)De-View

  • 上映会終了後の舞台挨拶より。(左から)渡辺真起子、遠藤新菜、秋月三佳、西原孝至監督。(C)De-View

  

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