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2014/04/18 14:41
逢沢りな、外岡えりかが難役にチャレンジ! W主演舞台が開幕
女優の逢沢りな(22)、外岡えりか(22)のW主演舞台『ボックスプロデュース ユキサキ』が17日に開幕。初日開演前にはゲネプロを実施し、その後W主演の二人がインタビューに答えた。
最近はモデルとしての活動も活発な逢沢と、歌や芝居など幅広く活躍する外岡、今回の舞台が初共演となる。二人は同じ事務所所属ながら、今回の共演が決まるまで、ほとんど会ったことがなかったそう。だが、同じ年齢ということもあり、息の合った芝居を見せてくれている。
ティーンの女の子が抱く、夢や不安、悩みを、爽やかに描いた同作。心理学科の大学生・ユキ(逢沢)は課題のレポートのテーマとして、ひきこもりになってしまった、かつての親友・サキ(外岡)を取材しようと思い立つ。幼い頃はいつも一緒だった二人が今回10年以上ぶりに再会、サキが引きこもる部屋の扉をユキがノックすると……。
今回、役を演じるにあたって、二人とも「すごく難しいと思いました」と口をそろえる。「サキは、10年以上、ある思いを胸に秘めていている女の子。それを表現するというのは挑戦だなと思いました」(外岡)、「ユキは、普段から自分のことばかり考えていて、謝るということをしたことがない女の子。そういう子が素直になるという変化を演じるのが難しかったです」(逢沢)。また二人の間にある、複雑な関係性を表現するのもお互いに難しかったようだ。
そんな難しい役だからこそ、女優として成長につながっていることも多いのかもしれない。「この役を最後まで演じ切ることで、役柄のサキと同じように、何か重い扉を開けられればいいなと思います」と外岡。また逢沢も「ユキのような、あまり演じたことがない役柄を演じることで、自分が演じられる役の幅が広がって、一歩成長できたらいいなと思います」と話す。
最後に今回の舞台について逢沢は「キャストはそれぞれの役を一生懸命演じていて、それぞれキャラが濃く、見ていて飽きないと思います。純粋に楽しめる作品です!」とアピール。また外岡は「誰もみな、生きていて、悩みなど“抱えているもの”ってあると思うんです。それは大きいにせよ、小さいにせよ…。この舞台のユキとサキの成長を見て、一歩踏み出す勇気を感じていただければ。日曜の千秋楽まで精一杯演じます!」と力強く語った。
舞台『ボックスプロデュース ユキサキ』は20日(日)まで東京・中野「劇場HOPE」で上演中。