“サングラス”と“ランドセル”がトレードマークの、美少女ロックユニットのMaria（マリア）が、お披露目ワンマンライブ『Maria’s MIRACLE Monday〜おちゃめなROCKの日〜』を、21日、東京・渋谷GARRET udagawaで開催した。

　Mariaは2012年に結成。当初は固定メンバーではなく、「候補生サバイバルユニット」として活動。日頃のレッスンもオーディションの一環ということで、候補生は成長が認められなければどんどん脱落していくというシステムだ。昨年の12月1日に正式メンバーが現在の6人に決まり、今年4月26日に始動。そしてこの日、お披露目ワンマンライブ開催に至った。

　神秘的な雰囲気の中、サングラスとランドセルのスタイルで登場した6人。1曲目『MARIA』からスタート。「ストレートなメッセージで心に響く曲」とメンバーもお気に入りの一曲だ。ヘビーなロックサウンドに乗せて、可憐な歌声が場内に響く。ダイナミックな振付でも魅せた。

　2曲目の『情けなくてもI love you』の終盤からは、サングラスを外して可愛い素顔を披露。さらに場内を沸かせた。MCでは「私たちがこうしてワンマンライブをできるのは奇跡のよう。その奇跡のパワーをたくさん吸収して、ハッピーな気持ちになってください」とメッセージ、大歓声を浴びた。

　3曲目『ブレイク〜今、10分前の未来』ではジャケットとサングラスを外してダンスでも見せた6人。彼女らのアイドル的な魅力が全開に。

　トークコーナーを挟み、後半はトロピカルなサンバなど多彩なサウンドで魅了する。そして本編ラストは新曲『I believe』。「夢を諦めない！　努力は決して無駄じゃない！　辛いことがあっても諦めず前に進もう！」というメンバーたちの今の思いを描いた曲となっている。歌い終えたメンバーたちは心をこめて生声で「本日はありがとうございました！」と挨拶した。

　そして熱烈なアンコールの歓声の中再登場した6人。再び『MARIA』を歌ったあとは“Maria　TIME”に。これはステージのメンバーを観客がデジカメやスマホなどのカメラで自由に撮影し、ブログやツイッター等のSNSに投稿してもらうというもの。ここでも大きな盛り上がりを見せた。最後にメンバー全員で挨拶。「アイドル界の頂点目指し、これからも一生懸命頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」と力強く誓った。